特定非営利活動法人ル・スリール・ジャポン

会員として活動をOJVSの学びの場の環境向上、構築活動を応援する

OJVSは、継続した財政的な支援とともに、NPO法人としての意思決定の場である総会で議決権をもつ正会員、財政的な支援を中心にしていただく賛助会員の2つの会員制度で支えられています。 日本では馴染みの少ない西アフリカのフランス語を公用語とする国々の学びの場の環境向上、構築活動への関わり方は様々です。 OJVSの会員として、この地域の人々を笑顔にする活動に参加しませんか?

OJVSの会員とは

OJVSは正会員、賛助会員の2種類、そして、正会員と賛助会員のそれぞれに個人、学生、団体という種別を設けています。

OJVSの会員は…

  • 下記の年会費をお願いします
    * 正会員(個人) 5,000円
    * 正会員(学生) 3,000円
    * 正会員(団体) 20,000円
    * 賛助会員(個人) 3,000円
    * 賛助会員(学生) 1,500円
    * 賛助会員(団体) 10,000円

  • 総会への参加を通じて組織の運営に関わることができます
    * 年1回の通常総会、不定期の臨時総会があります。

  • 正会員は総会での議決権があります
    * 賛助会員には総会での議決権はありません。

  • 賛助会員の年会費は寄付金控除の対象です
    * 正会員の年会費は寄付金控除の対象外です。

  • 年2回の会報をお届けします
    * 活動報告やイベント情報などが掲載されています。

  • ご希望により領収書を発行します
    * 通常は経費節減のため、領収証の発行・発送を省略させていただいております。
    * 領収証が必要な方は下記のフォームへご入力ください。
    * 領収証の日付はお手続きいただいた日ではなく、弊団体に入金された日付となります。

 

 


特定非営利活動促進法の第2条(定義)、12条(認証の基準等)により、特定非営利活動(NPO)法人は以下の要件を常に満たしている必要があります。
 

  • 営利を目的としないものであること
  • 特定非営利活動を行うことを主たる目的とすること
  • 主たる目的が宗教および政治活動ではないこと
  • 特定の公職者(候補者を含む)もしくは政党を推薦、支持、反対することを目的としないこと
  • 10人以上の社員を有するものであること
  • 社員の資格の得喪に関して、不当な条件を付さないこと
  • 役員のうち報酬を受ける者の数が、役員総数の3分の1以下であること
  • 暴力団又は暴力団若しくは暴力団員の統制の下にある団体でないことなど


 5番目の項目の「社員」とは、会社の従業員とは異なり、議決権を持つ会員のことを指しており、OJVSを含む一般的なNPO法人では「正会員」にあたります。つまり、NPO法人として活動するためには、「常に議決権を有する10人以上の正会員」の存在が必須となります。


 

取り残されている人々が存在するどんな地域でも活動できるNGOを目指して

 世界の他地域と比較した際、サハラ砂漠南部のサヘルと呼ばれる半乾燥地域は、多くの分野において最も開発から取り残された地域の1つです。そのサヘル地域の国ブルキナファソの地方農村地域でル・スリール・ジャポン(OJVS)は2015年から「学びの場の環境向上、構築」活動を通じてル・スリール(笑顔)を広げる活動を始めました。

 サハラ砂漠の南のアフリカ地域をサブサハラアフリカといいますが、下図のように、学校へ通う子どもたちは着々と増えていますが、受け入れる学びの場にはまだまだたくさんの課題があり、留年、退学する子どもたちがたくさんいます。

 下図は世界銀行の統計をもとに作成した就学率(学校に通う子どもの割合)の各年ごとの変化です。

 しかし、2007年に結成された武装組織「マグレブ1のアル・カイーダ(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb)AQIM」などの活動範囲の拡大、リビア政変の影響を受け、旧カダフィ義勇兵(多くはマリ北部のトゥアレグ族)が2011年頃帰還し資金、武器などが拡散されたこと、さらに地域の国々の政情不安などの影響から西アフリカのサヘル地域の国々は非常に混沌とした状況に陥っています。

 そうした背景から、マリ、ニジェールの国境近くだけでなく首都ワガドゥグを含めブルキナファソ南部での襲撃事件が増加し、2019年に活動地域であった南西州を外務省が「渡航中止勧告」地域に指定しました。同時期に、国際協力機構(JICA)もNGOなど一般市民との連携事業である草の根技術協力事業の対象国からブルキナファソの除外を決定しました。
 さらに、2020年に一気に世界に拡大した新型コロナウイルスの影響から、連携し活動する政府開発援助(ODA)を取り扱う外務省やJICA、活動の資金支援をしていただく民間団体も活動地域を制限せざる得ない状況となっています。

 治安情勢、新型コロナウイルスの感染状況、連携組織、活動支援団体の動向を分析し、2021年から西アフリカのベナン共和国で活動を再開しましたが、今後は、ODA、民間団体との連携に加え、海外のNGOのようにあらゆる地域で活動を継続できる自己資金基盤のしっかりした団体を目指します。
 ひとつの国の中で地域によって生活環境がまるで異なり、学びの場の環境格差が広がり、学びの機会が著しく不平等な状況となっています。OJVSは今後も国の発展の恩恵を受けにくい地域を対象として励んでまいりますので、わたしたちのル・スリール(笑顔)を広げる「学びの場の環境向上、構築」活動へのご参加、ご支援をお願い申し上げます。

地図は外務省が随時更新している海外安全情報(2021年11月24日)です。詳細は外務省の海外安全情報へ

OJVSの活動

 わたしたち、ル・スリール・ジャポンのル・スリール(Le Sourire)は仏語で「微笑み」という意味になります。すべての人が笑って暮らせる世界になれば、という思いからつけた弊団体の仏語名Organisation Japonaise pour Vivre avec le Sourire(OJVS)(直訳:微笑みとともに生きるための日本の組織)から、和名のル・スリール・ジャポンは誕生しています。そして、わたしたちはこのル・スリールを「笑顔」という、より馴染みのある言葉にして使用しています。
 OJVSは学びの場の環境向上、構築を基盤にした笑顔への3ステップを通じて、「世界のすべての人々が毎日笑って暮らしていける世界」へ寄与できるよう活動を行っています。

 「学びたいという想いを抱えた人々のための学びの場の環境向上、構築に対して、地域の主体性を尊重し、地域と連携し取組み、それに関わる全ての人々の笑顔に寄与する」というOJVSの目的を達成するために以下の特定非営利活動を実施しています。
 各国で実施する具体的な活動は弊団体HPのル・スリール・ジャポンの活動をご覧になってください。

【特定非営利活動に係る事業】

  1.  学びの場の環境向上に関わる教材、備品など調達支援事業

  2.  学びの場における教授方法の質向上事業

  3.  学びの場の環境向上、構築に関わる施設の修繕、建設事業

  4.  識字、基礎的計算能力などを高めるためのノンフォーマル教育事業

  5.  学びの場の環境及び周辺地域における保健衛生事業

  6.  日本文化交流事業

  7.  その他この法人の目的を達成するために必要な事業

 

団体情報
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