高木仁三郎市民科学基金

高木仁三郎の遺志を受け継ぎ20年 様々な社会課題の現場で市民が取り組む調査研究を一緒に支えてください!

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支援総額
8,832,500
88%
目標金額 10,000,000
サポーター
504
終了しました
2022年10月20日 23時59分 まで
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした核化学者、高木仁三郎(1938-2000)の遺志に基づいて設立されたNPO法人です。現代の科学技術は、私たちに様々な利便性を与えた一方で、市民社会や地球環境の脅威となっているような課題も少なくありません。高木基金は、その解明と解決を目指す調査研究活動を、市民から寄せられた寄付を財源として助成する「市民ファンド」です。私たちは今回のクラウドファンディングを通じて、高木基金の活動についてより多くの方に知っていただき、仲間になっていただきたいと考えました。高木基金は、困難な問題の現場で調査研究に取り組む助成先のみなさんと、その財源を支えてくださる寄付者のみなさんとがつながり、交流する中で、問題解決への道を見いだすことを目指しています。ぜひあなたのお力を貸してください。
2022-09-16 17:29
ジャーナリストの井田徹治さんから応援メッセージをいただきました。
共同通信社の編集委員で、環境問題・エネルギー問題等に関する報道・論説などで活躍しておられる井田徹治さんが、高木基金への応援メッセージを寄せてくださいました。(事務局長 菅波 完)

 高木基金のクラウドファンディングに、共同通信社の編集委員で、環境問題・エネルギー問題等に関する報道・論説などで活躍しておられる井田徹治さんが、応援メッセージを寄せてくださいました。以下、井田さんからいただいたメッセージです。(事務局長 菅波 完)


 

  市民科学者を支える社会的な基盤の強化が求められている 

               環境ジャーナリスト(共同通信社編集委員) 井田徹治

 原子力発電やプルトニウムに関連する取材の中で、時の権力者や政治的な圧力から離れ、市民の立場に立った市民科学とそれを実践する市民科学者の重要性を私に教えてくれたのが高木仁三郎さんでした。市民科学者がいるなら、市民科学記者がいてもいいだろう、などと思い、公私にわたる活動の中で、可能な限り市民科学者の声に耳を傾け、それを支える市民団体の活動を応援することを行動原理の一つとしてきました。

 2011年の東京電力福島第1原発事故を経験し、社会が多面的な環境危機に直面する今、残念ながら、われわれは市民の声に真摯に耳を傾ける政府を持つことができずにいます。市民科学者を支える社会的な基盤も、市民自体の重要性への認識も、欧米に比べて決して十分とは言えません。

 市民社会に足場を置いた科学者や、それを支える基盤の強化が今ほど、求められていうる時はないと思います。高木さんの遺志を継ぐ高木仁三郎市民科学基金の活動が、さらに大きなものとなることを期待しています。

 

団体情報
高木仁三郎市民科学基金
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