開催概要
(1)日時
2025年11月24日(月・祝) 10:00~15:00 ※11:30~12:30は昼休憩
(2)場所・ルート・距離
広島市中心部(アステールプラザにて集会~平和資料館側前100m道路~中央通り~八丁堀~紙屋町~原爆ドーム前) 約3キロ
(3)体制内容
トラクター5台・軽トラ15台(内1台軽乗用車)人約100名
(4)主催
令和の百姓一揆ひろしま実行委員会
実行委員長:西原美和(北広島町・酪農)
副委員長:浅枝久美子(安芸高田市・稲作農家/市議会議員)
(5)参加者数
午前の部(10:00~11:30)農業者:約30名 市民・消費者:約40名
午後の部(12:30~15:00)農業者:約40名 市民・消費者:約60名
(6)掲出物・展示
・のぼり「令和の百姓一揆」「国消国産」「農業者に寄り添った農政を」「食は命。日本の農家を守れ!」等。
・横断幕、軽トラ荷台への看板
・受付付近に農業者の写真パネル展示
・午前の部にて「所得補償」のある・ない、の寸劇を演出
(7)メディア対応
地元テレビ局(1社)・新聞社(3社)が取材・月刊誌(1社)。WEB媒体でも取り上げられました。
当日の様子
◎ 午前の部
受付には開始時間より早く農家や市民が続々と集まりました。顔を合わせるたびに「今日もしっかり歩こう」「広島でも声を届けよう」と声が交わされ、静かでありながら確かな決意が場に満ちていました。
午前10時、実行委員会より広島でこれまで行ってきた取り組みの発表を皮切りに、実行委員長の挨拶、種を守る会の方のお話、そして寸劇を行いました。
その後、参加者は7グループに分かれ、農業者と消費者が直接向き合う座談会「農家と語ろう会」を約35分実施しました。「農家の現状を初めて知った」「もっと知りたい」「食の未来を守りたい」など活発な意見が交わされ、各グループのまとめ発表をもって午前の部を終了しました。
◎ 午後の部(行進)
12時半より再集合し、実行委員長の挨拶後、行進を開始しました。広島市中心部は多くの歩行者が行き交い、バス・タクシー・路面電車も往来する交通の要衝です。
沿道からは「何の行進ですか?」「初めて見ました」という声が多数寄せられました。“私たちはもう知られているはずだ”という内側の感覚と、“まだほとんど届いていない”という現実が、静かに、しかし確実に突きつけられる瞬間でした。その一方で、初めて知ったという市民が足を止め、のぼりを読み、深くうなずく姿、子どもたちが手を振ってくれる姿もあり、理解や共感が着実に広がりつつあることを実感しました。
行進後の共有の場では、「伝わっていない現実を知った」「次につなげたい」「もっと広げたい」といった声が多く上がり、活動を継続する意義が再確認されました
【成果】
• 都市部での可視化に成功:中心市街地での実施により、幅広い層への訴求が可能となった。
• 新たな参加者の広がり:前回に比べ、若手農家・一般市民の参加が増加。
• メディア露出の増加:テレビ・新聞・WEBで掲載され、次の開催に向けた認知が進んだ。
• 農家の連帯感の強化:他地域からの応援も含め、「一緒に声を上げる」動きが継続して強まっている。






