高木仁三郎市民科学基金

高木仁三郎の遺志を受け継ぎ20年 様々な社会課題の現場で市民が取り組む調査研究を一緒に支えてください!

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支援総額
8,832,500
88%
目標金額 10,000,000
サポーター
504
終了しました
2022年10月20日 23時59分 まで
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした核化学者、高木仁三郎(1938-2000)の遺志に基づいて設立されたNPO法人です。現代の科学技術は、私たちに様々な利便性を与えた一方で、市民社会や地球環境の脅威となっているような課題も少なくありません。高木基金は、その解明と解決を目指す調査研究活動を、市民から寄せられた寄付を財源として助成する「市民ファンド」です。私たちは今回のクラウドファンディングを通じて、高木基金の活動についてより多くの方に知っていただき、仲間になっていただきたいと考えました。高木基金は、困難な問題の現場で調査研究に取り組む助成先のみなさんと、その財源を支えてくださる寄付者のみなさんとがつながり、交流する中で、問題解決への道を見いだすことを目指しています。ぜひあなたのお力を貸してください。
2022-10-01 18:23
2022年度の国内枠助成先の紹介
今回のクラウドファンディングは、2022年度の助成事業の資金とするものですが、国内枠の助成先は、7月30日の「公開プレゼンテーション」を経て決定しました。

高木基金では、「市民科学」にふさわしい助成先を選考するために、国内枠助成の最終選考で公開プレゼンテーションを実施しています。公開プレゼンテーションでは、高木基金の役員だけでなく、一般の方も参加する場で、書類選考を通過した助成応募者に、調査研究計画を発表していただき、質疑応答を行います。最終的な助成先、助成金額は、高木基金の理事会で決定しますが、公開プレゼンテーションでの発表・質疑応答の内容を重視して判断します。

公開プレゼンテーションは、助成選考の場であるとともに、助成応募者同士が情報交換をしたり、高木基金の役員と個人的な議論をしたりする機会としても、重要な役割をはたしてきました。

ここ数年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年度は公開プレゼンテーションを中止し、2021年度はオンラインのみで実施するなどの対応を迫られました。今年7月30日に開催した2022年度助成の公開プレゼンテーションでは、会場参加とオンラインの併用としました。かつてのような交流・意見交換の場としては、十分なものではありませんでしたが、限られた人数とはいえ、実際に顔を合わせて議論することの大切さをあらためて感じました。

公開プレゼンテーション終了後に、理事会で決定した助成先は以下の通りです。助成先のお名前のところをクリックすると、高木基金のウェブサイトに掲載している助成研究の概要がご覧いただけます。

公開プレゼンテーションに限らず、高木基金の助成事業(特に国内枠助成)においては、助成先のみなさんの調査研究の状況や、その成果を、広く一般のみなさんに共有することを重視しています。一般のみなさまからもご質問、ご意見などがありましたら、高木基金の事務局にぜひお知らせください。(高木基金 事務局長 菅波 完)
 

■ 2022年度国内枠助成先一覧(12件 助成合計金額550万円)

団体情報
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