一般社団法人Welcome Japan

一般社団法人Welcome Japanが取り組む難民包摂へのご支援

わたしたち Welcome Japanは、多様な難民の受け入れに向けて、日本社会全体で多様な包摂の拡充を目指すプラットフォームです。 Whole of Societyによる多様なComplementary Pathwaysを通じた多文化共生社会を実現していきます。 日本らしい包摂社会を目指して、就労や教育、住居、メンタルケアなど様々な角度からアプローチをしております。ぜひ寄付を通じて、私たちの取り組みを応援いただけませんか。

活動・団体の紹介

一般社団法人Welcome Japanは「難民も日本も、皆でたくましく」をビジョンに掲げ、Complementally Pathways拡大に向け、政府や市民団体、教育機関、企業といったマルチセクターが連携するプラットフォームです。

活動の背景、社会課題について

2025年1月時点で、世界で避難を余儀なくされている人々の数は、1億2千万人に上り、日本の人口とほぼ同数になります。

日本に逃れてくる難民背景を持つ人々も年々増えている状況であり、言語の壁、教育、就労、住居など様々な面で過酷な状況を強いられている状況にあります。逃れてきた難民の人々も日本に暮らす私たちも共にWelll-beingな社会にしていくためには、政府や国連機関や非営利団体だけでなく、民間の企業や自治体、私たち市民の手で協力し合い、包摂していく必要があり、Welcome Japanという包摂に向けたプラットフォームを立ち上げ、取り組んでおります。

私たちの活動実績

Welcome Dialogue

-サミットやシンポジウムを通じたマルチセクターの対話の推進-

2021年11月:プレ・キックオフ

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とプレ・キックオフとしてクローズドな会合を実施。マルチセクターのキーアクターを招集しCollective Impact共創に向けた協力を要請。政府関係、産業界、市民団体の重要関係者が約20名参加。

2022年2月:Welcome Japan Conference2022

初の公開イベント「Welcome Japan Conference」を開催。「コレクティブインパクトで生み出す共生社会」と題し、Whole of Societyによる難民包摂を広く呼びかけ。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表であるカレン・ファルカス氏やアライアンス・フォーラム財団会長の原丈人氏、自民党 衆議院議員の鈴木憲和氏(党外交部会・人権外交PT座長)、出入国在留管理庁在留管理支援部長の君塚宏氏、一橋大学大学院准教授の橋本直子氏、オウルズコンサルティンググループ代表取締役CEOの羽生田慶介氏らが登壇。100名以上が参加。

2022年6月:Welcome Japan Summit2022 

Welcome Japan法人化後に世界難民の日にあわせて開催した公開イベント「第1回Welcome Japan Summit」では、マルチセクターの多様なアクターを招集した上でWelcome Japanの正式始動を周知。冒頭では国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所 法務部 葛西伶氏より、Global Trends 2022を紹介いただき、深刻化する難民問題に対するWhole of Societyの重要性を解説。ビジネスと人権を専門とするオウルズコンサルティンググループと協力し、日本で難民の背景を持つ方々全体を対象とした支援ニーズ全体の調査を行った日本初のレポートも公表。100名以上が参加

2022年12月:Welcome Breakfast Meeting

来日した国連事務次長/UNHCR高等弁務官補(保護担当)ジリアン・トリッグス氏を招き、マルチセクターのキーアクターとの朝食会を開催。政府関係、産業界、市民団体の重要関係者が約20名参加。

2022年12月:Welcome Japan Symposium2022 

Welcome Japanの活動、および日本発のその他の取り組み・実績を紹介する公開シンポジウムを開催。 国連事務次長/UNHCR高等弁務官補(保護担当)ジリアン・トリッグス氏の基調講演のほか、自民党 衆議院議員の鈴木憲和氏、国連事務局技術特使室の藤野太一朗氏、国連開発計画(UNDP)の川瀬友裕氏、国連国際学校(UNIS)の坂本樹氏、JICAの加藤浩一氏などが講演。100名以上が参加

2023年3月:Welcome RoundTable 2023

各分科会・委員会やタスクフォースが集まり、シナジー促進に向けたクロストークを実施。「グローバル難民フォーラム」や「TEAM EXPO 2025 |関西・大阪万博」に向けた検討を深掘り

2023年6月 Welcome Japan Summit2023

世界難民の日(6月20日)を前に、 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会とも連携し、「コレクティブインパクトが生み出す共生社会に向けた新しい共創」をテーマに公開ディスカッションや共創アクションを紹介する公開イベント「第2回Welcome Japan Summit」を開催。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表 伊藤礼樹 氏、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 機運醸成局 担当局長 西貝 宏伸 氏などが登壇。100名以上が参加。

Welcome Working Group

-重要課題に関する分科会や委員会の組成・運営-


・就労分科会
グローバルDX人材としての難民の雇用包摂に向けたインパクトボンド(出世払い方式の奨学金)・インパクトソーシング(業務委託でできる社会貢献)を立ち上げ(2023年6月20日)https://welcomejpn.org/activit...
職場の文化的多様性指標「Cultural Diversity Index」の発表(2023年6月16日)https://culturaldiversityindex...
難民雇用推進企業が推進表明できるコミュニティ「100club」の制度運用の設計とホームページを構築(2023年8月)

・メンタルケア分科会
ウクライナ避難民の1,500人規模のメンタルケア自助コミュニティを組成
戦争トラウマを抱えたウクライナ避難民のために、当事者ケアラーの養成やプロフェッショナル心理カウンセラーによる心のケアも提供
ウクライナの方々を対象にメンタルヘルスに関する調査を実施(2023年2月実施、有効回答335名、うち避難民288回答)・結果発表も兼ねた「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム」を開催(2023年2月24日):茂木敏充自由民主党幹事長や髙木啓外務大臣政務官をはじめ、企業、NGOなどから149名(うち自治体職員などオンライン17名)参加
心のケア交流会(ウクライナ家庭料理を通じた食事交流会、日本の文化とコラボレーションした交流会、スポーツやウクライナのミュージシャンKAZKAを招聘した音楽イベント開催)や心を安らげるための自然や動物とのふれあい(動物園、水族館、牧場、ひまわり畑など)、就労につなげるためのイベント(Job festa、デジタルツール研修会、日本語教育など)を、関東、関西、福岡・沖縄にて70回以上開催、のべ4,500人以上が参加
日本航空高等学校通信制でウクライナ避難民の高校生受け入れにあたり、通信制サポート校(渋谷)において、高等教育へのアクセス担保のための中学、高校教育をウクライナ語と日本語で提供

・教育分科会
山形県米沢市で地元・日本・海外の学生と難民の背景をもつ学生達による多文化共生をテーマにした探究学習ワークショップと発表会を実施(2023年6月~7月)
https://prtimes.jp/main/html/r...
亡命知識人(※難民・避難民の知識人層としての受け入れ)に向けて以下を実施:

①勉強会

第1回 (22年9月26日)前川玲子著『亡命知識人たちのアメリカ』(40名参加)
第2回 (22年11月2日) JICA, UNHCR職員からの報告 (20名参加)
第3回 (23年1月24日) 稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』 (15名参加)
第4回 (23年4月1日) 国際交流基金編『国境を超えるブックガイド』 (10名参加)
第5回 (23年6月17日) 中西嘉宏著『ロヒンギャ危機』 (5名参加) 

②亡命知識人インタビュー
日本で研究や活動を継続する上で必要な場や機会を検討を目的にミャンマー人男性1名とアフガニスタン人女性1名の計2件の実施。今後も複数回実施していく予定。

③公開イベントの開催
2023年8月5日「境界線上の映画祭:ジュールズ・ダッシン監督(原作ニコス・カザンザキス)  『宿命Celui qui doit mourir』を鑑賞する」: スティリアノス・フルムディアディス閣下(駐日ギリシャ大使館代理大使)ら出席予定、主催:国際カザンザキス友の会、共催:東方キリスト教圏研究会、明星大学国際教育センター、後援: 壁日ギリシャ大使館、日本ギリシャ協会、日本ギリシア語ギリシア文学会、Greece Japan.com、一般社団法人 Welcome Japan

2023年9月10日 「越境するテクノロジーとイデオロギー: 〈文化冷戦〉から東アジア現代史を紡ぎなおす」報告者:森口(土屋) 由香(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)、辛島理人(神戸大学国際人間科学部准教授)、中尾麻伊香(広島大学大学院人間社会科学研究科准教授)、主催:「日本文明」研究フォーラム、後援: 一般社団法人 Welcome Japan

・危機対応分科会
1 デジタルマップを活用したCrisis Map の設計・UNHCRのData Innovation Fundへの申請
https://app.teamboard.jp/NFpFU...
2 東大・国連とのTech for Peace Symposium 2023 @ NY
https://labo.wtnv.jp/2023/04/t...
3 東大・UNHCRとのG7デジタル技術大臣会合 デジタルアーカイブ展示
https://labo.wtnv.jp/2023/05/b...

・金融包摂分科会
 マルチセクターの招集(Living in Peace・グラミン日本・MJI Enterprise等)・アジェンダセッティングの実施・分科会の立ち上げ(2023年6月9日)

・住居分科会
 マルチセクターとの意見交換の上、「住居×就労」の支援スキーム(空き家や古民家のリノベとデジタル人材としてのCareer Impact Bondの活用)を策定し、Welcome Japan Summitにて発表(2023年6月16日)

・当事者分科会
※当事者による難民包摂・多文化共生のアドバイザリーコミュニティ

1  Welcome Radioの実施
 難民包摂に関わる様々なトピックについて、強制移動の経験の有無、セクター、活動しているWJの分科会など、垣根を越えて、ざっくばらんにそれぞれの知見や普段どのような想いで活動しているのかを共有しあうこと、そして初めてその日のトピックに触れる人にとってもラジオ感覚で聞いても良いオープンな対話を目指して、2022年12月〜2023年4月にかけて計5回Zoomにて、セミクローズドにWelcome Radioを開催した。

2 公開イベントの開催
 アフガニスタン出身の元難民で、オーストラリアやグローバル、リージョナルレベルでアドボカシー活動をしてきたNajeeba Wazefadost氏の来日に伴い、2023年5月16日に、「難民の意義ある参加(Meaningful Refugee Participation):世界と日本の今」をテーマに、トークイベントを都内で開催。Wazefadost氏の基調講演、日本の当事者によるリレートーク、登壇者全員によるパネルトークを行った。オンライン、オフライン合わせて約100人が参加し、活発な質疑応答や交流が行われた。
https://welcomejapan20230516.p...

Welcome Taskforce

-タスクフォースによる推進-

・Complementary Pathways戦略タスクフォース

MSCやFRJの会合に参加しCP戦略を検討 https://www.unhcr.org/jp/44445...

・Global Task Force on Refugee Labour Mobilityへの加盟

・Collective Impact形成タスクフォース

アドバイザーであるETICからのCollective ImpactやCollective Intelligenceに関するナレッジトランスファー・システムコーチング

・Advocacy発信タスクフォース

2022年2月:民間臨調モデルチェンジ日本や高度外国人材受入を掲げる新経連と政策提言に向けて意見交換

・難民包摂に向けた政策提言実績の豊富な弁護士や行政書士とのAdvocacy発信会議を実施


Fundraise/共創タスクフォース

・Welcome Incubation、Welcome Fundの呼び水とすべく、休眠預金の資金分配団体として申請

・日本フィランソロピック財団との難民教育基金のスキーム策定

・DX人材委員会のCareer Impact Bondの組成に向けて、一般社団法人Welcome Japanの基金組成機能の活用検討・立ち上げ中


Glocalization推進タスクフォース

・2023年3月:アジアの難民支援中間支援組織であるAPPRNとの12月のGRFに向けた協議

・2023年7月:ジュネーブで開催されたUNHCR主催のATCR 2023に代表 金が日本代表団の一員として参加

・2023年9月:バンコクで開催されたアジアの難民支援ハブ団体APPRNによるAsia Pacific Consultation on Refugee RightsとUNHCR主催の2023 UNHCR Asia-Pacific Regional Consultations with NGOsに代表 金が現地参加

Welcome Challenge

・公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(大阪・関西万博)と連携したAspirationalなCommon Agendaの設定

・Team Expo2025の共創パートナーにWelcome Japanが認定

・「Welcome Challenge #001: 難民移民のデジタル人材包摂」の始動 

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団体情報
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