高木仁三郎市民科学基金

高木仁三郎の遺志を受け継ぎ20年 様々な社会課題の現場で市民が取り組む調査研究を一緒に支えてください!

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支援総額
8,832,500
88%
目標金額 10,000,000
サポーター
504
終了しました
2022年10月20日 23時59分 まで
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした核化学者、高木仁三郎(1938-2000)の遺志に基づいて設立されたNPO法人です。現代の科学技術は、私たちに様々な利便性を与えた一方で、市民社会や地球環境の脅威となっているような課題も少なくありません。高木基金は、その解明と解決を目指す調査研究活動を、市民から寄せられた寄付を財源として助成する「市民ファンド」です。私たちは今回のクラウドファンディングを通じて、高木基金の活動についてより多くの方に知っていただき、仲間になっていただきたいと考えました。高木基金は、困難な問題の現場で調査研究に取り組む助成先のみなさんと、その財源を支えてくださる寄付者のみなさんとがつながり、交流する中で、問題解決への道を見いだすことを目指しています。ぜひあなたのお力を貸してください。
2022-09-04 14:18
成果発表会1日目
2021年度に高木基金の助成を受けて実施された国内枠調査研究12件について、その研究成果を、9月3,4日の2日に分けて助成先のみなさんに報告していただいております。

9月3日、2021年度高木基金助成先の成果発表会 1日目が開催されました。

代表理事の河合弘之よりあいさつしてスタートし、この日は、休憩を挟み6件の報告がありました。

みなさんの報告を聞き、沖縄や北海道、福島・・・各地の報告から見えてくるもの、テーマは基地建設、産業廃棄物、被ばく、汚染水・・・など様々ですが、決してその地域の問題ではなく、日本の問題であること、日本全体の不都合を、日本のどこかが背負っている構図、法がゆがめられ、特例措置や抜け穴、都合良い解釈によって、あらゆる不都合がまかり通るようになていた現実、これらは共通しているのではないかと思いました。

各報告者の助成内容の詳細や当日のプログラム内容はこちらからご覧いただけます。

以下、助成先のお名前をクリックいただくと、助成テーマの詳しい情報をご確認いただけますが、現時点で中間報告のみの表示となっております。最終報告の掲載まで今しばらくお待ちください。


 徳田 安春さん
『沖縄県における肥満と血中の残留性有機汚染物質perfluoroalkyl substances (PFAS)濃度              の関連調査』

 大浦湾海底生物調査会 馬渕 一誠さん
『沖縄県名護市大浦湾の海底生物調査』

 あびらの自然を守る会 内藤 圭子さん
『北海道庁が許可した産業廃棄物処分場計画の許可プロセスの見直しと地域環境リスク評価に           関する調査研究』

 福島老朽原発を考える会 青木 一政さん
『放射能ごみ焼却炉周辺住民の尿検査による内部被ばく調査』

 原子力資料情報室 伴 英幸さん
『日本の核のゴミの海外輸出』

 いわき放射能市民民測定室たらちね 鈴木 薫さん
『たらちね海洋調査 ~東京電力福島第一原発周辺海域における海水のトリチウム濃度の測定と記録~ ①』

団体情報
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