知り合うことから関係が始まる
在日コリアンの皆さんは、日本に帰化された方を含めれば、およそ100万人。ダブルやクウォーターまで含めると、正式な数字はありませんが、数百万人にも上ると考えられます。
その割には、日本人は在日コリアンのことを知りません。友人知人に在日コリアンがいる人でも、在日コリアンであることの現実を理解できている人はいません。知らないから、なんとなく距離を置いてしまいます。在日コリアンの側も、あえて自分のことを日本人に語ろうとはしません。
日ごろ接している個人同士がそんなことでは、国と国が仲良くなれるはずがありません。あってはならない差別や偏見も、なかなかなくなりません。
知らないために仲良くなれないのなら、自分たちの手で知る機会、仲良くなる機会をつくろう……そう考えたのが「ウリ花」をつくったシンプルな理由です。
在日コリアンのみなさんのルーツは朝鮮半島にあります。朝鮮半島には同じ民族が、南(大韓民国)と北(朝鮮民主主義人民共和国)に分かれて存在しています。「ウリ花」には、日本人もいれば、大韓民国にルーツのある在日コリアンもいれば、朝鮮民主主義人民共和国にルーツのある在日コリアンもいます。
正確にいえば、先祖の出身地の朝鮮半島が南北に分断されたときに、たまたま北の側にあった人と南の側にあった人の両方がいるということなのですが、そういうことも含めて、日本と朝鮮半島の間には乗り越えなくてはならない溝があります。
その溝を乗り越えるために、ささやかでも力になりたい――団体の名称「ウリ花・朝鮮半島と日本の架け橋たち」には、私たちのそんな願いがこめられています。
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仲良くすれば良いことだらけ
隣国同士が仲良くなれば、楽しいことが増え、文化交流が進んで心も豊かになります。経済的にも大きなプラスの効果が生まれるはずです。
それだけではありません。ある警備会社の方が、こんなことを話してくださいました。
「いまの時代、家の塀も高くできるし、監視カメラやセンサーなど、お金をかければいくらでも警備システムは構築できます。でも、本当の安心や安全は、隣近所同士、何かあればお互いに助けあえる関係があってこそです」。
人と人が理解しあえれば、政治のレベルでも相互理解が進み、安全保障という大きな話にさえつながっていくのではないでしょうか。
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なぜ仲良くできないのでしょうか?
隣国同士、仲良くする必要があるとだれもが考えています。それなのに、なぜ、それができないのでしょう?
ひとことで言えば、知らないからだと思います。もう少し踏み込んで言えば、「歴史」を知らないからだと思います。
日本と朝鮮半島のあいだには、長い複雑な歴史があります。いま目の前で起きているさまざまな出来事には、それが起こる歴史的な背景と理由があります。それを理解しないままでは、気の合う仲間同士がいくら仲良くなっても、そこから先への発展が望めません。ボタンのかけ違いから来る衝突さえ起こるかもしれません。
「ウリ花」は、日本と朝鮮半島・在日コリアンの歴史について、時間的には過去と未来の両方から、思想信条的にも一方向からだけでなく複数の方向から、決めつけを排して理解することに努めています。
過去があって、いまの私たちがいます。未来をつくるのは私たちです。過去を知り、良きものは継承し、過ちは謝罪し、赦しあい、未来に向かって進みたい。そのために、さまざまなルーツを持つ仲間たちと学んでいく――それが「ウリ花」の歴史認識です。
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「ウリ花」は、具体的には以下のようなことを行っています
・講演会・学習会(研究者や活動家を招いて実施)
・フィールドワーク(歴史的スポットなどの訪問・見学)
・交流会(韓国・朝鮮料理と楽しく真面目な雑談を楽しみます)
・在日コリアンの諸団体との共催・協力イベント
・反差別・反ヘイト活動(非暴力の抗議活動)
・朝鮮学校支援
■ウリ花ホームページ
https://www.urihana.com/
■ウリ花Facebook
https://m.facebook.com/NPO法人-ウリ花朝鮮半島と日本の架け橋たち-우리는-하나다-622207421509722/?ref=bookmarks
■ウリ花YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCskOA171mrE3jhzgW7VAfUQ
■ウリ花Twitter
https://twitter.com/gF3aucO8xYI8aGi
■ウリ花メールアドレス
urihana.koreajapan@gmail.com
私たちウリ花は、平和の基礎づくりのために、共に歩む仲間を募集しています。上記SNS・メールなどからいつでもお気軽にご連絡ください。
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ウリ花のロゴマークについて
青い花びらは朝鮮半島。
赤い花びらは日本列島。
朝鮮半島と日本列島は一つになり、支えあって上に伸びていきます。
朝鮮半島の青は、南北平和統の願いを込めた統一旗の青。
日本列島のピンクがかった赤は、日本に生まれる新しい愛の赤。
左の葉は朝鮮半島に住む私たち。
右の葉は日本列島に住む日本の私たち。
両側の葉に包まれて守られている茎は在日コリアンの私たちです。
ウリ花は、日本人と在日コリアンが一緒になって、
朝鮮半島と日本が「一つの花」(ウリ花)を咲かせるための架け橋になることをめざしています。
長い文章を最後まで読んでくださり ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
NPO法人 ウリ花・朝鮮半島と日本の架け橋たち
代表 具(飯田)幸司
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皆様からのご寄付はNPO法人ウリ花の活動の支えとなります
NPOウリ花の活動は皆様からのご支援で成り立っています。
ご寄付は現在活動中の
・講演会・学習会(研究者や活動家を招いて実施)
・フィールドワーク(歴史的スポットなどの訪問・見学)
・交流会(韓国・朝鮮料理と楽しく真面目な雑談を楽しみます)
・在日コリアンの諸団体との共催・協力イベント
・反差別・反ヘイト活動(非暴力の抗議活動)
・朝鮮学校支援など
ほかNPO法人ウリ花の運営費に使用されます。
ご支援してくださる方は、お礼&活動報告(不定期)をメールにて送付させていただきます。
温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
海外からのご支援方法
この度は真にありがとうございます。
返礼品はウリ花からのお礼メールのみとなっておりますのでご了承ください。
またお礼のメールを送らせていただきますので、ご支援いただけるときは
「urihana.koreajapan@gmail.com」宛に支援についてご連絡いただき、下記の口座へお振込みください。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
【海外からの送金先は以下になっております↓】
NPO URIHANA Bank account information
=== Beneficiary Bank (Account with Institution) Information === [SWIFT Code / BIC]: RAKTJPJT
[Bank Name]: RAKUTEN BANK, LTD.
[Branch Name]: HEAD OFFICE
[Bank Address]: 2-16-5 KONAN, MINATO-KU, TOKYO, JAPAN
=== Beneficiary Information ===
[Account Number]: 2527953572
[Beneficiary Name]: NPO URIHANA CHOSENHANTOTONIHONNOKAKEHASITACHI [Beneficiary Address]: 3-24-15-706 CHUOU, NAKANO-KU, TOKYO, JAPAN
=== Intermediary Bank ===
[SWIFT Code/ BIC] : SMBCJPJT
[Bank Name] :SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION, TOKYO, JAPAN