公益財団法人資生堂子ども財団

社会的養護下で暮らす子どもたちの進学支援/「奨学生応援サポーター」になる

資生堂子ども財団は、子どもたちの未来を創る「⼦どもへの⽀援」、子どもたちを育む人が学ぶ機会を創る「子どもを育む職員への支援」、子どもたちを皆で支える社会を創る「情報発信・共有」の活動に取り組んでいます。 社会的養護下で暮らす子どもたちの奨学金支援のため、マンスリーサポーター(月額寄附)を募集しています。

資生堂子ども財団とは

⼦どもたちが希望を持ち 
⾃ら歩むことができる社会を⽬指して

1972年の設立以降、次代を担う子どもたちの健やかな成長を願い活動を続けています。


■ビジョン(目指す未来の姿)
「すべての子どもが笑顔にあふれ、自分らしく輝く社会へ」
子どもたちが、自身の置かれた環境によって将来の選択肢を制限されることなく、夢と希望を持って自分らしい人生を歩むことができる社会を実現したい。私たちのビジョンには、このような想いが込められています。

■ミッション(私たちの使命)
志を共にする仲間とつながり、子どもたちの生きる力を支援する

子どもたちの健やかな育ちを願う大人がつながり、それぞれの知恵や強みを持ち寄ることで、子どもたちが社会で活躍していくための準備を後押しします。

資生堂子ども財団が取り組んでいること

社会的養護下で暮らす子どもたちの高等教育進学に際し、経済的負担や不安を軽減しするため、年間50万円を返済不要で給付しています。加えて、交流会の開催や生活用品の支給も行っています。

設立35周年事業として2007年に開始された本奨学金は、これまで88名の奨学生を支援してきました。

社会的養護下で暮らす子どもたちを取り巻く現状

親と離れて暮らす子どもたちは、日本に約42,000人おり、社会的に養護されています。
社会的養護とは、様々な理由で親と暮らせない子どもたちを、公的責任で保護し、社会的に養育するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことです。社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体でこどもを育む」を理念として行われています。

子どもたちの多くは、施設や里親等のもとを巣立った後、経済的、精神的に自立して生きていかなければなりません。
自立するまでの道のりは決して平坦なものではなく、子どもたちは大いに悩みながら、希望を胸に、しかし時には諦めながら、就職や進学など大きな決断をしていきます。

子どもたちの進学率は?
〈高校等卒業後の進路(令和3年度データ)〉
児童養護施設で暮らす子どもたちは、高校を卒業した後、38.6%が大学や短大、専門学校等に進学し、53.8%が就職しています。里親のもとで暮らす子どもたちは、高校卒業後、60.6%が進学し、29.4%が就職しています。全高卒者の77.1%が進学することと比較すると、かれらの進学率が極端に低いことがわかります。しかし、近年は、進学にチャレンジする子どもたちも少しずつ増えています。※こども家庭庁資料集「社会的養育の推進に向けて(令和5年4月5日)」より

進学を選択しない理由は、さまざまありますが、進学にかかる経済的な負担や、アルバイトと学業の両立などの精神的・体力的負担が子どもたち自身に重くのしかかることも理由の一つとして挙げられます。2020年4月から国が「高等教育の修学支援新制度」を開始し、場合によっては、施設や里親のもとで暮らす子どもたちの大学や短大、専門学校等の授業料等は減免されるようになりました。しかし、依然として、大学生活にかかる費用は自分で稼ぐ必要があり、大きな経済負担になっています。

⼦どもたちの未来のためにあなたにできること

資生堂子ども財団では、社会的養護下で暮らす高校生を対象とした給付型奨学金を実施しています。
大学、短大、専門学校に進学する子どもたちに、年50万円を給付します。 加えて、交流会の開催や生活用品の支給も行っています。
さらなる奨学⾦事業の拡充を⾏い、より多くの社会的養護下で暮らす⼦どもたちの進学を⽀えるために、「奨学⽣応援サポーター」になっていただけませんか?

いただいたご寄附の使い道

①毎月の奨学⾦支給

 当財団は、現在、17名の奨学生に年間50万円を給付しています。

②奨学⽣への支援活動の充実

当財団は、様々な取り組みを通じて奨学生の学生生活を応援しています。
・奨学生交流会
同じ奨学生として互いに支え合う関係を築く機会として、活動報告や気軽なおしゃべりをするオンラインでの交流会を年に数回開催しています。限られた時間の中でも楽しくリフレッシュして前向きな気持ちになってもらえるよう、奨学生が主体的に参加できるプログラムを実施しています。
・「ぎんざ通信」
学業と自立した生活の両立に日々忙しく奮闘する奨学生たちの力になりたいという想いから、お盆や年末年始などの長期休暇に合わせて、暮らしに役立つ情報メッセージと食品や日用品を詰め込んだ「ぎんざ通信」を送付しています。
   
進学を望む社会的養護下で暮らす子どもたちをより多く支援できるよう、奨学金事業の充実を図っていきたいと思います。温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

奨学金選考委員からの声

家庭環境等から様々な支援を必要とする子どもたちにとって、日々の生活や会話等による直接的な大人とのかかわりだけでなく、本奨学金事業での支援を受けた経験、支えてもらった実感が、子どもたちの大事な財産として残っていくことと思います。今後このような取り組みが一層広がり、一人でも多くの子どもに届くことを期待しています。どうぞご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

資生堂子ども財団奨学金 選考委員
こども家庭庁 支援局 家庭福祉課 児童福祉専門官 
國澤 有記さま

「奨学生応援サポーター」なっていただいた方には

①メールマガジンをお届けします
ご寄附いただいた⽅に、奨学金事業の活動報告をお届けします。

②年次活動レポートをお送りします
私たちの1年間の活動や、⾏った⽀援等について掲載した年次活動レポートを、寄附者さまへお届けします。

よくあるご質問

① 利用できるクレジットカードを教えてください。
VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubのクレジットカードをご利用いただけます。

②    クレジットカード以外の寄附の方法はありますか?
〈一回だけのご寄附〉
 クレジットカード決済だけではなく、銀行振込によるご寄附を受け付けております。
 銀行振込をご希望の方は、寄附決済フォームにて、銀行振込をご選択ください。
〈毎月のご寄附〉
 クレジットカード決済のみのご対応となります。

③    毎月寄附の自動引落日・口座振替日はいつですか?
クレジットカードでの決済は申込日が決済日となります。毎月のご寄附の場合は、1回目は申込日、2回目以降は毎月15日が決済日となります。引落日はクレジットカード会社とのご契約により異なりますので、クレジットカード会社にご確認ください。

④    税金の優遇措置はありますか?
当財団は、税額控除制度適用対象法人の証明を取得しているため、税制上の優遇措置を受けることができます。

⑤    領収書はいつ届きますか?
 〔クレジットカードでのご寄附の場合〕
確定申告に合わせて、前年1年分を翌年の1月下旬にお送りいたします。尚、クレジットカードでいただくご寄付は、実際に法人に入金された日が受領日となりますので、1月下旬に発行される領収書は11月決済分までとなります。
  《ご留意点》
※領収書年月日は、カード決済日ではなく決済代行会社から当財団への入金日となります。なお、入金日は、カード決済日の1ヶ月後となります。
 〔銀行振込でのご寄附の場合〕
 銀行口座への入金日の翌月に領収書を発行いたします。

団体情報
公益財団法人資生堂子ども財団
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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