須磨ユニバーサルビーチプロジェクトとは
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは2016年に神戸・須磨の海が大好きな12人の有志のメンバーが発足。須磨ビーチを車いすの人とその家族が一緒に海を楽しめるユニバーサルビーチにすることを目指してここまで走ってきました。
「みんなの”できない”を”できた!”に変える」を合言葉に、障がいを持っている方やお年寄り、小さなお子さんまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及していく活動をしています。令和3年度より、中学社会公民の教科書に「持続可能な未来を目指す人々」と 題し、SDGs達成に向けた先進事例として掲載されています。
<主な受賞歴>
・ブルーフラッグベストプラクティス賞世界2位(2023年度)
・観光庁ブルーフラッグ認証事例(2022年度・2023年度 )
・教育出版中学公民の教科書掲載(2021年度 )
・観光庁持続可能な観光の実現に向けた先進事例(2020年度)
・IAUD国際ユニバーサルデザイン賞金賞(2019年)
・ひょうごユニバーサル社会づくり賞(2018年)
「車イスでは海を楽しめない」という既成概念をぶち破るために
ユニバーサルビーチとは?
ユニバーサルビーチとは、障がいを持っている人、家族や仲間、小さなお子さんやご高齢の人まで、みんなが気軽に安⼼して海を楽しんでもらえるビーチです!
障がいを持っている人、その家族は、海を諦めてしまっています。
そもそも、海に出かけるというのが選択肢にない人が多いです。
例えば、⾞いすでビーチを通ろうとすると、⾞輪が砂にはまってしまう。
せっかく海に来たのに遠くから眺めることしかできない。
これが⾞いすユーザーの「常識」です。
そんな現状への解決策こそが、UBPが取り組むビーチのユニバーサルデザイン化です。
ユニバーサルビーチによってみんなが楽しめる海を⽬指します。
「生の感情」を原動力に、 言葉では表現できない経験をしてほしい。
人生初の海水浴”は、子どもをこんな表情にします。
海パンを忘れて波打ち際で子どもの様子を見ていたお父さん。
子どもの表情に我慢できず、思わず私服のまま、海
に入ってきて撮ったツーショット写真です。
言葉では言い表せられない、衝動的に爆発する感情。それが、僕らの大切にする生の感情です。
私たちの目指す未来
VISION / 目指す未来
大きな世界は小さなチャレンジからはじまる
チャレンジは小さな成功体験を生みます。小さな成功体験は自己肯定感を生みます。
自己肯定感を積み重ねることで、目の前の世界が広がり、また新たなチャレンジをしたくなります。私たちはプロジェクトを通して、みんなが安心して、チャレンジできる世界を目指します。
Mission / 絶対にゆずれない信念
みんなのできないをできた!に変える
私たちは、人生のチャレンジのキッカケづくりを目指します。
私たちの活動は、いつも誰かのやりたい!が起点です。
チャレンジは自信を生み、その自信が次のチャレンジを生みます。
だからこそ、みんなのチャレンジを応援したいと思っています。
法人賛助会員プラン
プラン | 特典 |
1万円/月 | ・HPに企業ロゴ掲載 |
3万円/月 | ・HPに企業ロゴ掲載 ・イベントの共催 ・プロジェクト共催 |
5万円/月 | ・HPに団体ロゴ掲載 ・出張体験イベント ・あなたのエリアに出張ユニバーサルビーチ |
寄付プランごとの特典を用意しておりますが、面談を実施して企業様の実現したいこととすり合わせてイベントの共催や社内研修など柔軟に連携させていただいております。
現在の法人賛助企業様
法人賛助企業様の声と連携事例
ネスレ日本様
担当者様のお声
「ネスカフェ」や「キットカット」などを扱うネスレは、「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」というパーパス(存在意義)を掲げています。 神戸に本拠を置く企業として、神戸でできることを考えていたとき、須磨ユニバーサルビーチさんをご紹介いただきました。以来須磨海岸での海岸清掃&地引網や環境について考えるイベントなど、さまざまな取り組みを一緒に行っています。 これからも須磨ユニバーサルビーチさんと一緒に、地域の課題に楽しみながら取り組んでいけることを楽しみにしています。
連携事例
ビーチクリーン&地引網イベント
神戸に本社をもつ Nestle日本さんの社内イベントを一緒につくりあげました。現地にいらっしゃった社員の方々やそのご家族のみなさんと一緒にビーチクリーンや地引網を行い、お魚や海のお話を聞きました。また、同時進行で行ったオンライン配信では、地引網の様子から「お魚に触ってみたい!!!」、お魚と海のお話しには真剣に聞き入る姿があり、「海を好きになってほしい」「海を大切にしてほしい」という漁師さんやスマスイのスタッフの方々の想いも届けることができました。
六甲バター株式会社
担当者様のお声
六甲バター株式会社は「健康で、明るく、楽しい食文化の提供によって社会に貢献する」を経営理念に、日頃からまずは地元神戸に貢献し、地域の皆様に愛される企業になりたいと考え活動しています。 弊社が須磨UBPの賛助会員となったきっかけは、代表の木戸さんと「TEDx Kobe」というカンファレンスイベントでの出会いでした。障害者の方々も健常者の方々も分け隔てなく楽しめる須磨海岸でのビーチマット活動を通じて「出来ない、を出来た」に変える強い思いと行動力に共感しました。現在須磨UBPの皆さんと六甲山QBBチーズ館のある六甲山牧場での「山遊び」体験を実施すべく計画中です。ともに「出来ない、を出来た」に変える挑戦を続けていきたいと思います。
連携事例
QBBオンライン工場見学
感染対策を行いながら、見学施設の初披露を須磨UBPのイベントで実施させていただきました。 皆さんとチーズのひみつを学んでから、 みんなでチーズをつくって食べました! ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いや なぜ長持ちするか、美味しいか、形がいっぱいあるのかもわかりました! パリパリチーズのチョコサンドも、餃子の皮のなんちゃってデザートピザも美味しかったです。 みんなのオリジナルレシピ発表会で、QBB賞とUBP賞を受賞された方には後日副賞をお送り致しました!
monoAI technology株式会社
担当者様のお声
須磨UBP様とは昨年【全国ユニバーサルビーチの集い@XR CLOUD ビーチ supported by monoAI technology】にてご協力させていただきました。 コロナ禍においては交流に制約も多いですが、そんな中でバーチャル空間によって多くの方につながりを持っていただけ、また楽しんでいただけたことは弊社としても大変うれしく思います。 ぜひ今後ともご協力させていただけますと幸いです。
連携事例
全国ユニバーサルビーチの集い@XR CLOUD ビーチ supported by monoAI technology
クラウド上のビーチで全国のビーチをつなぎました。 ユニバーサルビーチの活動をされている方、ユニバーサルビーチ以外でも、ビーチクリーンや釣りをしている方々が一堂に会して、情報交換しました。 自由に集まれないこういう時だからこそ、企業、個人、仲間と力を合わせて取り組むこと。 また、積極的な活動が難しいからこそ、「攻め」の姿勢で新たなチャレンジを☆ バリアがあるからこそ面白い。 ビーチも、人生も。
代表メッセージ
須磨UBPでは、「”みんな”でつくるユニバーサルビーチ」という行動指針を大切にしています。”みんな”というのは、たくさんの人、という意味もありますが、それ以上に”色んな立場の人”という意味あいを大切にしています。
須磨ビーチを愛する、様々な立場の人々、様々な企業の皆さんと連携していくことで、様々な化学反応が起き、多くのチャレンジを実現してきました。
今後も、地域の人や企業と協力することで、須磨ビーチを、そして全国のビーチを、それぞれの強みを生かした素晴らしいユニバーサルビーチになるよう、活動を続けてまいります。
(代表・木戸)
領収書について
ご寄付をいただいた方へ、毎年1回、寄付金受領証明書(領収書)を発行しております。もし事前に領収書が必要な場合は当法人までお問い合わせください。なお、領収日付は、お申込み日ではなく、各決済代行会社から弊団体に入金された日付となります。
また、都度寄付の皆さまには、前年1年間に、当法人にて領収を確認させていただいた寄付金の合計額にて発行させていただいております。