ユニバーサルビーチプロジェクト(UBP)とは
ユニバーサルビーチとは、障がいを持っている人、家族や仲間、小さなお子さんやご高齢の人まで、みんなが気軽に安⼼して海を楽しんでもらえるビーチです!
みんなの「できた!」につながるように、様々なアイテムとアイデアを駆使して、ユニバーサルビーチを実現していきます。
これまでに、全国31都道府県、56ヶ所でユニバーサルビーチ実現のための活動をしてきて、9つの兄弟プロジェクトが生まれています。
「生の感情」を原動力に、 言葉では表現できない経験をしてほしい。
人生初の海水浴”は、子どもをこんな表情にします。
海パンを忘れて波打ち際で子どもの様子を見ていたお父さん。
子どもの表情に我慢できず、思わず私服のまま、海に入ってきて撮ったツーショット写真です。
言葉では言い表せられない、衝動的に爆発する感情。それが、僕らの大切にする生の感情です。
なぜユニバーサルビーチが必要なのか
障がいを持っている人、その家族は、海を諦めてしまっています。
そもそも、海に出かけるというのが選択肢にない人が多いです。
例えば、⾞いすでビーチを通ろうとすると、⾞輪が砂にはまってしまう。
せっかく海に来たのに遠くから眺めることしかできない。
これが⾞いすユーザーの「常識」です。
そんな現状への解決策こそが、UBPが取り組むビーチのユニバーサルデザイン化です。
ユニバーサルビーチによってみんなが楽しめる海を⽬指します。
「車イスの人って海行くん?見たことないけど。」 から始まった
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト代表の木戸俊介です。
プロジェクトを始めた頃、こう聞かれました。
そもそも、車イスをはじめ障がいのある人は海に行くという選択肢自体がない人がほとんどです。
ビーチに行かないのではなく、ビーチに行っても楽しめない。そう思っている人が多いんです。
「車イスでは海を楽しめない」という既成概念をぶち破るため、須磨ビーチを車いすの人とその家族が一緒に海を楽しめるユニバーサルビーチにすることを目指してここまで走ってきました。
そこで生み出した「できた!」の体験、そこから始まるチャレンジを日本全国のみんなへ届けたい。
そのためにも、私たちは信念をもって活動を広げていきます。
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
代表 木戸俊介
海を飛び出し山や畑へ
コミュニティの中から、Minato Farmや就労継続支援B型事業所『Base(ベース)』など様々なプロジェクトや事業が立ち上がっています。それぞれの事業活動に、須磨UBPのコミュニティメンバーが参加したり、須磨UBPと連携したりすることも増えてきました。
これは、みんなが小さなチャレンジを続けていき、成功体験ができて自信につながり、「もっとこんなチャレンジをしてみたい」「次はこんなことだってやれる」とどんどん自分の世界を広げていったからだと思います。
“みんな”でつくるユニバーサルビーチ(ご支援の使い道)
私たちのプロジェクトは12人の有志が集まりスタートしました。
障がい者、海の家店主、ライフセーバー、行政マン、サラリーマン、看護師、デザイナー、記者。
みんな、色んな立場の仲間が少しずつ、持てる力を出し合ってカタチにしてきました。
色んな人が無理なく助け合うからこそ、ユニバーサルビーチは持続可能になります。
様々なアイテムとアイデアを駆使して、ユニバーサルビーチを実現していくのですが、アイテムの耐久年数もあり、継続的に活動を続けていくためには、皆さまのご支援が必要です。
皆さまからのご寄付は、主にユニバーサルビーチを実現するアイテムの購入費とボランティアの交通費として使用させて頂きます。
領収書について
ご寄付をいただいた方へ、毎年1回、寄付金受領証明書(領収書)を発行しております。もし事前に領収書が必要な場合は当法人までお問い合わせください。なお、領収日付は、お申込み日ではなく、各決済代行会社から弊団体に入金された日付となります。
また、継続寄付(毎月のご寄付)の皆さまには、前年1年間に、当法人にて領収を確認させていただいた寄付金の合計額にて発行させていただいております。