
【ご報告】
このたび「イーデリ」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました!
https://www.g-mark.org/gallery/winners/31751?years=2025

この受賞は、
イーデリのサポーターさんからの、「イーデリはデザインなんですよ!」
という一言から始まりました。
僕自身は「イーデリ」を“デザイン”として意識していなく
「1食で人の命を救える時もある」という思いや、
「困っている人に喜ばれながら、飲食店や地域も元気になる」
そんな“三方よしの仕組み””商売の原点”というふうに捉えていました。
これまで、デザインというのはカタチあるもの、という認識だったのが
サポーターさんからの一言で認識が変わり、応募に至りました。
今回の応募に際して、そのサポーターさんからアドバイスなど多数の協力まで頂き、今回受賞することとなりました。ありがとうございます。
そして、「イーデリ」に関わってくださったサポーターの皆さんへ。
一緒に創ってきたこの仕組みが、こうしてカタチとして認められたことを、とても嬉しく思います。ありがとうございます。
「社会課題の解決」は、特別な人がやるものじゃなく、
“日常の選択”の中にあっていい。
そんなメッセージを、これからもっとたくさんの人に届けていきたいと思います。
「わかりにくかったイーデリ」が
「なるほど!と思ってもらえるイーデリ」へ進化していく第一歩となりました。
皆様から「イーデリを応援してよかった」そう思って頂けるよう頑張りますので、
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
以下、審査委員からの評価コメントを掲載します。
とても深くイーデリを観察して頂いたことへ、心からお礼申し上げます。
ありがとうございます。
担当の審査委員さん(敬称略)
廣田 尚子西川 日満里田中 みゆきムラカミ カイエ
評価コメント
飲食店のサブスクを基盤に未使用分を生活困窮者支援へ転換する仕組みを構築し、持続可能性と地域福祉を両立させた点が際立つ。従来の無償配布型支援が抱える財源や負担の課題を、飲食店とNPOの役割分担によって解消し、安定した食の提供を実現している。利用者・飲食店・困窮者がそれぞれに利益を得るデザインは、支援を「特別な行為」ではなく日常の延長に位置づけ、地域住民の参加を広げる点でも意義深い。食を介した共助の循環は、気軽に参加でき、命と尊厳を守る地域福祉の新しいモデルとして高く評価できる。今後のさらなる展開を期待したい。
イーデリ
柳川誉之