
9月3日、2021年度高木基金助成先の成果発表会 1日目が開催されました。
代表理事の河合弘之よりあいさつしてスタートし、この日は、休憩を挟み6件の報告がありました。
みなさんの報告を聞き、沖縄や北海道、福島・・・各地の報告から見えてくるもの、テーマは基地建設、産業廃棄物、被ばく、汚染水・・・など様々ですが、決してその地域の問題ではなく、日本の問題であること、日本全体の不都合を、日本のどこかが背負っている構図、法がゆがめられ、特例措置や抜け穴、都合良い解釈によって、あらゆる不都合がまかり通るようになていた現実、これらは共通しているのではないかと思いました。
各報告者の助成内容の詳細や当日のプログラム内容はこちらからご覧いただけます。



以下、助成先のお名前をクリックいただくと、助成テーマの詳しい情報をご確認いただけますが、現時点で中間報告のみの表示となっております。最終報告の掲載まで今しばらくお待ちください。
◆ 徳田 安春さん
『沖縄県における肥満と血中の残留性有機汚染物質perfluoroalkyl substances (PFAS)濃度 の関連調査』
◆ 大浦湾海底生物調査会 馬渕 一誠さん
『沖縄県名護市大浦湾の海底生物調査』
◆ あびらの自然を守る会 内藤 圭子さん
『北海道庁が許可した産業廃棄物処分場計画の許可プロセスの見直しと地域環境リスク評価に 関する調査研究』
◆ 福島老朽原発を考える会 青木 一政さん
『放射能ごみ焼却炉周辺住民の尿検査による内部被ばく調査』
◆ 原子力資料情報室 伴 英幸さん
『日本の核のゴミの海外輸出』
◆ いわき放射能市民民測定室たらちね 鈴木 薫さん
『たらちね海洋調査 ~東京電力福島第一原発周辺海域における海水のトリチウム濃度の測定と記録~ ①』