全国トラブルシューター弁護士ネットワーク(トラ弁ネット)は、障害のある人を、民事・刑事問わず全分野で法的に支援する弁護士の全国ネットワークです。
トラ弁ネットでは、
①定期セミナーの開催
②ケース検討会
③メーリングリストを活用した意見交換・情報交換
④関係機関に合理的配慮を求めるソーシャルアクション
⑤障害のある人のための無料LINE相談
などの活動を行っています。
メンバーは自由闊達、風通しもよいですので、ご意見等あれば取り入れて、刺さる支援、楽しい支援、楽しい社会を目指していきたいと思っています。
趣旨に賛同いただき、活動に参加いただける弁護士の方は、ぜひ会員登録をお願いいたします。
設立の趣旨
障害のある人の中には、障害特性から周囲から誤解され、それによってトラブル(金銭的な紛争、犯罪など)に巻き込まれたり、自らがトラブルを起こしてしまう方がいます。
そして、このような「トラブル」を起こした人は、社会から排除されてしまいがちです。
私たちは、そのようにして社会から排除された方々とたくさん出会ってきました。
このような社会を変えるために、私たち弁護士にできることはないか、それがトラ弁ネット設立のきっかけです。
社会を変えていくためには、地域で暮らす人たち全体が、障害のある人の障害特性や生きづらさを理解し、お互いが支えあえるようになっていくことが必要です。
その第一歩として、司法・医療・行政・福祉・教育・家族などそれぞれの立場の人が、その職種・役割にとらわれずに、連携・協力するネットワークを構築していく。それを、TS(トラブル・シューター)活動といいます。
そして、このようなネットワークを構築したり、障害のある人が直面したトラブルに対して法的な解決を目指す役割を担うのが「トラブルシューター弁護士」です。
地域の中で障害のある人を支える——そのためにきっと弁護士にできることもあると思っています。
会費の使い道
会員からいただいた会費は、以下のような目的に使用します。
① 会員向けセミナーの実施にかかる費用(講師謝金など)
② 会員向けケース検討会の実施にかかる費用(アドバイザー謝金など)
③ ホームページ・会員管理システムの維持費
会員要件
弁護士登録をしていること。