輪島朝市

輪島朝市復興基金の募集

img-cover
img-cover
img-cover
令和6年1月1日16時10分、能登半島を襲った最大震度7の大地震は、家屋の倒壊、津波、大火など未曽有の大災害となりました。この災害で輪島市の経済を支える輪島朝市を開催していたエリアは約300戸を焼き尽くす大火災となりました。その他の被害も甚大であり、輪島朝市の復興も含め輪島市の再生は長い道のりとなります。このような状況下で、私たち特定非営利活動法人輪島朝市は、輪島朝市に出店していた事業者と有識者、市内外の会員、支援者らが参加する、地域を超えた幅広い知見を有する公益団体として、輪島朝市の再生から輪島市の経済活動の回復を目指すものです。そのため、当法人に「輪島朝市復興基金」を設け、多くの方に賛同いただき関わっていただきながら浄財を募り、基金の公益的な運用を行います。輪島朝市の復興からから輪島市の経済再生をすることが私たちの願いです。ぜひ、輪島朝市復興基金にご協力いただきますようお願い致します。

活動・団体の紹介

設立趣旨書
 
日本三大朝市として有名な輪島朝市は古くからコミュニティの場として栄えてきました。そして、時代の移り変わりとともに市民の台所から観光名所としての顔も併せ持つようになり、今では市民の暮らしと経済を担う貴重な地域資源となっています。

その貴重な地域資源である輪島朝市を形成しているのは、紛れもなく出店者の一人ひとりです。そのため出店者の姿勢により地域資源としての価値が決まると行っても過言ではなく、輪島朝市の俗化を防ぐために、より規範意識を高めて良質な商品を提供するなど、商人としての社会的責任を自覚しながら地域社会の要請に応えるよう努力することが必要です。

そして、輪島朝市を支えているのは買い物をしていただいているお客様であり、市民と行政をはじめとする関係者者の皆様です。主役であり受益者でもある出店者が皆様の期待に応えるには、法律遵守による正直な商売を行い、誇りが持てる輪島朝市を後世に引き継いでいくこと以外にありません。

さらに、食品表示基準による原産地産地表示やHACCPの義務化など、商品の安全安心を求める消費者ニーズは高まってきており、法律遵守による正直な商売をさらに徹底することで輪島朝市の地域資源としての求心力を維持向上するように努めなければなりません。

私たちは、これまで個人や任意組織で衛生管理や法定表記などの商品管理に係る活動やSNS等による情報発信や新商品企画などの広報と販促活動を行い、輪島朝市の発展に努めてまいりました。しかし、輪島朝市を後世に引き継ぐためには、任意の活動では社会的責任が果たせないのではないかとの議論があり、情報公開と説明責任を明確にして活動する団体が必要との結論に達しました。

これらのことより、輪島朝市の出店者らによる法人を設立し、活動と運営の法的根拠を明確にして社会的認知度の向上に努め、より多くの市民の方々に参画いただきながら、輪島朝市を取り巻く経済の活性化とまちづくりの推進を図る活動を展開してまいります。

私たちは、輪島朝市出店者の一人ひとりの取り組みや活動を応援し、団体としての公益的視点から輪島朝市の保存継承発展につなげる事業を行うとともに、ひいては輪島市のまちづくりに貢献し地域経済の活性化と振興に寄与するものです。

令和6年は、設立趣旨書を踏まえ、大災害発生の今、私たち特定非営利活動法人輪島朝市は、輪島朝市に出店していた事業者と有識者、市内外の会員、支援者らが参加する、地域を超えた幅広い知見を有する公益団体として、輪島朝市の再生から輪島市の経済活動の回復を目指すものです。

活動の背景、社会課題について

私たちは地元客も観光客も楽しく交流し買い物ができる輪島朝市を目指して活動を始めました。そして、2年余り経過して、これからという時に能登半島地震に見舞われました。でも、私たちは逆境を梃子に新しい輪島朝市をつくるために更に活動を加速したいと思っています。

活動内容の詳細、実績について

古くから輪島朝市に出店してお客様から支持されてきた会員らが中心となり、輪島朝市を復興するため、賛同者を募り仲間の輪を広げ、古き良き懐かしさを残しつつ現代に適合する市場の計画づくりと資金調達からはじめ、新しい輪島朝市の試行的開催を繰り返してまいります。

代表者メッセージ

震災発生から一月が経過しようとしています。お亡くなりになった方や未だ安否不明者がおいでるなかですが、少しでも早く再建を果たし、地域経済に貢献することが私たちのミッションであると考えています。

みなさまからお預かりした基金は、公益の視点で大切に使わせていただきます。そして、輪島朝市復興の道のりは長くなりそうですが、個人と地域がが調和する将来を描きたく考えております。

私たちも震災と火災に見舞われた被災者ではありますが、しっかり前を向いて輪島朝市の復興から地域経済の再生に取り組んでまいります。

特定非営利活動法人輪島朝市
代表理事 小林 政則

寄付金の使い道について

・被災者支援活動に関わる費用(ボランティア受け入れ・炊き出し・その他)
・輪島朝市復興計画の策定と資料作成及び広報費
・輪島朝市復興イベント等関連事業の設営、広報、現場管理費
・輪島朝市復興に関わる事務運営費

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。