車椅子ユーザーでWheeLog!のコミュニティ活動を盛り上げてくださっている岩城一美さんから応援メッセージをいただきました。

私は2014年に仕事の怪我で脊損となり、車椅子ユーザーとなりましたが、このアプリに出会うまで、月1度の通院以外はほぼ外に出るという事に目もいかず、また慣れない日常生活を送る事に精一杯だった気がします。
車椅子になったらこんなものかな…と自分では感じていましたが、今振り返れば気が付かない引きこもりでした。
そんな中で、初めて2018年にこの織田友理子さんにご縁があり出会う事ができ、またこの時に初めてたくさんの車椅子ユーザーを目にしてびっくり!みんな仕事して、たくさん外食したり、普通に生活している…しかもキャンプ?
健常者の頃は子育てに、仕事、遊ぶことが大好きでキャンプもよくしていましが…まさか車椅子でキャンプとは!出来ることなら行きたい‼︎と話していた所、お声がけいただき、私のWheeLogへの参加が始まりました。
キャンプの時はまだ、アプリを使いこなせていなく、アプリよりも車椅子で普通に出来ることをしながらキャンプに参加できたことが楽しすぎて、人生初の気球に乗り、色んな方と知り合い久しぶりに夜の焚き火を囲みながらのお酒が美味しかった事を思い出します。



それからです。街歩きに参加し始めた理由も、1人で東京なんて散策できないけど、アプリを利用しながらみんなで楽しくミッションをクリアし、色んな体験を重ねて行くことができ、多くの学びをもらい、たくさんの素敵な出会いがありました。


そんな街歩き体験を何度か繰り返すうちに健常者時代の私ってそう言えば人が大好きだった事を思い出し、少しずつ昔の自分に戻りつつありました。
自分が引きこもりの時代があった事すら忘れたかのように毎日が充実し始め、ここ2年ほど、活動にもボランティアで参加させてもらったり、どれだけ織田友理子さんが出会った人達を大切に思っていて、WheeLogのメンバーが誰でも受け入れてくれる優しい気持ちの方々ばかりで、どれほど自分がこのアプリを使う以前に助けられ人生が変わり嬉しく感じているかを恩返ししたくて、今は迎える側のコミュニティのボランティアに参加させていただいています。
世界でいちばんあたたかい地図を目指しているという話の中には、あたたかい心をもった人達の集まりであり、その愛情がたっぷりとつまっているアプリなのです。
貴重な体験、学ぶ事などの大切さ、何かに挑戦する意欲を出せる勇気、たくさんのご縁を繋げてくれるWheeLog!


あの時出会わなければ今でも人と交わる楽しさに鍵をかけ、自分の周りだけで生活していたかもしれません。
けっして上から目線ではなく、みんなの話に耳を傾けてくれて、見えない所でも真摯に生き、人を大切に思う織田友理子さんの気持ちと健常者、障害者を問わずにみんなが参加出来る「みんなでつくる世界でいちばんあたたかい地図WheeLog!」を応援しています!
仙台バリアフリーツアーセンター理事
旅のUDアドバイザー
岩城一美

