
輪島市内にある開けた場所は、ほとんどがいまだ仮設住宅として使われています。小学校のグラウンドはほぼすべてが仮設住宅になり、いまも多くの方が暮らしておられます。観光交流施設などとして親しまれていた「みなとオアシス輪島マリンタウン」のサッカー場やバスケット場、公園も仮設住宅で埋まっています。子供たちの楽しそうな声が戻って来るのは、いつのことになるだろうかと考えると、悲しい気持ちになります。
輪島市内、特に輪島朝市の周辺にあった民家はほとんどが失われてしまいました。地震直後にテレビなどでも繰り返し報道されていた7階建ての旧五島屋ビルのほか、大型スーパーなども解体され、にぎやかだった場所には空き地が目立ちます。空き地には雑草が生えるがままになっていて、以前の様子を思い出すと寂しさを感じます。

また、輪島市の中心部から少し離れた場所には、まだ地震直後の状態のままの家屋があり、解体すら始まっていないところもあります。道路の修復もまだまだ進んでいません。聞くところでは、解体工事については被災直後は全国から専門業者が集まってきたようですが、現在は県内の業者だけで進めているとのことです。

一方、漁港などの工事は少しずつ進み先日には約1年4か月ぶりに水揚げが行われたというニュースもありました。また、輪島朝市は、近くの商業施設「ワイプラザ」に場所を移し、「出張輪島朝市」として一部再開しています。


金沢から能登へつながる「能登里山海道」の道路修復も少しずつ進み、夜間通行止めを実施しながらかなり平坦に、車でも走りやすくなってきました。ただ、横田インターチェンジより北は、まだジェットコースター並みのでこぼこ道が続いています。
多くの人の尽力で少しずつ復旧復興が進められていますが、元の輪島の様子、にぎわいを取り戻すにはまだまだ長い道のりがあることを感じざるを得ません。それは私たち彦十蒔絵道の職人たちも同じです。引き続き多くの方のご支援をお願いいたします。

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