障がい作業所ソンパオ
障がい作業所ソンパオには、ポリオで手足に障がいが残った人、ケガで指を失った人、先天的な障がいのある人など、25名が働き暮らしています。
2017年、障がい当事者であるジャーさんに「障がいがあっても最低賃金を保障できるような作業所を作りたい、手伝ってほしい」と相談され、立ち上げから見守ってきました。小さくはじめた作業所が、現在は25名のメンバーと暮らす場所になりました。
途上国で障がいを持つというのは、立ちはだかる壁との戦いです。社会福祉制度が整っていない国で、自分らしく暮らしていくには「自立して働く」ことが重要になります。
SWHは日々現地に通い、職業訓練を実施しながら、様々な生活支援を行っています。
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栄養と医療支援
手足に障がいのあるメンバーは思うように体が動かせず、うまく体内で循環できていないケースが多くみられます。
水分を十分に摂取できてない、特に必要な栄養素をとれていない等の問題で、体調を崩しているメンバーもいます。またまだ収入が安定していないことから、日々の食事は野菜が中心で、お肉やお魚を食べることが出来る日は少ないです。出すことが出来た日も25名で配分すると量が少なくなってしまいます。
私たちも、日々出来るかぎり病院に連れて行ったり、栄養のある食材を届けるようにしていますが、力が足りず十分な支援を行う事ができていません。
しっかり働くためにもまずは健康から、という事で栄養補助&医療支援のサポーターさんを募集したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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ご支援の使い道
◆1週間50キロのお米 半年分の補助を目指します
◆お肉やお魚など、高たんぱくの食品を定期的に食べられるようにサポートします
◆体が小さい子も多いので、子ども達には栄養バランスがとれるようドリンクなどの補助
◆特に心配な子については肝油やビタミン剤などの補助
◆体調不安のある4名について、通院補助