「テンプルモーニングラジオ」とは
平日の毎朝6時頃に新エピソードを配信しているポッドキャスト番組です。週替わりで全国各地のお寺から素敵なゲストをお招きして20〜30分のトーク。続いて「音の巡礼」のコーナーでは、全国各地のお坊さんから届いたフレッシュなお経を日替わりでお送りしています。
2020年4月、自粛生活が続く中、自宅での生活リズムが乱れがちな方々の安養の助けになればいいなと考えて配信を始めました。映像配信が当たり前になった今こそ、視覚を休めていただけるように、あえて「音」のみでお届けしています。「音」だからこそ、想像力も大いにはたらきます。身体を動かしたり、横になったりしながら、自由なスタイルでリラックスして聴いていただきたい番組です。
2021年末までに90名のお坊さんゲストをお迎えし、週に約1,500名のユニークリスナーに聴いていただいています。
私たちが番組をつくっています
発起人は番組のパーソナリティーを務める僧侶の松本紹圭。ポッドキャストは「音」のメディアであることから「音」に関心の高い友人である遠藤卓也を誘い、二人のチームで番組がスタートしました。
松本のネットワークでお坊さんゲストにお声がけをしオンラインで収録(コロナの状況を見つつ現地録音も行なっています)。トーク音源を遠藤が編集し、平日毎朝6時に配信しています。
番組制作を続けていく中で、松本は多様な宗派のお坊さんとのおしゃべりが自らの「仏道探求」の道と重なり、遠藤は後半のお経コーナー「音の巡礼」に仏教の文化的楽しみを見出しました。たくさんのリスナーに聴いて頂いていることに感謝しています。
目指したいこと
手さぐりで始めた「テンプルモーニングラジオ」ですが、続けていくうちにうれしいお声をいただくようになりました。
「実家の母が聴き始めて、一緒に感想を話しています」
「病床にあり、目を開けるのがつらくても音を聴くと安心します」
私たちが思っているよりも幅広い年齢層や、多様な状況にある方々が楽しみにしてくださっているということ。とても嬉しかったです。
また同世代の友人からは、番組をより聴きやすくしてリスナー層を広げていくための的確でありがたいアドバイスをいただいており、これから目指したい姿が見えてきました。
- どんな状況にある方でも聴くことのできる、かんたんな視聴方法の確立
- 過去の配信アーカイブを検索しやすく、レコメンドなども充実
- 現地収録(トークやお経)や取材を行ない、お寺やお坊さんに関する情報の質感を豊かにする
「テンプルモーニングラジオ」を通じてお寺に実際にお参りしたり、お坊さんに会いに行く方が現れたら、これほど嬉しいことはありません。
やってみたいことが増えていく一方ですが、有志のボランティア活動としてやるには経済性や時間の制約があることが課題となっています。
そこで「テンプルモーニングラジオ」をより発展的且つ安定的に配信し続けていくために、リスナーの皆さんに少しずつでも応援をいただけたらと考えた次第です。
ご支援の使い道
◆ 新Webサイトの開発資金として
- かんたん視聴機能を備える(高齢の方など幅広い層にお届けする)
- 過去の配信アーカイブを活かす(検索/タグ/レコメンド機能で探しやすくする)
- お寺やお坊さんやイベントの情報の充実(お寺にお参りするきっかけとして)
◆ 番組制作の経費として
- 収録/取材にまつわる旅費交通費
- 配信/広報にまつわるサブスクリプション費(Zoom、Wix、メールサーバー費、ドメイン費など)
- その他、目的を達するために必要な諸経費
ご支援お待ちしております!
応援してくださった方には、活動のご報告をお送りします。番組への声をお伝え頂けるような仕組みも整えていきますので、今後へのご期待もこめてご支援いただけると嬉しいです!
※ 毎月の継続的な寄付をご検討の方は、こちらのページをご覧ください。