
古事記や源氏物語を上演し続けるために
私たちの拠点を一緒に支えてください
■私たちが大切にしてきたこと
私たちは認定NPO法人として、古典文学や物語を現代の舞台作品に生まれ変わらせる創作活動を続けてきました。
ロシア功労芸術家である芸術監督レオニード・アニシモフのもと、多文化的な視点で日本の古典を独自に舞台化し、その活動は「東西文化の融合」として海外演劇祭でも正式招聘を受けるなど高い評価を得ています。
存続の危機にある「私たちの稽古場」
創作の土台となる、私たちの稽古場は、長年にわたり多くの作品や俳優を生み出してきた拠点です。しかし、家賃や光熱費といった固定費の増加に加え、公演収入や社会環境の変動も重なり、いま現実的に存続が危ぶまれる状況にあります。
12月公演を節目に未来につなぐ挑戦
私たちは、この12月上演の「古事記」「源氏物語」公演を一つの節目と位置づけ、古典シリーズや新作創作を今後も続けていくための一歩として、このクラウドファンディングに挑戦します。日本の古典文化の魅力を現代と世界へ橋渡しする場として、稽古場を未来に守りたいと考えています。
ご支援の使い道
皆さまからのご支援は、稽古場の維持費(家賃・光熱費等)と、古典作品シリーズや新作に向けた脚本づくり・稽古・記録制作などの創作準備費に充てさせていただきます。
いただいた一口一口が、次の作品を生み出す力になります。
ぜひこの旅路をご一緒に
この拠点を守ることは、日本の古典が現代人の心を癒し、世界とつながる舞台をこれからも生み出し続けるための土台を守ることでもあります。どうかこの挑戦にお力を貸していただき、ともに次の物語の一ページを開いていただければ幸いです。
ご支援金の使い道
集まったご支援は、稽古場の維持費(家賃・光熱費等)と、古典作品シリーズや新作に向けた脚本づくり・稽古・記録制作などの創作準備費に充てさせていただきます。稽古場の家賃や光熱費、公演制作費など、本来必要な金額は今回の目標金額を上回りますが、クラウドファンディングではその一部を補填する形でご支援をお願いしています。残りの費用については、自己資金や他の寄付・助成金等で負担しながら、なんとか創作活動を続けている状況です。
認定NPO法人 TOKYO NOVYI・ARTとは?
「本物の感動を与えられる舞台をつくりたい!」
私たちが1898年にウラジオストックを訪れた際、そこで観た「室内ドラマ劇場」による『どん底』の舞台は、まさに衝撃の一言でした。圧倒的な迫力と感動。
「これこそ、本物の芸術だ!」― この直感は、この舞台を演出した、同劇場の芸術監督レオニード・アニシモフ氏と私たちを惹きあわせ、やがて彼を慕う日本の俳優たちによる劇団を生みました。
以後10数年以上にわたって、アニシモフ氏を日本に招聘。氏の指導演出による、数々の古典作品が上演され続けています。



今の時代こそ、心と精神の大切さについて、人々に語り、訴えたい!
人口問題、環境問題、国際紛争、…、これからは、人間の精神性や心、魂の問題が、ますます重要になっていくでしょう。
演劇は、数ある舞台芸術の中でも、最高度に心に働きかける芸術です。しかし一時的な、一過性の活動では、本当の芸術作品は生まれて来ません。私たちが創り上げ、提供したいのは、本物の芸術作品です。





「未来の子供たちに残せる、本物の芸術文化」を!


このページをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちのように、海外の演出家を、長年にわたり日本に招聘し、本格的なトレーニングを行い、そしてレベルの高い芸術作品を作り続ける…。おそらく、このような活動をしている演劇団体は、国内ではかなり珍しい、ユニークな存在だと思います。
しかし、この稀有な環境は、偶然に実現したわけではありません。私たちがここに辿り着いたのは、多くの先達が導いてくれた結果なのです。
「本物の芸術を創りたい」と願って繫いできた人々の想いが、こんな偶然のような、素晴らしい創造の環境を生み出してきました。



私たちの目指す先は、まだまだ先にあります。
チェーホフが言うように、“100年後、200年後の世界” を考えられることが、今一番大切なことではないでしょうか?
私たちは「未来の子供たちに残せる、本物の芸術文化」を作り上げることを目指します。ぜひ、皆様のご理解とご協力をいただけることを願います。
認定NPO法人 TOKYO NOVYI・ART
理事長 岡崎弘司




