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人と動物の共生センター
目次
- はじめに
- 寄付金の使途
- 寄付金募集をはじめた理由
- 支援先の選定方法
- 目標金額について
- 当団体について
- ペット防災に関する実績について
- 代表者について
はじめに
台風19号で被災された皆様、動物たちに、心よりお見舞い申し上げます。いち早く元通りの生活に戻れることを、お祈り申し上げます。また、被災された皆様への支援を行っている各種団体の皆様に、心より感謝申し上げます。
私共、NPO法人人と動物の共生センターは、岐阜県岐阜市に拠点を置く、NPO法人です(代表:奥田順之〔獣医師〕)。今回中心的な被災地からは少し離れた距離にありますが、隣接する長野県をはじめとして甚大な被害が出ております。当団体が現地で直接的な支援を行うことはできませんが、現場で活動されている団体を応援することはできると考え、今回の支援金募集を企画・実施しております。どうぞご協力いただけますようお願い申し上げます。
寄付金の使い道
今回募集する寄付金は、被災地にて被災飼い主・被災動物の救援のために活動する団体の活動支援金として送らせていただきます。当団体所在地の隣接県であり、被災状況が深刻な長野県千曲川流域の被災地で活動する団体を優先的に支援し、その他の被災地についても、情報を得ながら判断を行っていきます。
集まった寄付金の総額のうち、95%を被災地の団体に送金いたします。(5%は決済手数料がかかります。その他の諸経費は当団体負担)
現在、発災直後であるため、支援先団体は選定できておりません。当団体では、被災地外に拠点を置いているため、長野県の動物愛護行政に関わる方と直接連絡を取りながら、情報を集めていきます。今後、SNS/HP等の各種情報も閲覧し、また寄付者の皆様からのご意見を頂戴しながら、必要に応じて直接団体に問い合わせるなどして、11月中旬を目途に支援先を決定する方針です。
このタイミングで寄付募集を開始した理由
被災地の団体では、自身が被災していたり、周囲の被災者のケアに奔走されており、すぐに寄付募集を開始できる団体ばかりではないと考えられます。そのため、被災動物救援活動に寄付したいと考えている人がいても、寄付を受ける窓口がない状態になりかねません。また、寄付を募集できる団体が少ない中、どの団体に寄付をすればいいかわからないという方も少なくないでしょう。
より多くの人の目に留まる、被災直後から寄付募集が開始できれば、より多くの支援を団体に届けることができることで、年単位にわたる支援活動に活かすことができると考えています。
「今寄付したい」「どの団体に寄付したらいいかわからない」というニーズに応え、より多くの支援を被災地に届けるために、被災直後のタイミングで本寄付募集を開始しました。
支援先団体の選定方法
多くの団体が被災飼い主・被災動物の救援活動を行っている中で、支援先を選定することは非常に難しいことだと考えています。当団体は、支援先選定について、より効果的でより透明性のある団体を優先的に支援するという方向性の元で判断を行っていきます。具体的には以下の支援先決定基準を元に判断を行います。
【支援先決定基準】
- 透明性の確保された団体であること(決算報告が公開されている/HPやSNSで活動報告が頻繁に行われている/代表者役員の情報が公開されている等)
- 直接的な被災飼い主・被災動物の救援活動を行っていること(被災動物の保護活動/避難所における被災飼い主・被災動物のケアに関わる活動等)
- 各種団体と連携して活動にあたっている事(行政や各種団体と連携しながら活動している等)
【支援先数と分配】
- 支援先数は3~10団体程度を目安に選定します。
- 支援先団体については、上記基準に合致する団体を複数選定し、各団体の資金ニーズに応じて、寄付金を分配します。
【支援先決定プロセス】
- 当団体内で組織されている「ペット防災委員会」メンバーにて、10月末までの各種団体の活動をHP/SNSで確認し、支援先候補を挙げます。
- 11月上旬に支援先候補に電話等にて問い合わせを行い資金ニーズを確認します。資金ニーズを元に配分額を検討します。
- 11月中旬に、支援先及び配分額について、ペット防災委員会から理事会に提案し、理事会にて決定いたします。
目標金額について
今回ページ上の目標金額は1,000,000円に設定されていますが、システムの仕様上設定しなければならないため、仮置きで設定しているだけです。達成されなくても、寄付された金額は当団体に入金されますので、それを用いて、現地の団体の支援を行うことができます。
当団体について
NPO法人人と動物の共生センターは、岐阜県岐阜市を拠点に、2012年に設立されたNPO法人です。人と動物が共に生活することを通じて怒る社会的課題の解決を通じて誰もが他者を思いやる事の出来る社会づくりに貢献することを理念に掲げて活動しています。主に犬猫と飼い主に関わる活動を行っています。
【活動の特徴】
当団体は、保護活動をメインにした団体ではなく、保護しなければならない犬猫が発生しないようにするための蛇口を締める活動を行っています。
【活動領域】
蛇口を締める活動を行うために、以下の5つの活動領域を設定して活動しています。
- 適正飼育の普及啓発(飼い主が学ぶ犬のしつけ教室ONELife/ぎふ動物行動クリニック)
- 高齢者とペットの共生問題の解決(ペット後見互助会とものわ)
- ペット産業の適正化を推進する活動(ペット産業CSR白書の発行等)
- 猫の過剰繁殖問題の解決(野良猫専門動物病院の開設/全国ロードキル調査)
- ペット防災活動(減災教室ペット編/動物避難所開設訓練【活動の特徴】
【団体HP】http://human-animal.jp/
【会員募集用ページ】https://www.congrant.com/project/tomoiki/626
【情報公開ページ】https://fields.canpan.info/organization/detail/1497900769
ペット防災に関する実績について
当団体では、減災教室ペット編の開発や、動物避難所開設訓練といった、ペット防災に関わる取り組みを実施しています。
参考URL:減災教室ペット編 http://human-animal.jp/bousai
参考URL:動物避難所開設訓練 http://human-animal.jp/blog/1358
実際の被災に対する支援としては、2018年に発生した西日本豪雨の際にも募金活動を実施しています。
西日本豪雨の際は、事業で連携関係にある、全国90店舗以上のペットショップを運営するコーワペッツコーポレーション/ペッツフレンズコーポレーションと協働し、店頭での募金箱設置を行いました。その結果、当団体からのマッチングも含め、総額340,573円の支援金を(公社)岡山県獣医師会、ならびに、(一社)ペットサロン協会に寄付することができました。
今回も、コーワペッツグループをはじめとして、ペットショップ店頭での募金の実施を働きかけてまいります。
参考URL:当団体報告 http://human-animal.jp/bousai-blog/940
参考URL:コーワペッツ報告 https://kowapets.co.jp/news/site/15744/
代表者について
理事長 獣医師 奥田順之
- NPO法人人と動物の共生センター理事長
- ぎふ動物行動クリニック院長
- 獣医行動診療科認定医
- 鹿児島大学講師(動物行動学)
- 東海若手起業塾4期5期
- 名古屋市動物愛護管理計画策定等に関する検討会 構成員
- 岐阜市動物愛護推進員
岐阜大学在学時に、学生団体を立ち上げ活動を開始。卒後、東海若手起業塾・起業の学校で社会的起業について学び、2012年NPO法人人と動物の共生センター設立。同年、法人の主たる事業として、飼い主が学ぶ犬のしつけ教室ONELife開設。2014年問題行動を専門に治療するぎふ動物行動クリニック開業。2017年、日本で8人目となる獣医行動診療科認定医取得。2017年より、高齢者が万が一飼えなくなる事態に備えるための、ペット後見互助会とものわの運営を行っている。ペット産業のCSRに関する調査・提言活動を実施し2018年ペット産業CSR白書発行。ペット防災啓発のためのワークシート「減災教室ペット編」を岐阜大学工学部高木朗義教授ら開発。普及に努めている。動物行動学、余剰犬猫問題、ペット産業の社会的責任、ペット防災に関して、研究と実践活動を行っている。著書に「動物の精神科医が教える犬の咬みグセ解決塾(2018)」「ペット産業CSR白書-生体販売の社会的責任-(2018)」
問い合わせについて
本寄付募集に関わる問い合わせにつきましては、以下の連絡先にお願いいたします。
NPO法人人と動物の共生センター
住所:岐阜県岐阜市岩地2-4-3
電話番号:058-214-3442
メールアドレス:info@tomo-iki.jp