私たちの活動と団体の紹介
社会福祉法人神戸市垂水区社会福祉協議会は、昭和26年に、地域住民代表、社会福祉団体・施設、保健・医療関係団体などの参画を得て、任意団体として設立されました。
平成4年には社会福祉法人としての認可を受け、区民の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らすことができる垂水を目指して、さまざまな社会福祉事業を展開しています。
活動の背景、社会課題について
私たちは、制度のはざまで起こる地域の課題に対して、関係機関や専門家、ボランティアグループやNPO団体などと協働しながら、向き合い、解決の糸口を探す地道な取り組みを行うとともに、情報を発信しています。
また、地域のみなさまからお寄せいただいた、善意銀行や赤い羽根共同募金という浄財を原資に、地域の課題に取り組みする、ボランティアグループやNPO団体などへの助成支援も行ってきました。
活動内容と実績について
善意銀行を一部財源に含む助成制度は、「明日にかけるたるみ応援ハートブリッジ助成」といい、高校生や有識者、垂水区民などで構成される外部の委員が、公開の場で審査にあたります。
採択された企画提案へ助成支援するという取り組みを12年にわたって行い、これまで(2023年3月末時点)の助成総額は約1,527万円、採択団体は102団体(申請団体数はのべ128団体)にのぼります。
私たちからのメッセージ
垂水区社会福祉協議会では、赤い羽根共同募金を活用し、神戸市内の社会福祉協議会では初めて、地域団体からの企画・提案へ助成する制度を創設。
平成23年(2011年)から、10年以上にわたり、地域福祉をキーワードに、子どもや高齢者、体の不自由な方のために活動している、ボランティア団体やNPO、一般社団法人、社会福祉法人など、大小さまざまな非営利団体・グループに助成、地域福祉の向上へとつなげてまいりました。
また、財源が地域のみなさまからお預かりしたご寄付であることから、第三者が審査する体制を整えるとともに、審査プロセスも公開して、可能な限り情報を透明化するように努めています。
寄付金の使い道について
みなさまからお寄せいただいたご寄付は、垂水区の地域課題を解決したいという熱い思いをもつ、ボランティアグループやNPO団体などの地域活動団体への助成金となります。
助成金は、小額から最大30万円まで申請ができます。申請団体は公開の場でプレゼンテーションを行い、有識者と寄付集めの代表者として参加する高校生が、地域福祉の推進・向上に資するか審査を行います。なお、公開審査会では、申請内容の採否を決定することはもちろん、助成金額が適切か減額するかも含めて検討し、審査結果(採否、助成決定額)は公開審査会の場で、即日公開されます。