UNITED SPORTS FOUNDATION

2021年、皆さまのご支援のおかげで 1,000名以上の子どもたちに スポーツを通した学びを届けることができました。

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2021年は新型コロナウイルスの猛威が全国に広がり、 子どもたちの運動機会の減少や友だちとの交流減少が問題視されました。 社会問題になりつつあるこの課題を解決に導く一つになればと、昨年立ち上げた オンライン事業は、皆さまのご支援を受けて徐々に軌道に乗り始めました。 秋以降はリアルでのスポーツイベントを規模を縮小しながら再開しました。 現在はリアルとオンラインの二軸で、子どもたちがスポーツに触れる機会を提供しております。 2011年の東日本大震災をきっかけに設立した当財団は、10周年を迎えることができました。これまでの活動を支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。 USF代表理事 諸橋寛子 USFスタッフ一同

新規事業への取り組み 2022年に向けて

初対面の子どもたちが一つの場所に集まって、様々なトップアスリートによる直接指導を受ける―――

その活動を主軸にしていた私たちにとって、新型コロナウイルスは大きな壁となって立ちはだかりました。

 

「スポーツの力」が届く範囲に、きっと制限はない。

USFはこの制限された状況で、どうしたら子どもたちにスポーツが届けられるかを考えました。

そして、USFの想いに賛同くださったアスリートの方にご協力をいただき、子どもたちとトップアスリートをオンライン上で繋ぐ新事業「Online de 繋がる輪」をスタートしました。

 

DIYやクイズコーナー、トップアスリートから学ぶトレーニングのプログラムに対して、子どもたちがスクリーン越しでもわかるほど目をキラキラさせ、額に汗をにじませる姿に新たな可能性を感じました。

 

この1年で様々な競技のアスリートの方々がゲストとしてご協力をくださり、1,000名以上の子どもたちへコロナ禍で身体を動かす機会を作り出しました。

 

現在は行政の方にも関心をお寄せいただき、いくつかの県や市からオンラインイベントのご要望をいただいております。

 

新型コロナウイルスの1日でも早い収束を願うと共に、制限の中で始めたこのオンライン事業を

2022年は、子どもたちが”どこに住んでいてもトップアスリートと繋がる機会”となる新たな取り組みとして、リアルイベントとの二軸で可能性を広げてまいります。

リアルイベントの再開

秋以降は政府からのイベント方針に従って規模を縮小し、コロナ感染拡大防止対策を十分に行いながら、リアルでのマルチスポーツイベントを再開しました。

 

たった1回の開催であっても、子どもたちの心と体の成長は目覚ましく、その成長は私たち大人を勇気づけてくれるものだと改めて感じています。

 

その日初めて会った子どもたちが、コミュニケーションをとりながら少しずつ仲良くなっていく様子

普段サッカーをやっている子が、やったことのないホッケーに苦戦しながらチャレンジする姿

運動が苦手な子が、走り方教室でコツを掴んで自信を持った目をした瞬間

スポーツ万能な子が、車椅子バスケを体験して多様性について書いてくれたアンケート

 

子どもたちがイベントを通して経験したことは、競技の技術習得に留まるものではありません。

子どもたちが競技の多様性に触れ、自己能力の気づきや関心を見つけ出す場として

バックグラウンドの異なる相手と共に過ごすことで、ソーシャルスキルを向上する場として

今後もUSFはマルチスポーツイベントを開催してまいります。

 

改めて、コロナ禍のなかUSFの活動にご賛同いただき、ご協力・ご支援いただいた皆さまに改めて感謝申し上げます。本年は、誠にありがとうございました。そして、2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

ご支援の使い道

USFの活動は、皆さまからのご支援で成り立っています。いただいたご寄付は、主に以下のような用途に使用させていただきます。

  ◆スポーツイベントの運営費

  ◆ボランティアスタッフの交通費

  ◆子どもたちが使用するスポーツ用品購入代

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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