「キャットシェルターととの森」とは?
「ととの森」は、2016年5月、千葉県船橋市で「保護ねこカフェ ととの森」を 猫たちにストレスの少ない保護ねこの譲渡の場所・アニマルセラピー効果による癒しの場所、猫のことを知っていただく場所としてオープンしました。
オープン当初は、営利目的の第1種動物取扱業ということで、保健所などの保護猫を譲り受けることができず、また、保護猫カフェ自体が多くなく、手探り状態で始めましたが、オープン2年目には、個人保護活動家・保護団体・一般の方からの保護依頼があり、狭いカフェ店舗では対応できない程の保護受入依頼がくるようになりました。
そこで、2019年7月、クラウドファンディングより 「Catshelterととの森」を開設し、年間100頭の保護ねこ受入を目指し、病気の子、子猫の受入もすることにしました。
活動開始から5年がたった今、「ととの森」は年間150頭程の保護ねこを里親様のところへと繋げる居場所になっています。
年間殺処分数は、犬1.6万頭、猫6.7万頭
2012年に動物愛護法の改定が行われたことにより、「終生飼養」の責任が問われることになり、「かわいくなくなったから」「引っ越しするから」などの身勝手な理由による引き取り申請を拒否できるようになり、保健所での殺処分頭数は3分の1まで減っていますが、その分を民間で引き受けしたり、捨てられたりしたため、保護猫カフェでの保護受入依頼の急増につながってきています。
また、近年のねこブーム、コロナ禍により、2020年6月以降は 更に増加しています。
無責任に飼い猫を遺棄したり、避妊去勢の必要性を理解せずに野良猫に餌だけをあげる「餌やり」行為により、ひとつの命が危険に晒されています。
そんな目の前の命を繋げたい! 現在、医療費や環境整備のため、想像以上の費用が必要となっております。
皆様の温かなご支援、ご寄付により、なんとか維持できております。
今後も増え続ける保護依頼を受け、ひとつでも多くの命を繋ぎ続けたい。
保護したいけど、保護できない
このページをご覧いただき、ありがとうございました。「保護ねこカフェ」「キャットシェルター」と保護ねこを受け入れる施設を増やしましたが、保護依頼の数が多く、常に空きがなく、予約待ちをしていただいている状況です。また、エイズ・白血病・その他病気、怪我の子は、里親様へと繋がる機会が少なく、そのようなハンディのある子は、終生を施設で過ごす可能性も高くなります。
アニマルセラピー、猫に親しんでもらうための「保護ねこカフェ」
子猫、人馴れしていない子、怪我・病気の子を受け入れるための「キャットシェルター」
そして、今、終生飼養が必要な子のための「サナトリウム」計画を進めています。
場所は、シェルターより徒歩5分の静かな環境のところです。
ボランティアさんのご協力をいただきながら、少しづつ進め、2021年内には開設したいと考えています。
「サナトリウム」には、ご協力いただいているボランティアさん、ご支援者の方にゆっくりしていただける空間も併設したいと考えております。
ご支援者様、ボランティアさんのご協力があるから、5年間、続けることができました。
施設が増え、多くの「命」を預かるからには、その「命」の行き先を見届ける覚悟と仕組みつくりが必要ですが、
それ以上に、多くの方のごご協力、ご理解が何よりも大切なのです。
身勝手な理由で遺棄される「命」、避妊去勢をせず可愛がる認識不足による「多頭飼育崩壊」
ひとつでも多くの「命」を繋げるために、また、
保護ねこたちの居場所を残すために皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。
Catshelterととの森
代表 今村 瞳
ご支援は全て猫たちのために
キャットシェルターととの森は、皆さまからのご支援とグッズ販売で成り立っています。医療が必要なキャリア猫、子猫の数が増え、動物病院のご協力をいただいても医療費負担は大きく、シェルター運営を圧迫しています。また、外猫だった子のパワーは強烈です。ケージ破壊、脱走防止、環境を清潔に保つためにも、費用がかかります。
皆さまからのご寄付は、主に猫たちの医療費として使用させて頂きます。
3,000円のご寄付を10名の方からいただければ、1頭の避妊手術、キャリア検査ができます。遺棄された子は猫風邪やノミダニ、回虫などの病気に感染している子が多く、その子たちのお薬、治療代が確保できます。