琉球王国時代から続く伝統芸能が盛んであり、数多のスターミュージシャンを生み出してきた沖縄。しかし、クラシック業界では様々な課題も・・
沖縄のプロオーケストラである琉球交響楽団では、定期公演以外は室内オーケストラ編成がやっとの現状で人材の確保にも苦慮し、経済的にも非常に厳しい状況が続いています。
また、演奏家を目指す若者も減っており、将来のクラシック業界を担う人材の育成が最大の課題です。そこで琉球交響楽団を中心に、沖縄でオーケストラとポップスのコラボ公演を展開しているビルボードクラシックス、そして沖縄に拠点をもつ沖縄タイムス社、よしもと沖縄などで構成されるプロジェクトチームがオーケストラ文化を沖縄県内でより広く認知してもらうために、フルオーケストラの演奏を聴ける機会を増やすととともに、子供たちが参加しやすい公演や離島での演奏活動や学校公演などを開催し音楽を親しんでもらう活動を展開しています。