糸島市にある「子どもの居場所寺子屋しましま」とは
子どもの居場所寺子屋しましまは、一般社団法人糸島しましまプロジェクトが運営する、子育て支援プロジェクトです。
合言葉は「孤育て禁止!」
「食育」「農業」「学習」の3つの柱がメインで
「子ども食堂」+「農園」+「塾」が1つになった複合型子どもの居場所というイメージです。
季節や天候により工夫しながら楽しく過ごします。
寺子屋しましまの「学習」
季節や天候、特別企画などにより変動もしますが
毎回10時30分~は学習の時間としています。
宿題や自分が取り組みたい課題などを持参した子ども達を大学生がサポート。
大人よりも年齢が近く、まるでお兄ちゃんお姉ちゃんができたように慕う子ども達の姿に、大人スタッフも微笑ましく見守っております。
宿題や学習が終わったら、カードゲームやオセロ、将棋、折り紙などにも付き合って頂いています。
寺子屋しましまの「食育」
寺子屋しましまは、無償で食事を提供しています(大学生まで)。
ただ、やみくもに何か提供すればいいとは思っておらず、
肉や調味料に至るまで、安全が確認できたもの。
野菜は自分達の畑で採れたものや無農薬無化学肥料で栽培されたもの。
できるだけ子どもにも調理に関わらせ、いずれは自分で調理できることを念頭に置いてますので、ただ一方的に与える食事とは少し意味合いが違います。
午前の学習が終わった子から、キッズキッチン!
自分が食べるおにぎりだったり、卵料理だったり、参加者の年齢なども考慮して何を作るかは当日決めています。
寺子屋しましまの「農業」
寺子屋しましまの周囲は畑に囲まれています。
2020年秋、寺子屋しましま構想が持ち上がってから、まずは畑づくりに力を入れてきました。
無農薬、無化学肥料の自然栽培で子ども達が安心して寄り付ける畑。
そして、安心して口に入れることができる野菜。
農薬を使わないので、季節によって様々な虫や自然とも触れ合うことができます。
野菜だけではなく、桃やブルーベリー・レモン・葡萄なども植えています。
この夏、あまりにも雨が降らずに枯れてしまったものもありますので、順次植え替えなどをしていきたいと思っています。
寺子屋しましまの「土木」
野菜作りをしていると、直面するのが「水捌けの問題」です。
長年、重い耕運機やトラクターで踏みしめられた畑はカチカチになって、地下30㎝より下くらいからは水が浸み込みません。すると大雨は表面の土を削って川へ運び、河川を詰まらせ汚すことになります。
洪水と似ていると思いませんか?
山も畑も水が浸み込むエリアを増やすことができれば、災害も減るのではと考えています。子ども達も小さいうちから環境のしくみや改善方法を考えていくための、重要な学習の場と位置付けています。
今年も継続して工事を進めていきます。
ご支援の使い道
子どもの居場所寺子屋しましまは、皆さまからのご支援で成り立っています。
学生ボランティア交通費、光熱費、保険料、通信費、食材費、消耗品購入費など運営に必要な経費として使用させて頂きます。
ご支援よろしくお願い致します!