消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワークとは
2016年、「買い物は投票!」を合言葉に、全国各地から 環境・人権・児童労働・消費者・フェアトレード・ファッション・国際協力・アニマルウェルフェアなど、さまざまな社会課題に取り組む39団体が結集し、エシカルな社会を実現するためのネットワークをつくりました。それが「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」です。
私たちは日々身の回りのさまざまな商品を購入し、生活しています。その品々一つひとつは社会や環境に影響を与えながらつくられています。商品がつくられる過程や背景を理解した上で、商品やその製造企業を選んで買い物すること。それは市民の意志が込められた「投票」だと私たちネットワークは考えます。
エシカルな買い物やサービスを、いつでもどこでも選べる社会にしたい
地球環境、人権、動物の福祉などに配慮してつくられた「エシカル商品」を選んで買うという「エシカル消費」は、海外では日常的になりつつあります。日本でもそのような商品選択をしたいという人も少しずつ増えてきています。ただ、日本ではまだ情報も少なく、難しいと思われているのが現状です。だから、エシカルな企業や商品、サービスを選択しやすくするために、わかりやすい情報が必要なのです。
私たちは、そんな社会の課題に真摯に取り組んでいる企業を選ぶため「企業のエシカル通信簿」をつくりました。買い物だけでなく、就職、投資にも役立つツールです。これまでアパレル、化粧品、家電など7業種計32社を調査してきました。
また、エシカルな商品(環境、人権、社会、未来を大切にした商品)やグリーンな商品には、どんな商品があるのか、どこで売っているのかを見つけられる情報サイト「ぐりちょGreen & Ethical Choices」もつくりました。ぐりちょ は、みなさんからの情報によって、さらに商品が充実していく2wayコミュニケーションサイトで、より詳しいポイント・視点などを知りたい人への情報も随時UPしています。
どうか、エシカルで持続可能な社会をつくりたい!と願う私たちの活動を、ぜひ皆さんで応援してください! どうぞよろしくお願いします。
消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク
共同代表 杦本育生 山岡万里子
ご支援の使い道
企業のエシカル通信簿とぐりちょを連動して、信頼性の高い情報を私たち市民・NGOから継続し発信しつづけることで、みんなの行動を変えて行きたいと考えています。
ご支援はこれらの調査活動やウェブサイトを継続していくために、大切に使わせていただきます。