活動・団体の紹介
THANKYOU FUND(サンキューファンド)は、アスリート等※による社会貢献活動をプロデュースし、その運営を行うNPO法人です。
すでに多くのアスリートが社会貢献活動に取り組んでいますが、THANKYOU FUNDはアスリートがしたい社会貢献活動の中で「いま本当に必要な支援」を直接届けられるよう、運営面の全面サポートを行います。
この法人の設立のきっかけは、「アスリートとして、応援してもらうだけでなく、恩返しをしよう」という元阪神タイガース・矢野輝弘さんの「感謝」の想いです。この想いと社会貢献活動の意義・やりがいを他のアスリートにも伝えたいと、THANKYOU FUNDを創設しました。
私たちの活動は「子ども」「障がい者」「生活困窮者」と対象者を限定するのではなく、「社会貢献活動をしたい」というアスリートの声を実現することに意義があります。アスリートと社会課題に向き合い、どういう支援が必要かを一緒に考え、専門チームを形成します。アスリートにはスポーツに専念していただきながら、THANKYOU FUNDがその運営を行います。その結果寄せられた「感謝」の声をアスリートに直接届け、相互の生きがい・やりがいに変えていきます。
この「感謝の循環」がより良い社会を生み、アスリートの新たな価値の創造につながると私たちは考えます。
こういった社会貢献活動は皆様からのご寄付が原資となります。ぜひご協力の程よろしくお願いいたします。
※アスリートをサポートする関係者・文化人等もプロジェクト・オーナーの対象としています。
活動内容の詳細、実績
現在、主に次の2つの社会貢献プロジェクトを実施しています。今後、THANKYOU FUNDでは登録アスリート(プロジェクト・オーナー)を増やし、その活動を拡大させていきます。
Project#01 39(サンキュー)矢野基金
▶元阪神タイガース・矢野燿大さんによる社会貢献基金(Webサイトはこちら)
※「39矢野基金」は2020年1月、球場外でのMVPといわれる「ゴールデンスピリット賞(第22回)」を受賞しました。

「39矢野基金」は難病「筋ジストロフィー」の患者様へ電動車いす・意思伝達装置購入費を助成する活動として、2010年7月に設立しました。これまで計77台、総額33,909,108円の車いす購入費を助成して参りました(令和6年12月末現在)。
筋肉の縮小・硬直が進む筋ジストロフィーは、多くの場合既存の車いすでは対応できず高額なオーダーメイド品が必要です。場合によっては数百万円のものもあり、一定条件下で公費助成を受けられるものの、自己負担額も相当高額にのぼります。「39矢野基金」はこの自己負担額を助成対象とし、ご本人にマッチした電動車いす制作に寄与しています。
このほか、筋ジストロフィー専門病院や患者様ご家族宅への訪問活動、車いす工場見学会の開催、矢野さんの講演会での講和など、「筋ジストロフィー」という難病をより多くの人に理解いただくよう啓発をしています。
また、今後は患者様ご家族の社会参画の機会を設けるなど、経済的援助以外の活動を進めて参ります。
※「39矢野基金」について詳細はこちらをご参照ください。


Project#02 HOME BASE(ホームベース)
▶文字職人・杉浦誠司さんと心理カウンセラー・杉浦千里さんによる社会貢献活動(Webサイトはこちら)
※杉浦さんはアスリートと関わりのある文化人枠として、THANKYOU FUNDの特別オーナーとして参画いただいています。

「HOME BASE」は文字職人・杉浦誠司さんと妻で心理カウンセラー・杉浦千里さんによる小中高生とそのご両親を対象とした無料教室の運営を行うプロジェクトとして、2025年1月に生まれました。
誠司さん自身の人生経験や全国の学校での講演活動等の経験の集大成として、子ども達が学校では学べない「自分に向き合う」ための4つの授業「個性」「自信」「可能性」「夢」。これらを野球のベースに見立てました。グランドを一周したとき、きっと新たな自分、人生の価値に気づくでしょう。子どもだけでなくご両親も一緒に参加いただけます。
誠司さんはHOME BASEを「正解のない教室」と表現します。失敗も不正解もなく、自由に発言できる場は、「誰に合わせる必要もなく、みんな違っていい」といいます。そんな教室は誠司さんの軽快なトークで笑顔が絶えません。
また、千里さんは心理カウンセラーとして保護者の育児に向き合い、無料相談に応じます。親と子の「夢」を叶える特別な時間は、すべて無料。皆様からのご寄付によって運営しています。


※「HOME BASE」について詳細はこちらをご参照ください。
代表者メッセージ
特定非営利活動法人THANKYOU FUND代表理事の矢野輝弘です。
この法人は、私がプロ野球の現役選手であった2010年から続けてきた社会貢献基金「39矢野基金」をNPO法人として独立させるとともに、他のアスリートにも社会貢献の意義を伝え参画していただけるよう、そのサポートをすることを主な活動として設立しました。
アスリートが自身の技術向上だけでなく、さまざまな社会貢献を通じて新たな社会的価値を創造できるよう支援することが、活動の中心です。アスリートは社会貢献活動の「プロジェクト・オーナー」として、ご自身が望む社会貢献を実現していただくことができます。
アスリートの「感謝」の心が新しい社会貢献を生み、ファンや支援者、スポンサー等の「感謝」がその活動を拡大させ、社会に還元することで新たな「感謝」を生み出します。この「感謝の環」が、明るい未来に繋がることを願ってやみません。

寄付金の使途
当法人が運営する「アスリート等による社会貢献活動」の運営資金・助成資金として活用させていただきます。
また、寄付金の使途につきましては、当法人ホームページで事業報告・財務諸表を公開しています。
≪寄付金の使途≫
○矢野燿大氏による社会貢献基金「39(サンキュー)矢野基金」の助成金の原資として
○杉浦誠司氏・千里氏による「HOME BASE(ホームベース)」の活動の原資として
○その他THANKYOU FUNDの運営に必要な資金として
情報公開についてはこちらをご参照ください。
アスリートと共に運営する「正会員」を募集しています


THANKYOU FUNDでは、私たちとアスリートとともに運営する「正会員」を随時募集しています。個人名義・法人名義いずれも入会可能です。(ただし18歳未満の方はご入会できません。)
正会員は「株式会社の株主」に相当し、当法人が年1回開催する「定期総会」に参加し、意見を述べたり決議に参画することができます。また、会員交流イベントなどの企画でアスリート等と直接親睦を深めることができます。さらに「会員専用SNS」に登録すると、私たちの活動を随時お届けし、アスリート等に直接エールを送ることも可能です。
このほか、会員証の発行や社章を贈呈し、法人としての一体感を高める取り組みをしています。
正会員は「入会金」及び「年会費」が必要です。詳しくはこちらをご参照ください。
※ご注意※ 正会員が支払う「入会金」と「年会費」は寄付金ではありません。 そのため、税制優遇(寄付金控除)の対象ではありませんので、ご承知おきください。 なお、今後、年会費の一部を寄付金として取り扱うなど見直しを進めて参ります。 |