美しい棚田を未来の子どもたちへ~NPO法人棚田LOVER's~
NPO法人棚田LOVER'sは兵庫県神崎郡市川町で棚田でのお米を育てる体験、自然体験を通じて、自然環境の素晴らしさを16年間伝え続けています。棚田にはとても爽やかな風が吹いています。
かすかに土の香り。清らかな水。涼しさをまとった、市川の風。
この「命」を感じる風景が、私たちの故郷です。
「あと5年でここの棚田はなくなる。」理事長が大学生の時に地元の農家の方々からそう告げられ、
そんな未来を変えるべく仲間を集い活動し続けています。
棚田で棚田フェスを開催し、大綱引きとともに棚田の現状と素晴らしさを伝えたい!
だからこそ、「日本の伝統文化である棚田を残し、未来の子どもたちへ繋げたい。」 この想いを胸に16年間、僕の故郷である兵庫県の市川という場所で毎年お祭り(フェス)を開催し、夢を実現し続けてきました。 最初の年は120人だった参加者数が、2021年には1000 人にまで増えるほど大きなお祭りへと成長してきました。 「僕ができることで、この棚田と自然が美しい市川の町を守り盛り上げていきたい。」 ひたすらそういう想いで続けてきています。
このお祭りでは、米粒から育てた、稲のわらを仲間と縄にして、それを綱にして
つなでつながろうという想いの大綱引き大会をメイン企画としています。
そして、バンドの演奏、さまざまな地元の美味しいものや品物を扱う出店団体が多くお越しくださり、
毎年とても盛り上がっています。そのお祭りを今年は棚田で開催します!!
【棚田♡(ラバーズ)フェス2022】10月22日(土)、23日(日)詳細
サポーター、出店者、大綱作り大会参加者を募集しています。
サポーター募集フォーム
出店者募集フォーム
大綱作り大会2022申し込みフォーム
https://onl.bz/CXxqXB6
過去の棚田フェスの綱引き大会の紹介動画
日本のピラミッドといわれる美しい棚田の素晴らしさ
棚田は、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に造られている水田です。
先人たちが何世代にもわたって、知恵と労働で育て上げ、自然と人が一体となった“情熱の結晶”なのです。
海外では「日本のピラミッド」とも言われる棚田。
棚田にはダムとしての役割があり、地滑りや洪水を防ぐ、そして、山から流れ出す水を蓄える機能もあるんです。
棚田が保全されることで、自然災害の防災にもつながるということです。
さらに山と平地の間という環境にあるため風害を防ぎ生物多様性を育み、
生態系を保全する重要な役割も担っています。
機能面のみならず、棚田が四季折々に見せる美しい景観も魅力の一つ。
市川町の上牛尾寺家には400年以上前から美しい棚田が広がっているのです。
全国の棚田の40%が失われている!
市川町の上牛尾寺家には400年以上前から美しい棚田が広がっているのです。
ところが今では平地の水田に比べて機械や水が入りにくく、耕作にはかなりの重労働を伴います。
鳥獣被害も多く生計を立てることも困難なため全国にある
東京都の面積と同じ22万haの棚田のうち40%が
下の写真のように無残にも放棄されているという状況。
2011年に、地域の方々に実施したアンケート調査では
「あなたが所有する農地の跡を継ぐ人はいますか?」という問いに対して
88戸の農家のうち、実に34戸(38.6%)に「後継ぎがいない」という現状でした。
「棚田を存続させたいけれど、自分の子どもには引き継がせたくない」
と地元の方々は言うのです。
このままでは、市川町の棚田も荒れ果てていくことは明らかです・・・。
==ご支援の使い道==
みなさまの応援が棚田・地域を盛り上げ、未来の子どもたちにつなげることにつながります。
このプロジェクトの有言実行のために、
下記の必要な経費をクラウドファンディングで募りたいです。
みなさまのご協力で美しい棚田を未来の子どもたちにつないでいきます。
皆さま、どうぞご協力よろしくお願いいたします!!
開催資金として下記の合計1,023,050円のうちまずは500,000円を募ります。
棚田再生費(草刈り機、作業費)200,000円
チラシ印刷、デザイン費 56,300円
パンフレット印刷、デザイン費 43,300円
出演者謝金(音響・交通費含む)257,000円
準備・片付けの作業代 160,000円
文具費 25,000円
食材費(もちまきのもち代等) 20,000円
警備費 35,000円
支援のお礼の材料代、送付代 66,450円
結婚し、赤ちゃんが生まれた棚田くんからのメッセージ
美しい棚田、古民家を未来の子どもたちにつないでいくために16年間、 素晴らしさを伝えて、想いや夢を実現してきました。 その集大成として、2021年には棚田くんが行くという本も出版し、秋の棚田フェスには約1000名の来場とともに女優の上野樹里さんもお越しくださいました。これだけ多くの方が来てくれて、皆さんが笑っている姿を見ていると、イベントを開催して本当に良かったと心から思うのです。
そして、結婚し、自分の子どもも生まれ、さらに想いが高まっています!
最幸の仲間と最高の時間を過ごしましょう!
大自然、田舎、農業、食、そして棚田、それらに関心があるあなた!ご支援おまちしています!
棚田を応援し、寄付していただいた方へのお礼
活動紹介動画(2021年7月4日サンテレビ放送)
認定NPO法人サービスグラントのふるさとプロボノの支援先として協働した時の記録映像
==応援メッセージをいただきました==
ポプラ社大久保徹さん
「稲わらから縄をつくり、みんなで楽しく大綱引きを」
ハイサーイ! 沖縄県西表島出身の三線アーティスト、まーちゃんうーぽーです。
棚田ラバーズ、棚田くんの思いに共感し、 今年もお祭りを盛り上げてゆきます!
コロナや自然災害、気候変動、環境問題により、いろんな気づきがやって来たと思います。
ぼくたちは、人としての生き方を、考え直すときが来ています。
今こそ、原点にもどり日本人としての、 魂を取り戻してほしいと願っています!
そんな中で、この棚田フェスがより意味のあるものになるようにと願い
3年前に『大綱引き』を提案しスタートさせました!
「稲わらから縄をつくる」ことは、とてもシンプルなことです。
しかしながら、今では農業に関わる人でも出来なくなってしまっています。
ぼくは、西表島に育ちながら田んぼをしていた、 おじーちゃんや伝統行事の『豊年祭』を受け継ぐなかで、
自然に心と体で、縄や大綱づくりを受け継いできました。
お米を食べる日本人だからこそもっともっと 心の故郷である田んぼで田植えや稲刈りをしたり、
泥んこになって遊んでほしいですし出来れば、
子どものときから、稲わらから縄をつくるという大切な日本の魂(技術)を受け継ぎ、感じてほしいです!
先日開催した、「縄づくりワークショップ」でも最初は、 無理とか、できないとか言ってた人もだんだんと、
縄が出来るようになってきました。 頭で考えるよりも、手を動かしながら、体で覚えていくものなのです。
最後は、みんなの縄を、さらに合わせて編み込んで大綱にします! 稲わら(自然素材)100%で生まれた大綱で、
楽しく綱引き大会をしました。 1本の細い縄ならば、簡単に切れてしまいますがあの細い藁も、 縄になり、
大綱になればどんなに力いっぱいに引っ張っても、 切れることはありませんでした!
ひとりひとり思いが繋がり太古からの伝統が 繋がり世代や地域を超えたご縁が繋がってゆく棚田フェスを通して、
多くの人に気づきを伝えることができれば嬉しいです!大成功させましょう!
10月22日(土)の大綱づくりからがお祭りです。 ぜひ一緒に創り上げましょう!
そして、10月23日(日)の本番での、大綱引き大会。 最高の感動のフィナーレになりますねー
あなたと、お逢いできるのを楽しみしております!
みーはいゆー(ありがとう)
トヨタ白川郷自然學校 學校長 山田 俊行さん
大阪体育大学 徳田真彦さん
人は自然の中にいて自然と繋がってこそ本来の自分を出せる
みなさん、こんにちは!
私は主に婚活イベントとこども食堂でスタッフとして関わらせてもらっています。
そこで感じるのはやはり人は自然の中にいて
自然と繋がってこそ本来の自分を出せるのだということ。
自然に生かされているのだということ。
新型コロナの騒動で人の心は疲れてきています。
こんな時こそ自然を感じ、癒されに来てほしいと思います。
ぜひ、ご支援ご協力ご参加よろしくお願い致します。
よしきまみ