一般社団法人すまいの未来研究機構

兵庫中心の空き家を活かしたまちづくり活動を寄付で応援しませんか?

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一般社団法人すまいの未来研究機構(すまい研)は、兵庫県を中心に、利活用が難しい空き家に焦点を当てて、地域コミュニティ活性化とまちづくり活動に取り組んでいます。兵庫のまちを住み続けられるまちにするための、すまい研の地域創生活動を応援してください。

「なんかおもろいことをしたい」が まちづくりになるすまい研

すまい研にはいろんな人が集まってます。不動産屋、ジャーナリスト、建築士、芸術大学の学生など。「なんかおもろいこと・楽しいことをしたい」と思うメンバーが自分のできる「なにか」を活かして、あるテーマに取り組んでいます。

そのテーマは「空き家を通じたまちづくり」です。

空き家を起点にどのようにまちを活性化できるか。
みんなで考えたアイデアに、自分のできることを合わせる。それが地域のまちづくりにつながっていく。そんな団体です。

全国的に空き家の軒数が年々増加

近年、まちは様々な社会課題を抱えています。
すまい研が焦点を当てている「空き家」も、まちが抱える社会課題のひとつです。

総務省がおこなった「平成30年住宅・土地統計調査」によると、空き家の総数は1998年の576万戸に対し2018年は846万戸と20年でおよそ1.5倍に増加しました。 空き家率(住宅総数に占める空き家の割合)も1998年の11.5%に対し2018年は過去最高の13.6%と、2.1ポイント上昇しています。(参照:上グラフ)

個人が管理している空き家は、 明確な管理目的がない場合がほとんどです。そのため、個人管理の空き家が増えると、管理不十分の空き家も増加するということに繋がります。
管理不十分の空き家は、防災や衛生、景観などさまざまな点で問題が生じる原因となるため、増加を抑制する必要があります。

その地域に宿る想いが次世代にもつながるまちを目指して

今、空き家問題や過疎問題など、様々な課題を抱えるまち。
何にもしなければ、そのまま廃れていってしまうまちの方が多いと思います。

しかし、そういった状況下で、
「その地域に宿る想いが次世代にもつながるまち」
そんなまちをつくることが大切だと私たちは考えます。

商業施設ができて、昔からあった家が駐車場になる。それに合わせて、まち全体も新たな建物に変わっていく。便利に発展しているのかもしれません。しかし、その建物には地域の歴史や文化、営み、人々の想いが宿らない。効率性を重視した画一的な考え方が地域を席巻して、これまでその地域で築かれた想いがなかったことになる。

そうなると、私たちの子どもや孫はその地域で生きる必要性を感じなくなる。
建物から想いがなくなると人々からも想いが薄れていくのはないでしょうか。

魅力あふれるまちとは、人々の想いが建物に宿り、その建物から次世代も想いを宿す。
そんなまちだと思うのです。

理想のまちをつくるすまい研の活動

すまい研は理想のまちづくりのために、空き家・中古住宅の再生と利活用、まちづくりコミュニティの創出を軸として活動しています。それぞれの軸について、以下のような活動がございます。
 

■空き家・中古住宅の再生と利活用

・まちづくりアカデミー
地域に眠っている資産である「古⺠家や空き家などの歴史的建築物」を宿泊施設やレストラン等に活用し、地域の活性化につなげるため、「まちづくりアカデミー」を開講いたします。
本プログラムの受講対象は、古⺠家や空き家などの歴史的建築物の活用に意欲のある方になります。
明石市材木町及び丹波篠山市市内の物件を題材とし、座学と実践を通して、歴史的建築物活用のためのスキルアップを目指すことができます。
※まちづくりアカデミーは現在開校準備中です。

・すまい研のすまい検査「フェニーチェパック」
すまい研のすまいの検査フェニーチェパックは、空き家や築年数の経った住宅の劣化状況に不安を感じる持ち主の方のため、専門の建築士が住宅に訪問し、建物の状態を調査‧報告します。
また、しろありの被害状況確認や、中古住宅売買の際の不安を取り除くための建物状況調査として、活用できる今までにないサービスです。
 

■まちづくりコミュニティの創出

・地域コミュニティ創生支援プログラム
「この空き家をなんとかしたい」と思う人のもとにすまい研メンバーが集い、その空き家がある地域を観て‧聴いて‧感じて、隠されたまちの魅力を再発見します。そこから生まれる「こんなおもろいことできるんちゃう」を通して地域コミュニティの再生‧まちづくりを進めます。

・コワーキングスペース suki-ma
すまい研が運営する、JR神戸駅前から徒歩2分!個室スペースが充実した利便性の高いコワーキングスペースです。空き家を活用したまちづくりに興味のある方々に、様々な情報提供やアカデミープログラムの提供を行ったり、大学生のまちづくり活動のワークショップなどの貸切イベントも、随時開催を予定しています。もちろん、単日ドロップインや、大型モニター付き貸し会議室などの設備も充実しています。部活動のように活動しているチームすまい研のコミュニティ拠点にもなっています。

実際の活動事例

「神戸市西区平野町黒田」での活動

神戶市⻄区、⻄神中央のニュータウンから、車ですぐのところに、のどかな田園風景が広がっている「神戶市⻄区平野町黒田」というまち。そんな黒田のゆったりとした時間を過ごせる古⺠家で、地域の方や学生など様々な人が交わるようなイベントや企画を開催しています。
直近では、2022年11月6日に「ほっとする、黒田の休日〜古⺠家まちづくりプロジェクト〜」という企画を開催し、そばを作る体験や竹で灯篭を作る体験を古民家でおこないました。
様々な世代の人が30人弱集い、まちに賑わいをもたらすとともに、まちの古民家という宝物を再認識する機会となりました。

参加者メンバーの声

すまい研を寄付で応援しませんか?

兵庫県にて、空き家を中心とした地域コミュニティの活性化と理想のまちづくりをおこなうすまい研の活動を応援・サポートしたいが、時間がないので活動に参加できないという方は、是非寄付という形でご支援ください!

すまい研の活動を応援する意義

1.地域の想いやエネルギーが循環するまちづくりを実施

すまい研は、その地域の人々ともにまちの魅力を考え、まちの想いや魅力が宿る空き家を再生・利活用をおこなっています。
空き家が再生・利活用されると、そこを拠点として地域のコミュニティも再生し、次の空き家再生に繋がっていきます。
このように、すまい研の活動は地域の想いやエネルギーを循環させていくまちづくりとなっており、持続可能なまちをつくることに貢献しています。

2.コロナ禍で減少した学生への学びを創出

コロナ禍でどのように活動してよいか分からないといった学生も多い現状。
すまい研は、「自分のまちを良くしたい」「地域創生に関わりたい」「社会課題を解決したい」等の想いのある学生が、活動をおこなえるサポートを全力でおこないます。

すまい研の活動はSDGsにも貢献しています

すまい研の活動は、SDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」とSDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」の実現に貢献する取り組みとなっております。

寄付金の用途

すまい研サポーターの方からいただいた寄付金は、空き家問題解決に関する事業に使用させていただきます。具体的な使途は以下を想定しております。

・まちづくりコミュニティの活動に参加する学生の活動費
・学生を教育するために講師を呼ぶ費用
・コミュニティづくりのイベント費用
・空き家、空き地の清掃費用
・空き家で困っている人が建物調査を行う費用  等

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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