一般社団法人日本うつ病サポート協会

「朝のこども食堂」のご支援よろしくお願いします。

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一般社団法人日本うつ病サポート協会は、札幌でのカウンセリング活動と、当別町にて月末の木曜日に喫茶店の場所をお借りして「朝のこども食堂」を実施しています。 朝のこども食堂を実施しようと考えたのは、親がうつ病などの心の病で休んでいる場合、食事の用意などが出来ないことが多く、朝食を抜いて学校に向かう子どもたちに朝食を提供したいと考えスタートしました。 こども食堂は夜に行われていることが多いのですが、朝食を食べて学ぶことや遊ぶことに取り組んでもらえたらと思っています。現在は資金面などの部分からトーストが中心となっているのですが、温かいご飯の提供を実施していきたいと考えています。 朝のこども食堂の継続と食事内容の充実(トーストだけでなくご飯物の提供)に皆様からの温かいご寄付を活用させていただきます。 ※2024年6月~トーストだけでなく、オムライスも選べるようになりました。 皆様の温かいご支援よろしくお願い致します。

「朝のこども食堂」プロジェクトスタート!

私たち一般社団法人日本うつ病サポート協会は、うつ病で苦しむ本人だけでなく、うつ病で苦しむ方をサポートされる方にカウンセリングや、企業や商工会議所などでメンタルヘルス講習を実施しています。

カウンセリングの中でたくさんのお話を聴かせて頂く中で、親がうつ病になってしまった時、子どもたちへのご飯を作りたいけど体が動かず毎日コンビニ頼りになってしまうというお話を伺うことは少なくありません。

コンビニを利用できるケースであれば実はまだ良い方なのですが、休職や無職の時は金銭面での不安が強くなり食費を抑えるために、給食だけとか、1日1食だけというケースもあったりします。

私たちは、小さな団体ではありますが自分たちで何か出来ることはないかと考えたときに、「朝のこども食堂」の開催とその活動を多くの人に知っていただき、朝のこども食堂の輪が広がっていくきっかけになれたら良いなと考え、2024年1月~本格的に朝のこども食堂をスタートすることになりました。

私たちは現在うつ病の予防として何気なくお話が出来る場所を提供する目的で、札幌の隣町(当別町)で喫茶事業を展開しています。まずは、私たちが運営している喫茶店のお休みの日を利用して「朝のこども食堂」をスタートし、内容の充実と活動範囲を広げていきたいと考えています。

そこで今回、皆様に朝のこども食堂のメニューの充実と継続していくためのご寄付をお願いさせていただいております。

【なぜ朝のこども食堂なのか】

私たちは、朝のこども食堂を実施するにあたり、うつ病で苦しむ本人(親)がこどもたちの朝ごはんの心配を少しでも減らしてあげることが出来るのではないかという考えと、子どもをうつ病から守る活動として、朝ご飯を提供する子ども食堂の運営を目指しています。

なぜ朝ご飯かというと、朝食を抜いたり遅くに朝食を食べた人は、毎日同じ時間に朝食を食べた人に比べて、うつ病を含む気分障害を経験しやすいという研究データがある中で、日本の子どもたちは年々朝食を食べない子が増えているためです。

朝ご飯をしっかり食べて学校に行くという習慣を得るだけで、不登校や子どものうつ病、そして将来的なうつ病の経験を防ぐことに繋がる可能性があるのではないかと考えています。

こども食堂と言っても、低年齢の子どもや18歳未満に限るというわけではなく、小学生から大学院生まで幅広い年齢の学生に向けて提供をする予定です。

 対象は低年齢のお子さん〜大学生まで

私たちは、うつ病で苦しむ親が朝食を作れずに子どもの食生活に影響が出ることを少しでも減らしたいと考えこの活動を実施していますが、対象を限定してしまうと私たちのこども食堂に来ている人は・・・と周りから見られてしまう可能性もあると考え、対象を限定せずに大学生まで無料で利用することが出来るようにしました。

将来的なうつ病の予防と考えると、朝ごはんを食べるという習慣がこの活動をきっかけに身についてくれたら嬉しいなとも考えていますので、対象者はお子さんだけでなく、大学生まで広げています。

この活動は実は2022年10月に一度スタートしていました。

私たちは、朝のこども食堂の実施に向けて2022年に一度取り組みをスタートしていました。実際に数回実施してみたのですが、いくつかの問題点が出てきて継続することが出来なかった経験があります。

問題点は資金面と無償活動でした。

場所の確保と人材の確保、そして食材など実施していくために多くの費用がかかります。

当時は新型コロナの影響がまだ出ていた時期ということもあり、売上などからこども食堂に充てる費用が限られていたこと、また場所を使うと清掃などもあることから、無償で4時間近く活動してもらうことになっていました。

資金面での継続が難しいだけでなく、スタッフへの負担も大きくなりサポートしていくスタッフの笑顔が無くなっていったため、2022年は数回の実施で継続を一時断念することになってしまいました。

こども食堂を実施した場合、食材費だけでなくボランティアをして頂いている方の時間、光熱費だけでなく、清掃など開催していく側にも多くの負担があったりします。当初はこども達の笑顔のためと考え動くことが出来るのですが、継続していくと次第に負担が疲れに変わり心の余裕を奪ってしまうこともあったりします。

私たちは継続的に「朝のこども食堂」を実施し、多くの場所で展開していけたらと考えているので、ボランティアという形だけではなく、こども食堂で使える資金から1食につき数百円になってしまいますが、店舗側に支払い電気代や場所代としてお店の負担を軽減できたり、ボランティアの方の交通費などに充てていただくような仕組みづくりをしていきながら、多くの飲食店のかたが参加できると良いなと考えています。その中で、朝のこども食堂を全国に広げていけたらと考えています。

まずは、私たちの喫茶店の休みを利用して、どのようなメニューで、どのように仕組みを作ると継続していけるかという部分を試している段階です。

将来的には朝のこども食堂を全国に!

今回は自分たちの出来ることをまずはスタートさせようと考え、私たちが運営に携わっている当別の喫茶店(喫茶ここ)を利用して朝のこども食堂をスタートいたしました。この活動を全国に広げていきたいというのが私たちの思いでもあります。朝のこども食堂の活動を全国に広げていくなかで、店舗側(ボランティアさんを含む)の負担の軽減も考えていかなくてはいけないと考えています。

先ほど書かせて頂いた内容と重複してしまうのですが、朝のこども食堂は、2022年に実施したのですが断念しました。その大きな理由が店舗側の負担が大きいことでした。その一つが「清掃」でした。

2022年に実施したときは、ボランティアさんを含むスタッフが軽く店内を清掃したのですが、飲食店は食中毒などの問題もあることから、清掃は軽くではなくしっかり実施しなくてはいけません。ただ、店舗側は、軽くで良いですよと言ってくださったのですが、ボランティアさんたちが帰ったあとに、もう一度しっかり清掃をし直していた光景を目の当たりにしました。

こども食堂の開催ならと快く場所を貸してくださったのですが、お借りした方の負担が自分たちが思っている以上にあるなと感じた出来事でした。

全国に広げていくためには、ご賛同いただける皆様のお力をお借りしなくては実現できないと思っていますが、負担を少しでも軽減するためにもボランティアという形だけでなく、1食あたりにつき数百円になってしまいますが、スタッフの人件費や家賃などの一部を負担できる仕組みなどがあると変わるのではないかと考えています。

当面の間は、自分たちの出来ることを実施しながら継続して全国に広げていくために皆様からのご寄付を使わせていただきたいと考えております。

毎月最終木曜日7:00 〜 8:30 無料の朝のこども食堂開催

毎月最終木曜日 朝7:30 〜 8:30 当別町の「喫茶ここ」にて開催中(お店の定休日を利用しています)

提供メニュー 「トースト・牛乳・サラダ等」

【追記】

2024年2月 コーンポタージュをプラスすることが出来るようになりました。

2024年3月 食パン(トースト)の他にシリアルも選べるようになりました。

2024年5月 白いたい焼きを無償提供(数量限定)させて頂きました。

2024年夏 オムライスを選べるようになりました。

ご支援の使い方

主には「朝食無料のこども食堂」の安定的な開催と、開催日を増やすために使わせて頂きます。現状ではトーストと牛乳を無料で提供する形になりますが、ご支援を頂くことで開催頻度を増やしていくことやメニューの充実(野菜などの充実・温かいご飯ものの提供)等に使わせて頂きます。

メニューでは、野菜などの充実の他に、温かいご飯の提供にも皆様のご支援を使わせて頂きます。

また、開催頻度が増えたあとはトーストと牛乳だけでなく野菜などの栄養が取れる食材も提供しながら、「朝食無料の子ども食堂」の提供場所を増やす活動にご支援を使わせて頂きたいと考えています。

皆さまの温かいご支援、お待ちしております。

団体情報
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