お母さんも一緒に来れる子どもの居場所「寺子屋しましま」を作ります!
スタートアップ寄付の応援ありがとうございます!
▼継続寄付の受付はこちら
毎月1000円~活動を支援していただくことができます(クレジット決済)
https://www.congrant.com/project/terracoya/3502
頑張りますので、よろしくお願いします!
地域ぐるみの子育てを目指して
家族が多世代であった時代は、子を産み育てる大変な時期も家族やご近所さんに支えられて、なんとかやってこられた方も多いのではないでしょうか。
現在、女性や子どもの自殺が急増している背景には、孤立・孤独が色濃く映し出されていると思います。
子育ては楽しく幸せであって欲しい
きつい時はきついと言える、肩の力を抜いてほっとできる場所を作りたい・・・
更に生き抜くスキルアップも目指そう!
そう願い、食育・農業・学習の3本柱を基本に、食材・人材の宝庫糸島で色々な体験ができる場所「寺子屋しましま」を立ち上げます!
メインスタッフプロフィール
阪井麻紀 | 伊東未来 | 山田なな子 |
アロマの工房 香の宮 | 西南学院大学 国際文化学部 教員 | 歌手・産業カウンセラー |
糸島出身。3児の母。 | 福岡で生まれ育ち大人になってからはマリ(西アフリカ)や関西で暮らし、2019年に福岡に戻ってきました。文化人類学が専門で、世界中のいろんなことに興味があります。東日本大震災以降は被災地でのボランティア活動や震災避難者支援にも取り組んでいます。のんびりまったり好きなことを学べる寺子屋にしていきたいです。 | 現役歌手、ボイストレーナーです。東日本大震災をきっかけに様々なNPO活動にも取り組んできました。留守家庭子ども会の勤務経験もあります。数年前から自然栽培の農に目覚め、畑で奮闘してます! |
その他にも個性的なメンバーが揃っています! スタッフプロフィール
糸島しましまプロジェクト これまでの活動
糸島しましまプロジェクトは、2011年東日本大震災をきっかけに発足しました。
- 東日本大震災被災地への食材(規格外などで販売されない野菜)の定期発送
- 対象:東京電力福島第一原発事故の影響による食品の放射能汚染を心配する子育て中のご家庭やグループ
- 定期発送回数:2021年7月19日現在385回(継続中)
- 熊本地震での物資支援、現地での炊き出し
- 西日本北部豪雨被災地での炊き出し
など、福島への野菜発送は毎週つづけながら、突発的に発生する災害へもできることを探して取り組んできました。
そして、2020年コロナ禍・・・・。
草を食べている子どもがいる・・・? え?
自粛で売上も激減し、自分自身の先も見えない状況でしたが、あまりにも衝撃的な情報に慌てました。
地元糸島はどうなんだろう。
学校が一斉休校になり、仕事は減ったり無くなったりで大人も右往左往。
一日一食、給食でなんとか食べれてた子どもが食べれなくなっているという話しも聞こえてきて、何かできたらと動いたのが以下の2つです。
- 九州大学留学生への食糧支援
- 子育て中のご家庭への弁当配布「とりあえず食べんしゃい」
糸島新聞に同時に掲載された時の記事と当時の配布チラシを掲載します。
この時も、物資や寄付でたくさんの方の応援を頂きました。ありがとうございました!
次のステージへ!
「とりあえず食べんしゃい」では、2020年5月~8月の4ヶ月に渡り、約2600個のお弁当を無償配布し、お困りごとを抱えるご家庭の力になるという一定の使命は果たせたものの、「食料を配るだけでは、根本的な解決にはならない」という考えに思い至りました。
そして、これまで地元ではない地域へ向けての活動にエネルギーを注いできましたが、これからは糸島の為に本気で頑張ってみようと思い、市民団体から一般社団法人へ脱皮しました。
そこから、スタッフの皆で「こどもが自分で生きていける力を付けるためにはどうすればいいか」を考え、「寺子屋しましま」を発足させることにしたのです。
寺子屋しましまの三本柱「食」「農」「学」
寺子屋しましまの活動は、3つの柱を軸にしています。
-
食:野菜を収穫し、(大人と一緒に)調理して食べれるようになる
-
農:畑で土に触れ、自ら野菜を育てる喜びを体験する
-
学:「学びたい」気持ちに大学生ボランティアが伴走
そんな子どもの居場所を作るために強力なバックアップをしてくださるのは・・・
- 「食」:グリーンコープ生活協同組合ふくおか様(食材の提供)
- 「農」:平野園芸有限会社様(野菜苗や種の提供)
- 「学」:西南学院大学伊東未来ゼミの大学生(学習支援)
心強いカードが揃いました。
これで、あと拠点ができれば、子ども達へ安心安全な食事を提供したり、学習、野菜作りなどを無料で提供することができます。
準備期間1年でしてきたこと
なんといっても畑づくりを頑張っていました。
無農薬無化学肥料で野菜を育てる「自然栽培」です。
子ども達に食べさせようと思うと、これまでの畑の面積では全然足りませんので、倍にする計画で
- 水はけの悪い場所は、溝を掘り、山に入って竹炭を作り(写真左)
- 種を蒔き、野菜苗を植えました。(写真中央)
開校の8月には、トマトやオクラ、ピーマン、茄子などの夏野菜が採れるようになっています。 - 大豆も蒔きました。自然栽培の稲藁で藁納豆作りもしようと思っています。(写真右)
トレーラーハウスを居場所にしよう!
トレーラーハウスとはタイヤの上に家が乗っているもので、牽引などで移動ができます。
もし糸島で大災害が起こったとしても、移動して活動できるかもしれない・・・
色々検討した結果、トレーラーハウスを拠点とすることにしました。
寺子屋しましまのトレーラーハウスは2021年7月下旬設置完了予定です。
完成次第、公式ホームページ、インスタ、Facebookなどで御披露目致します。
トレーラーハウスを活用した子どもの居場所のモデルケースとしてお役にたてるよう、情報発信もしていきますので、今後の活動にもご注目ください!
ご支援の使い道
寺子屋しましまは、子どもの居場所がより必要となる夏休みには、火曜日以外毎日開校します。
全国的にも例年夏休み明けの子どもの自殺が多い傾向がありますので、なんとか夏休みまでに間に合わせたい!と現在急ピッチで準備を進めています。
今回のスタートアップ寄付は、無事スタートダッシュが切れますようご支援をお願いするものです。
以下のような使途を想定しています。
- 【学】学習机・椅子
- 【農】軍手・スコップ・一輪車・鍬・鎌などの農具
- 【食】シンク・冷蔵庫・炊飯器・食器棚・調理器具・電器・食品・飲料品
- 【運営費】学生ボランティア交通費・スタッフボランティア給料
- 【消耗品】パソコン・プリンター・インク・コピー用紙・文具類
- 【光熱費】電気・ガスなどの光熱費
- 【通信費】インターネット回線・携帯電話
- 【保険】保険料
- 【工事】電気・ガス・水回り
そして、今回の企画で一番大きな投資が
10. トレーラーハウスです!
色々な企業様の応援を受けて、当初予定(300万)よりずいぶん費用を抑えることができる運びですが
ウッドデッキの材木購入費なども含めて約200万円必要です。
1~10の合計で、目標金額を300万に設定させて頂きました!
【参考情報】
寺子屋しましまは最新の換気システムを導入したトレーラーハウスですが
そのような換気システムのないシンプルな設計で、雨漏りのしている中古のトレーラーハウスを買おうと値段を聞くと400万でした。
一般社団法人糸島しましまプロジェクトは、利益を再分配しない非営利が徹底された法人です。
頂いたお志は、寺子屋しましまの運営費として有難く使わせて頂きます。
ご支援のお願い
これまで私達は時間と労力を惜しまず常に頑張ってきましたし
これからも頑張っていきます。
皆様には、寄付という形で応援をお願いします!
必要な用品も新品の必要はなく、中古で探したり工夫は惜しみません。
新品で買うか、中古で買うかは、お任せくださいね。
今回の立ち上げに関わってくださった企業様のほとんどは、格安や無償で協力頂いています。
心より感謝申し上げます。
仮に今回のプロジェクトを外注に丸投げして立ち上げるなら1000万クラスです。
それを300万でやれる形を1年かけて作ってきました。
あと少し!その300万を手伝ってください。
1000円からご寄付頂けます!
ご寄付10万円以上の方へ
今回のスタートアップ寄付で10万円以上のお志を頂いた皆様は
寺子屋しましまで今後使用するパンフレット(三つ折り両面印刷)のスポンサー枠に掲載させて頂きます。
入力フォームで、お名前の掲載の可否を選択して頂けるようになっています。
パンフレットにはたくさん方の会社名やお名前を記載することで
「こんなにたくさんの人が応援してくれてる街なんだ!」と心細く子育てをしている方へエールを送ることにもなると思います。
※ロゴなど画像データを頂くことでロゴの掲載も可能です
※匿名も選択できます
スタートアップ寄付とは別に
- 継続寄付(月1000円以上のご寄付:クレジット決済)
という設定も設けますので、ご無理のない範囲で応援して頂けたらと思います。(こちらはパンフレットには載りません)
8月のスケジュール(予定)
一日のタイムスケジュール
8月の「ものづくり時間」は、
- 麦茶(脱穀→炒る→煮出す→飲む)・・・自分達で食べたり飲んだりするものの下処理や加工
- DIY(ウッドデッキのペンキ塗り)・・・心地よい場所にするための簡単なDIY
- 雑巾縫い・・・身の回り品の手作り
などをしたいと思っています。
お母さんも一緒にどうぞ。
勉強がしたい子は、ずっと勉強でもOKです。
日中でも気温が下がる季節には、畑や屋外での活動を増やしていきます。
最後に
畑に野菜の種を蒔いても、芽がでないこともあります。
芽がでても、虫に食われたり、日照りで枯れたり、大雨で腐れたりもして、なかなか思うようにいきません。
子育てと似ていると思いませんか?
先日、「とりあえず食べんしゃい」で弁当を貰ったという方がお礼に来られました。
- 子どもと一日中家の中に籠り
- 三度の食事作りにも疲れ
- 精神的に辛い
そんな時に、人づてに情報が入り、申込をしたそうです。
- 「とても救われました」
と言ってくださった。そして
- 「今度は手伝いたいです」
その言葉に私達は救われます。
蒔いた種が、どこかで発芽しているんだ、と感じることができるからです。
色々なことがありますが、諦めずに種を蒔いていくしかない。
別のいい方をすれば「恩送り」でしょうか。
知らない誰かの為にできる人ができるだけ。
その想いは、ゆっくり広がり循環していって、その結果
「子育てに優しい街」になると思うのです。
きっと今の私達が蒔き続ける種は、将来に渡り細くても繋がっていくと信じて
「寺子屋しましま」を始めます。
どうぞ、応援してください。
よろしくお願いします。
一般社団法人糸島しましまプロジェクト 一同