活動・団体の紹介
2020年11月にスタートした「オルタナティブスクールすだち」は、小中学生対象の学び舎です。元公立学校の教諭をしていた代表が運営し、一人ひとりの個性を大切に、健やかな身体と豊かな心とたくましく生きていく力を付けてほしいとの願いを込めて立ち上げました。「すだち」の名前の由来は、「素立ち」と「巣立ち」。素立ちは、その子らしさを大切にすること。巣立ちは自立する力を育む場所であること。
活動の背景、社会課題について
公立の学校で勤務し、日々こどもたちと関わる中で、できることがある一方で、できないことがたくさんあることに大きな葛藤をいただいていました。数あるできないことのひとつに「一人一人を大切にした関わりができない」ということがあります。集団生活を意識したルールや日常の設計があるため、一人ひとりに寄り添う時間が現実的に取れないことが多く、本当にたくさんの子を置き去りにしてしまっているという感覚に、不条理さと、不甲斐なさ、力不足を感じました。それは私が思う理想的な教育の姿とは程遠く、一人ひとりと向き合おうとすればするほど、「組織」という大きなものが立ちはだかりました。
もっと一人ひとりとじっくり向き合う環境が創りたい。
そんな想いが創立のキッカケになりました。
もちろん「不登校」という社会課題があることもひとつ挙げられます。どうして不登校になるのか。それは行きたい場所ではなくなっているからです。過ごしたい場所ではなくなっているからです。学校は学習をする場ではありますが、安心して過ごすことができる、という大前提があるからで、それがなければ、学びの場にはなり得ません。まずは自分らしくいられる場所であること。そんな場所になるために、多くの人に必要とされるスクールを創っています。
活動内容の詳細、実績について
2020年11月にスタートしました。
日常の活動としては、お昼ご飯を作り、みんなで食べることだけは決まっておりますが、それ以外は自由に過ごしています。
時折、ゲスト講師を招いてワークショップをしたり、みんなで公共交通機関を利用して、お出かけをしたりと、活動の幅を広げています。
2023年には。一宮市の市民活動支援団体として登録をし、市の活動にも、みんなで参加するなどをしています。
代表者メッセージ
こどもたちは未来です。
可能性の塊です。
どんなふうにだってなれるし、どこへだって行けるし、なんだってできます。
こどもたち自身にも、そう思ってもらいたいんです。
学校へ行けないからといって
私なんて……と思ってもらいたくないんです。
たまたまその場所が肌に合わなかっただけ。
たまたま同世代の子たちと波長が合わなかっただけ。
ただそれだけのことで
無限の可能性に蓋をして欲しくないんです。
世間は広い。社会は広い。世界はもっともっと広い!
みんなと違う道を選んでいる自分を誇りに思ってほしいんです。
オルタナティブスクールすだちに通っていたから
今の自分がいる
と胸を張れるような環境をこどもたちと一緒に日々試行錯誤しながら創っています。
そうした想いにぜひお力添えをしていただけたら幸いです。
寄付金の使い道について
〇教育活動資金
ースクール外活動における交通費、参加費、入場費など
ーゲスト講師などをお招きする際の、講師代金な
〇設備代
ーiPadなどのタブレット端末などの購入費
ーWi-Fi環境導入資
〇備品代
ー工作などに利用する筆記用具や、画用紙、折り紙など
ーお昼ご飯調理に利用するカセットコンロなど
ーティッシュ、トイレットペーパー、食器洗い洗剤など
ー食器屋コップなどの食事に関するもの
〇お昼ごはん
ー調味料や常備品など