多様性を大切に、スポーツを通じた子どもたちへの教育
USFは、スポーツそのものに興味を持ってもらうために、複数の競技を一度に体験するスポーツキャンプの事業を行っています。現在は約10地域で、学年・性別を問わず、50~100名の子どもたちにスポーツを通じた学びを提供しています。
体験種目は、サッカーやバスケットボールなどのメジャースポーツのみならず、マイナースポーツやパラスポーツ(障がい者スポーツ)を導入しています。学校の体育では経験することの出来ないパラスポーツの経験は、未来を担う子どもたちが平等性や公平性を身に着けるきっかけとなります。オンライン事業も開始したことで、これまで手の届かなかった地域へも質の高い教育を届けることを可能となりました。
年齢、性別、人種、国籍、障がいの有無などに関係なく、だれもが、いつでもどこでも楽しむことができるスポーツの魅力を活かし、ダイバーシティ&インクルージョンを促進する活動を行っています。
スポーツをきっかけに、子どもたちと社会問題を考える
USFの活動に賛同いただいている企業と共に、スポーツを通した環境への取り組み、健康への取り組み、復興支援活動などを行っています。
2019年に開催された「APP×USF kidsプログラム」では、私たちの暮らす地球環境になくてはならない「水」を守る重要性を訴求するワークショップの運営協力を行いました。SUP体験で実際にウォータースポーツを楽しんだ子どもたちは、高い関心を持って、水質調査やプラスチックごみを使ったアートなどのワークショップに取り組んでくれました。
USFは、子どもたちが社会問題や環境問題、地域復興などについて、スポーツをきっかけに関心を持ってくれるような仕組みづくりを継続しています。
日本と海外をつなぐグローバルな活動
外務省、スポーツ庁などが運営委員を務める日本のスポーツ国際貢献事業「Sports for Tomorrow」と連携しています。USFの事業では、国籍を問わずボランティアスタッフを募っており、異なるバックグラウンドを持つ人々と関わることで、子どもたちにグローバルな視野を身に着けるきっかけを提供します。
このほか、スポーツを通じて良質な教育プログラムを提供する海外の団体と連携し、それらのプログラムを日本で展開する活動を続けています。子どもたちの健康増進や人格形成を目指し、日本の子どもたちに海外発のプログラムを経験する機会を創出しています。
国境を越えたスポーツ文化振興によって、日本の子どもたちと世界とをつなぐ活動を続けています。
代表よりごあいさつ
このページに辿り着いていただき、ありがとうございます。USF代表理事の諸橋寛子です。
USFは、東日本大震災以降、さまざまな支援・貢献活動への関心が高まる中、スポーツを通じて社会貢献することを目的に、 2011年9月20日に設立いたしました。全ての人に勇気や感動を与えることができる「スポーツの持つ力」を再認識し、その魅力をより多くの人に伝えるべく、 ご賛同いただいたアスリートの方々、地域、企業の皆さまのご協力のもと、スポーツに触れる機会創出を積極的におこない、 人々の心身の健康に寄与することを目指します。
「One World. One Team.」を財団メッセージとし、グローバルな視点でこうした活動を継続的、 発展的に運営することで、世界全体のスポーツ文化振興に尽力してまいります。
活動開始から10年、約60万人の子どもたちが、USFの活動に参加をしてくれました。このページご紹介した未来を担う子どもたちへのサポートは、持続可能でより良い世界を目指すSDGsの取り組みにつながると信じております。
ぜひ皆さまからの温かいご賛同とご支援をよろしくお願いいたします。
代表理事 諸橋 寛子
ご支援の使い道
USFの活動は、皆さまからのご支援で成り立っています。いただいたご寄付は、主に以下のような用途に使用させていただきます。
- スポーツイベントの施設料金などの運営費
- 看護スタッフ費用
- 子どもたちが使用するスポーツ用品購入代
▼活動の詳細はぜひHPをご覧ください。▼