Teach For Japanは、教育格差の解消を目指して活動する認定NPO法人です。現在日本では、子どもの約9人に1人が貧困状態にあり、不登校の児童生徒は34万人を超えています。また、教員不足などの影響で学校教育の質も大きな課題となっています。私たちは、こうした課題を解決するため、多様な経験を持つ人材を学校現場へ教師(フェロー)として送り出す「フェローシップ・プログラム」を運営しています。これまで全国31都道府県120自治体に360名以上のフェローを送り出し、5万5千人以上の子どもたちに教育、支援、機会を提供してきました。いただいたご寄付は、公教育を取り巻く複雑な課題を解決するフェローの採用・育成、学校現場でのサポート、当法人の運営費用として活用させていただきます。
Teach For All Global Network
私たちは、世界60ヵ国以上に広がるTeach For Allというグローバルネットワークの一員で、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」をビジョンに掲げています。 主な事業は、教育を通して社会をより良くしたいと考える多様な人材募集し、選考・研修を通して育み、2年間「教室」に教師として送り出すフェローシップ・プログラムの実施です。

公教育を取り巻く複雑な課題
日本の公教育を取り巻く状況は複雑性が増しています。不登校の児童生徒数は過去最多の34万人を超え、また、10代の年間自殺者数は500人を超え、これはG7の先進国で最も深刻な状況です。このような子どもたちを支え、育む役割を担う教師もまた、教員不足や資源不足、労働環境など、極めて厳しい状況の中で日々奮闘しています。

2024年度の教員の欠員数は4,000名を超えた

Teach For Japanのアクション
フェローシップ・プログラム
様々な教員免許状の利活用により、多様な人材が学校教育に参画し協働できる流動性の高い教員組織を構築し、教員不足等の解消と、学校教育の質と多様性、包摂性を高め、すべての子どもの学習権を保証する公教育を実現します。

フェローシップ・プログラムは、教員免許の有無に関わらず、教育を通して社会をより良くしたいと考える多様な人材が参加されます。
フェローシップ・プログラムに応募する方の属性

年代、経歴が多様な仲間と共に研修で高め合います



一丸ではあるが一様ではないコミュニティのインパクト
Teach For Japanのコミュニティは、目の前の厳しい現実にただ反応するのではなく、多様な仲間たちの協働により前向きな未来のビジョンを描き、現状の課題を深く受け止めながらも、それを乗り越える新たなアプローチを共に生み出すことで、公教育の変革を通じたより良い社会の実現に向けて前進しています。

Teach For Japanの支援を通して、すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現にお力添えください!