高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした核化学者、高木仁三郎(1938-2000)の遺志に基づいて設立されたNPO法人です。現代の科学技術は、私たちに様々な利便性を与えた一方で、市民社会や地球環境の脅威となっているような課題も少なくありません。高木基金は、その解明と解決を目指す調査研究活動を、市民から寄せられた寄付を財源として助成する「市民ファンド」です。私たちは今回のクラウドファンディングを通じて、高木基金の活動についてより多くの方に知っていただき、仲間になっていただきたいと考えました。高木基金は、困難な問題の現場で調査研究に取り組む助成先のみなさんと、その財源を支えてくださる寄付者のみなさんとがつながり、交流する中で、問題解決への道を見いだすことを目指しています。ぜひあなたのお力を貸してください。
2022-09-07 08:55
スタート5日で約90万円のご支援をいただきました。
9月2日にクラウドファンディングを開始し、これまでに50名を超える方からご支援をいただきました。目標達成まで、まだまだ長い道のりです。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。(事務局長 菅波 完)
9月2日(金)にクラドファンディングをスタートし、9月3日・4日には、昨年度国内枠助成の成果発表会を開催し、この場でもクラウドファンディングのアピールしました。
高木基金として、従来はニュースレターとともにお送りする郵便振替用紙で会費・寄付を送金していただくのが基本的なスタイルでしたので、このクラウドファンディングは初めての取り組みです。
目標とする1,000万円は、高木基金として、一般の支援者のみなさんから寄せられる1年間の会費・寄付に匹敵する金額であり、これを10月20日までの49日間で集中的に集めようという今回の取り組みは、かなり「背伸び」をしたものでした。
このあと、10月初旬にニュースレターを発行するなどして、従来からの支援者のみなさんにも、あらためて協力をお願いする予定ですが、期限までに目標の1,000万円を達成できるよう、全力で取り組みます。
これまでにご寄付をくださった50名の方の中で、11名の方は、全く新規の支援者で、今回のクラウドファンディングにチャレンジしたことの成果だと考えています。
このクラウドファンディングの支援金額は、「1,000円以上」という設定ですが、高木基金の活動を理解し、応援してくださる方の人数を増やすが、金額以上に重要だと思っています。
すでにご寄付を下さったみなさまにも、ぜひ、まわりの方へのご紹介など、引き続きご支援をいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
高木仁三郎市民科学基金 事務局長 菅波 完