活動・団体の紹介

約7人に1人の子どもが体験の機会を失っている
日本では約7人に1人の子ども(13.9%)が相対的貧困状態にあると言われています(厚生労働省・2022年調査)。この数字は、食事や衣服といった生活の基本だけでなく、「体験の格差」をも生んでいます。旅行やキャンプ、美術館やスポーツなど、心を豊かにする経験が経済的な理由で得られない子どもが増えています。こうした体験の不足は、自己肯定感や将来の選択肢にも大きな影響を与えることがわかっています。
waiwaiキッズが取り組むこと
実際に、私たちが支援する家庭の中には、遠足や習い事に参加できない子どもや、クリスマスを祝うことが難しい子どもがいます。WAIWAIキッズは、経済的・家庭環境・エリアなどの様々な理由で幼少期に大切な「体験」を得ることができない子どもたちのために「学び・遊び・体験」の機会を届け、将来の可能性を広げることを目指しています。どんな家庭の子どもたちでも、自然と触れ合い、学び、遊び、夢を描く権利があります。
しかし、家庭の経済状況によって、その体験の機会に大きな格差が生じているのが現実です。
私たちは、この体験格差を少しでも埋めるために、支援イベントや物資の寄付を通じて、子どもたちの未来に希望と笑顔を届けています。
これまでに延べ532名の親子へ、無料のイベントやワークショップを提供し、
38世帯のご自宅に訪問してクリスマスプレゼントをお届けしてきました。
2025年は、年間1000名以上の親子に体験プログラムを届けることを目指し、
さらに活動を広げていきます!
代表者メッセージ
みなさん、こんにちは。NPO法人ワイワイキッズ代表の平井敬ニです。
突然ですが、皆さんは子どもの頃に何か心に残る体験をしたことはありますか?
私は幼い頃、信州の豊かな自然の中で仲間とキャンプをしたり、小さな発見に胸を躍らせたりした経験がたくさんあります。
その一つひとつが、今の自分を形作る大切な時間だったと感じています。
しかし今、そうした体験を得られない子どもたちが増えています。
家庭の事情や地域の環境によって、学びや挑戦の機会が限られてしまう現実を知るたびに、なんとかしたいという思いが強まりました。
「子どもたちがワクワクしながら未来を描ける体験を提供したい」
そんな思いから、ワイワイキッズを立ち上げました。
私たちは、子どもたちに「忘れられない体験」を届けることを目指しています。
それは、自然の中で仲間と過ごす時間かもしれませんし、新しいことに挑戦して成功した喜びかもしれません。大切なのは、子どもたちが自分の可能性を信じられるようになること。
そして、どんな状況にあっても、自分らしく成長していける力を持てるようになることです。
地域の皆さんと一緒に、そんな未来を作っていきたいと思っています。
ぜひ、私たちの活動にご理解とご協力をいただければ嬉しいです。
そして、いつの日か、子どもたちが「あの時の経験が自分の宝物だ」と振り返る瞬間を一緒に見届けられたら幸せです。
これからも応援よろしくお願いします。
NPO法人ワイワイキッズ代表 平井敬ニ
寄付金の使い道について
いただいた寄付で子どもたちへ「体験」を提供します
・毎月500円の寄付を1年間継続すると、4人の子どもに体験を提供できます
・毎月3,000円の寄付を1年間継続すると、24人の子どもに体験を提供できます
・毎月50,000円の寄付を1年間継続すると、400人の子どもに体験を提供できます
①体験プログラムを運営しています
- 農業体験
自然に触れながら、種まきや収穫を体験。食の大切さを学びます。
- アート体験
想像力を育むワークショップ。表現の楽しさを体験できます。
- 交流プログラム
地域の子どもたちや保護者同士がつながる場を提供し、支え合いのコミュニティを築きます。
私たちは、すべての子どもに多様な体験を届けることで、未来への可能性を広げます!
②参加費無料のイベントを開催しています
- 5月:WAIWAIアート体験フェス
アートワークショップを開催!絵画・工作・ボディペイント・音楽・ダンスなど多少なアート体験を通じ、想像力が表現力を育みます。アートの力で親子のコミュニケーションを深め、特別な思い出をつくるイベントです
- 8月:WAIWAIファミリーフェス
自然の中で思い切り遊べる体験型フェスを開催。企画・運営にも子どもたち関わり、夢中になれるワークショップ親子で楽しめるイベント、大はしゃぎできる水かけイベントなど、家族みんなで笑顔になれる子どもメインのフェスを開催しています。
- 12月WAIWIサンタ
1人でも多くの子どもたちが温かいクリスマスを過ごせるようお祝いが難しいご家庭にサンタクロースが訪問し、プレゼントとパーティ料理をお届け、メイン会場ではクリスマスリース作りなどクリエイティブ体験を提供します。