譲渡困難犬、譲渡不適切犬の存在
譲渡困難犬、譲渡不適切犬とは、「攻撃性がある」「咬み、唸り」「病気」などと判断された犬のことです。
そして、その子たちを殺処分しても、自治体はカウントしなくてもよいことになっているのです。
その事実を皆さんはご存知でしたでしょうか。
判断基準は自治体の裁量に任されており、全国で対応の開きがかなりあると感じています。
必死に保護団体に相談して、殺処分だけは避けたいと訴える熱心な職員の方もいれば、面倒なので隠して殺処分する自治体もあるようです。



なぜ攻撃性のある犬を引き取るのか
通常の保護犬であれば、保護団体様がなんとか保護してくださるのですが、攻撃性のある子は保護団体の代表の方がつきっきりになったり、スタッフがかまれたりと、保護活動に影響が出てきてしまうので、正直皆さん敬遠なさります。
それは当然といえば当然で仕方のないことだと思います。
当団体は他団体さんのように、譲渡会や啓蒙イベントなど、意義のある保護活動が得意ではありませんので、少しでも皆様のお役にたてればとの思いから、この分野での保護活動を行っております。



当団体の目標
一般社団法人わんずふりー代表の齊藤洋孝と申します。
全国より譲渡不適切とされた咬み、唸り等の咬傷事故を起こした犬を主に引き受け、24時間自由な自然環境で心と体を開放、自発的な自然治癒リハビリでの保護育成を行っています。
当団体は咬傷犬にありがちな閉じ込め管理や暴力でのしつけはどんなに狂犬であっても一切行っておりません。時間はかかりますが行動修正後の譲渡もできています。それが事実、そして結果です。
遅くとも2028年までに敷地面積1万2000坪の200~300頭収容可能な譲渡困難犬のための完全フリー型保護施設を開設します。
「世界を変える保護施設プロジェクトbyわんずふりー」
動物福祉先進国と言われる国々の咬傷犬への対応に、見捨てない保護ができると証明し世界に発信したいのです
やさしい未来の始まりの聖地をつくりたいのです。
やさしさこそが地球の未来を救い、争いのない平和な社会を生み出すことができる唯一の魔法だと思っています。
土地はすでになんとか個人で確保いたしました。全額自費でできることが一番なのですが、今まで個人資産で運営、予定地の購入もしたばかりで資金的余裕が万全とは言えません。万一に備え最低1年分の犬たちの保護費を運営者の責任として自己資金で用意しておかねばなりませんので。
ですので、力不足で申し訳ございませんが、今後シェルター建設費のクラウドファンディングで皆さまのご協力をお願いすることになろうかと思います。
その折は何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人わんずふりー 責任者 齊藤洋孝
ご支援の使い道
新施設開設費、運営費として動物のためだけに使用させていただきます。
スタッフ給与等に使用する場合は、事前にご支援者さま全員に許可をいただきます。