一般社団法人たすけあい

設立5ヶ月目! みなさんのおかげで一人じゃないと気づきました!

一般社団法人たすけあいにとって、2022年は「小さいチームができた一年」だったと思います。代表 田中れいかの個人活動が7月7日で法人となり、活動内容は変わりませんが、理事やスタッフなど一緒に考える仲間が増えました。 まだ団体のミッションもビジョンも定まっていない段階ですが、新聞・テレビ等で活動を知ってくださった方を中心にご寄付をいただき、少しずつ歩みを進めてこれました。 書籍の章立てに例えるなら「はじめに」の状態ですが、みなさんの温かい励ましの言葉があったからこそ、今日も活動ができています。本当にどうもありがとうございました!

一般社団法人たすけあいとは

たすけあいは、親元を離れて暮らす子どもたちについて知ってもらうための非営利メディアを運営する一般社団法人です。

「生い立ち関係なく、誰もがなりたい自分になれる」そんなフェアスタート社会の実現を目指して、社会的養護の実情を一人でも多くの皆さまに知ってもらうための情報発信の場として「たすけあい」を立ち上げました。

 

2022年の活動報告

活動①社会的養護専門情報サイトたすけあい

法人化してから、情報サイトでの発信が思うようにできない状態が続きました。というのも、団体として発信するための方向性が定まっていないと感じていたからです。本来であれば発信活動は続けるべきでしたが、団体の方向性を話し合いながら発信する活動の両立ができませんでした。

 

この、発信ができていなかった間は、団体メンバーでビジョンやミッションを定める会議を重ねていました。起業支援をしている大学の先生に話を聞いたり、ファンドレイザーさんに話を聞いたりしながら、少しずつ「たすけあい」の輪郭をなぞってきました。

 

まだまだ、代表の田中が担っている業務が多くありますが、少しずつメンバーに任せられるようになりました。12月からは田中が発信業務を再開し、情報サイトとYoutubeの更新をスタートします!

活動②寄付マッチングサイト「ナカソラ」

寄付マッチングサイト「ナカソラ」は、Amazonほしい物リストを活用することで「寄付を少額から単発で直接届けられる」をモットーに、児童福祉施設への寄付のミスマッチを解消するプラットフォームを展開しています。

 

今年(4月1日〜11月29日時点)は、合計121個 611,838円分の商品が掲載施設に贈られました。今年はSNSで「ナカソラ経由で届きました!」という投稿が多く見られたり、「他の施設の投稿をみて掲載したいと思ってます」という問い合わせが急増したりと、ナカソラの認知がじわじわ広がってきたかな?と実感する1年でした。

 

なかには「施設を退所したメンバーからの寄付があった」というお声もあり、うれしい循環だなと思っています。

活動③講演活動

「まずは知ってもらう」ために続けている講演活動。法人化してからは以下の場所に呼んでいただきました。

 

〈一般向け〉
・板橋区立志村小学校 道徳公開講座 外部講師
・世田谷区制90周年記念シンポジウム パネリスト
・千葉県児童家庭課主催 DV・児童虐待防止セミナー
第20回虐待死を悼み命を讃える市民集会 第二部講師

 

〈施設職員向け〉
・三重県児童養護施設協会 中部ブロック研究協議会 基調講演
・児童養護施設東京家庭学校
・全国自立援助ホーム協議会 北関東ブロック ホーム長会議

 

〈学生向け〉
・American School In JAPAN(中高生向け)
・聖徳大学 授業名「社会的養護」

 

〈子ども向け〉
・北九州市児童養護施設協議会主催「芸能まつり」ゲスト講師

 

少しずつリアル開催のイベントが増え、「顔を合わせてお話ができるっていいな」と感じ始めたところです。今後もご縁がある地域、団体さんを通して、発信と対話をつづけていけたらと思います。

応援してくださったみなさまへ

2022年は、団体立ち上げの7月7日から本日(12月12日付)までに25,000円のご寄付を賜りました。皆さま、本当にありがとうございました。

 

いただいたご寄付で、「親元を離れて暮らす子どもたちへの理解の輪を増やす」ことを目的に活動している「社会的養護専門情報サイトたすけあい」の運営費に充てることができました。

 

また、毎月の活動報告メールマガジン「ゆる月報」が100名を超える方々に配信できるようになりました。寄付いただくのも嬉しいですが、毎月の活動を見守ってくださる方の存在が活動を続ける力になっています。

 

今後もゆるやかなつながりの中から、親元を離れて暮らす子どもたちへ寛容な社会を築いていけたらと思います。

2023年に向けて

法人化してから、5ヶ月が経過。正直、団体としての課題は山積みです...

 

・来年4月までに、メンバー同士でたすけあいのミッションやビジョンを明確にします。

・初めての決算を終え、収支結果をみなさんに公開します。

・ナカソラのサイトをアプリ仕様からweb版へ移行します。

 

法人としての役割を全うしながら、「たすけあいらしさ」を築く1年にしていけたらと思っております。

 

2022年は書籍の章立てに例えるなら「はじめに」の状態ですが、2023年はいよいよ「第1章」の幕分けです。正直どこまで綴れるのかわかりませんが、皆さまと一緒に1ページ1ページを増やしていけたらと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ご支援の使い道

一般社団法人たすけあいは、皆さまからのご支援で成り立っています。

 

これからも親元を離れて暮らす子どもたちのことを知ってもらう啓発活動を継続的に続けていくためにも、ご支援お願いします。また、社会的養護を経験した子たちを中心に簡単なアルバイトをお願いしています。イベント当日の写真撮影や動画編集にかかる費用だけでも支払いたいと思っています。

 

皆さまからのご寄付は、社会的養護専門情報サイトたすけあいの運営として使用させていただきます。

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
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