譲渡困難犬、譲渡不適切犬の存在
譲渡困難犬、譲渡不適切犬とは、「攻撃性がある」「咬み、唸り」「病気」などと判断された犬のことです。
そして、その子たちを殺処分しても、自治体はカウントしなくてもよいことになっているのです。
その事実を皆さんはご存知でしたでしょうか。
判断基準は自治体の裁量に任されており、全国で対応の開きがかなりあると感じています。
必死に保護団体に相談して、殺処分だけは避けたいと訴える熱心な職員の方もいれば、面倒なので隠して殺処分する自治体もあるようです。
なぜ攻撃性のある犬を引き取るのか
通常の保護犬であれば、保護団体様がなんとか保護してくださるのですが、攻撃性のある子は保護団体の代表の方がつきっきりになったり、スタッフがかまれたりと、保護活動に影響が出てきてしまうので、正直皆さん敬遠なさります。
それは当然といえば当然で仕方のないことだと思います。
当団体は他団体さんのように、譲渡会や啓蒙イベントなど、意義のある保護活動が得意ではありませんので、少しでも皆様のお役にたてればとの思いから、この分野での保護活動を行っております。
当団体の目標、皆様へのお約束
当団体の最終目標はディズニーリゾートのような保護タウンをつくることです。
数万平方メートルの山林や無人島を利用し、保護犬、保護猫特区を日本につくることです。全国の保健所と連携して、期限超過の子、譲渡不適切犬を受け入れ、自然という大きなリハビリ施設の中で自由に心を解放させ、保護タウンに集まる人たちとふれあい、人を知り、受け入れ、新しい家族と出会い卒業していく。そこにはお店や宿泊施設があり、新しい家族探しツアー、保護犬ボランティアツアー、子供たちへの命の教育ツアー、自然教室などを開催し、運営費を捻出しながら持続可能な動物保護タウンをつくりたいと考えております。
もちろん動物に負担をかけないことが大前提であり、動物を苦しめて運営するくらいなら、本末転倒やる意味がありません。
やさしい未来の始まりの聖地をつくりたいのです。
やさしさこそが地球の未来を救い、争いのない平和な社会を生み出すことができる唯一の魔法だと思っています。全額自費でできることが一番なのですが、現状ほぼ個人資産で施設運営してきていますので貯蓄の余裕もありません。
いつか賛同してくださる方が増えるのであれば、クラウドファンディングに挑戦したいと思います。
一般社団法人わんずふりー 責任者 齊藤洋孝
ご支援の使い道
日々の施設運営費、有事対応積立資金として使用させていただきます。
日々の運営費以外の目的に使用する場合は、ご支援者さま全員に許可をいただきます。