なぜ世界は平和を実現できないのか
その答えはシンプルです。
今の世界には人類が戦争を放棄する憲法も法律もなく国会や内閣、裁判所もありません。つまり全世界に適用されるルールがないのです。
私たちUPIはSDGsのNo16に記されているように平和で誰もが受け入れられる、全ての人や法が制度で守られる社会を作るため、戦争と紛争のない世界を本気で作りたいと考えています。
今こそ「世界の平和のルール」が必要なのです。
ユナイテッド ピース インターナショナル(UPI)とは
UPIは、人類の長年の悲願である世界平和の実現に向け、具体的戦略を持って活動する平和推進団体です。
世界中の人々が、誰一人取り残される事なく、幸せに暮らせる世界をつくる為、私たちにできる事は何か。今後20年以内に全世界を結びつけるグローバルな組織づくり、世界平和をもたらす「世界の平和のルール」制定を目指しています。
これまで軍事と戦争に投下されてきた数兆ドルもの膨大な資金を、国連が掲げる持続可能な開発目標に対して、人類の知性とイノベーションを発揮できる世界。そのために同様の目標を掲げる他の組織との連携を進め、あらゆる分野でのグローバルガバナンス構築のために併走しています。
世界平和が実現した新しい日常とは
世界平和が実現したその先の未来とは? そこにはひとつの国のようにまとまり、世界共通の平和のルールに基づく政治や行政、裁判によって得ることができる新しい日常の姿があります。
世界共通の平和秩序をつくり運用していく。大国と言われる数か国の権力者たちが、平和な世界をつくろうと心を入れ替えるだけでも、この構想は大きく前進します。そこにはお金も技術も不要です。必要なのは彼らの心を動かすための戦略的且つ懸命な働きかけです。
UPIは各国の国会議員、キーマンに対するロビー活動を通じて、彼らの心を揺さぶり世界を動かします。「世界の平和のルール」制定に向け、全身全霊で挑みます。
軍備という力による今の価値観から、平和のルールに則った話し合いに価値観の転換を図らなければなりません。その為には一人一人の政治家と話し合い、納得してもらわなければなりません。こうした活動を粘り強く続けていくしか解決の道はないのです。
それがUPIが目指す姿です。
世界の平和と持続可能な未来の実現には、グローバルガバナンス。つまり「世界の平和のルール」が必要です。そして私たちは、それを実行する世界的な機関「世界連邦政府」の樹立が不可欠であると考えています。
UPI代表者メッセージ
UPI代表理事の西村です。私が13歳の時にキューバ危機に遭遇しました。いつ核戦争が起きるかもしれないという大きな危機に遭遇しました。第二次世界大戦が終結して間もないときであり、「また戦争が起きるかもしれない」という大きな不安の中で、「誰もが戦争など望んでいないのに、なぜ戦争が起きるのだろうか?」という疑問と、「平和な世界を築くためにはどうしたら良いのだろうか?」と深刻に考え始めました。クラスの親友と夜遅くまで、2つの疑問に対して毎日のように語り合いました。そして平和に関する本も沢山読みましたが解決策を見出すことはできませんでした。
高校を卒業後は地元の医療機器メーカーに就職し、6年間勤めた後に独立し健康関連の事業を起こし独立を果たしました。忙しい間も2つの疑問について考え続けました。しかし解決策を見つけることはできませんでした。
そして59歳の時に前立腺癌を発症し7年間の闘病生活を強いられました。その治療期間中のベッドの中で2つの疑問を解決することができたのです。
「そうだこの世界には憲法と法律がなく、世界の立法府・行政府・司法制度もなく、世界を平和に統治する機関、世界政府がないから平和になれないんだ!」この核心のもと、体調が回復してから平和活動を開始することになりました。
皆さん、もし、アメリカという国に立法府(国会)・行政府(内閣)・司法制度(裁判所)が無かったら・・・と考えてみてください。
交通事故が起きても、詐欺事件が起きても、傷害事件が起きても、殺人事件が起きても、何も解決されずに争いと混乱の国になってしまい、アメリカという国は無法地帯になってしまいます。これと同様に、今の全世界には世界共通の憲法と法律がなく、立法府・行政府・司法制度が無いため、戦争や紛争が絶え間なく起き、人類を何回も殺戮できる核兵器がまかり通っているのです。犯罪を犯した者を罰することすらできない、まさに世界は無法地帯状態なのです。仮に、一時的に平和な時代が実現したとしても、憲法と法律、立法府・行政府・司法制度が無かったら再び混乱の世界に戻ってしまいます。未来永劫に平和な世界を築くためには、世界全体を統治する機関「世界連邦政府」が絶対に必要です。今こそ、「世界連邦政府」の樹立に向けて行動を起こす時です。是非あなたもこの活動に参加してください。
UPIの活動を支援するアドバイザー紹介 (ノーベル平和賞受賞者)
私たちUPIが実現を目指す「世界連邦政府」とは
世界連邦政府とは、国家の上部組織として世界全体を統治する組織です。
世界連邦運動の始まり
私たちが世界連邦政府というと「荒唐無稽な話」として笑う人がおります。でも本当に「荒唐無稽」なことでしょうか?
いえ、世界連邦構想は70年以上前から求められてきているのです
1946年 第二次世界大戦終戦の翌年にアルベルト・アインシュタイン博士を始めとした当時の文化人や政治家などを筆頭に拘束力のない国連の代りに、世界連邦政府を作るべきとして世界連邦運動をスタートさせました。世界連邦運動は世界40か国余りに広がり一時は本当に実現するのでは、というほどに大いに盛り上がりを見せました。
アメリカでも世界連邦政府を望む声が広がり、1946年マサチューセッツ州、1948年コネチカット州で住民投票が行われ、圧倒的に支持されました。1949年48州中、24州で世界連邦政府を支持する決議が行われ、同年、西ドイツの4都市など、世界的に世界連邦政府を支持する世論が高まりました。
日本でも1949年 世界連邦日本国会委員会が創設され、現在では超党派で104名の国会議員が参加されております。1955年には、世界連邦宣言自治体全国協議会設立(http://www.wfdeclarelg.org/ind...)
2005年 2016年の参議院にて「世界連邦実現の道の探求」国会決議が採択。(https://www.sangiin.go.jp/japa...)現在まで運動は続いております。
世界連邦政府の設立のために必要なこと
私たちUPIが2021年に独自調査した結果(日本・米国 各3,000名 合計6,000名対象)では、世界連邦政府が必要だと答えた人が60%を超えました。
更に2023年9月に実施した調査の60歳以上の回答者からは「世界の憲法と法律の制定」「世界の立法府・行政府・司法制度をつくるべき」との回答が94.4%にものぼり、更に高い支持を得ています。
1946年から現在まで行われてきた世界連邦運動が世論に浸透し、「世界連邦政府樹立」が求められていると言えるでしょう。
今後も長く活動を続けることで世界中で何億という規模の賛同者を増やし、世界中の民意を得ることこそが大切です。賛同する有権者が世界の30%に達した時、ほとんどの国会議員はこの民意を無視できなくなり、ついに各国の国会で世界連邦政府構想に賛同する決議が行われることとなります。世界中の国会議員に世界連邦政府樹立のための働きかけを行い、全世界約190か国の国会議員約46,000名のうちの60%にあたる27,600名の議員を説得し、賛同者を増やしていきます。そのためには約190か国に対してUPIの職員を各国に10名程度配置。全世界で1,000名程度の職員を動員し活動を行います。
今まで述べてきた構想を推し進めるためには莫大な資金が必要となります。そのために世界の優良企業や資産家に「協力依頼書」を手渡して理解を求め、次の2点について協力していただくことを目指しています。
①世界の大企業経営者や資産家組織の設立
国益を最優先する国会議員同士では、平和な世界をつくるための話し合いは困難です。そこで世界の大企業経営者や資産家1,000名が団結して組織をつくり、政治家同士の仲立ちをして話し合いを促進させ平和な世界を構築するために世界連邦政府樹立の話し合いを行い政治家同士の融和を実現させます。
②寄付金の支援
世界の大企業や資産家から毎年継続して寄付金の支援をお願いします。1社平均して1億円なら1,000億円。2億円なら2,000億円を集めることが可能です。これだけの資金が集まれば平和活動は円滑に運営されることになります。
この二つの構想を実現させるために、大企業や資産家に理解と協力を求める人材100名を採用します。1人当たり10社の経営者を説得すれば1,000社が達成されます。採用した1人あたりの必要経費を2,000万円とすれば総額で20億円が必要となります。まずは毎年継続して20億円の資金を集めることを優先させます。また、一般の企業や個人にも世界連邦政府樹立を後押しする発起人になっていただきたいのです。発起人制度を広げるために著名なスポーツ選手や芸能人に対して「協力依頼書」を手渡して理解と協力をお願いします。発起人になった著名人が企業や個人に対し情報発信することで、より多くの理解者を得ることができます。発起人になった企業は、会費として月々1万円以上をお願いし、個人は月々500円以上をお願いします。月々500円ですと年額で6,000円に、会員が1億人になれば6,000億円になります。
世界連邦政府は個人や企業、皆様の協力によってつくられます。世界連邦政府の実現に向けて皆様のご協力をお願い致します。
ご支援の使い道
いただいたご支援は世界連邦政府樹立に向けた活動費に充てられます。
■世界のアドバイザー候補を説得するための活動費。また、発起人を説得するための活動費
旅費交通費・協議会場費用・アドバイザー候補を説得するための動画制作費や紙媒体の制作費、印刷費、また、国際郵便費用
■世界各国に配置するUPIの職員の人件費
給与・賞与・法定福利費・旅費交通費・支部の地代・光熱費・通信費・パソコン代・募集、採用費など
UPIの活動内容詳細、実績について
2019年11月 日本に平和推進団体 一般社団法人ピース・ピース・ピースを設立
2020年9月 福岡にて 2006年ノーベル平和賞受賞者 ムハマド・ユヌス氏と対談
2020年10月 米国に United Peace International Inc.を設立(代表理事:西村峯満)
2021年3月 米国 United Peace International Inc.が、公益法人の認可を受ける。
2021年5月 米国にて 1997年ノーベル平和賞受賞者 ジョディ・ウィリアムズ氏と対談
2021年5月 米国にて 2011年ノーベル平和賞受賞者 レイマ・ロバータ・ボウィ氏と対談
2021年8月 2005年ノーベル平和賞受賞者 モハメド・エルバラダイ氏とオンラインミーティングを実施
アプローチ開始から2年の歳月の末、 2022年1月、ジョディ・ウィリアムズ氏がUPIのアドバイザーに就任。
2022年11月 さらに5名のノーベル平和賞受賞者に理解、賛同いただきアドバイザーに就任。
これで、UPIの活動を支援するアドバイザーが6名となりました。
2023年6月 法人名を一般社団法人ユナイテッド ピース インターナショナルに変更
2023年11月 セルリアンタワー東急ホテルにて、SDGsグローバルガバナンスサミット2023を開催。前国連事務総長 藩基文氏、東ティモール現大統領ジョゼ・マヌエル・ラモス氏にもご登壇いただき、1,000名以上の来場者を迎え、盛大に開催。https://youtu.be/fN3py9WnKBw
2024年 更に活動を活発化