動物共生推進事業

「心臓外科基金の設立」心臓病に苦しむ犬猫を助けたい

支援総額
3,000
0%
目標金額 1,000,000
サポーター
1
終了しました
2023年02月10日 23時59分 まで
私たち一般社団法人動物共生推進事業は、人とペットが暮らす上での様々な課題を解決し、人とペットが共生して暮らせる社会の実現を目指し、トリマーや獣医師、動物看護士、トレーナーが中心となって7年前に立ち上げた団体です。 それぞれの専門分野を活かし保護犬猫の保護譲渡活動や保護団体支援、高齢者ペット飼育支援、子供と動物のふれあい、ボランティアネットワークの構築、輸血ネットワーク事業等を行っています。

このプロジェクトで実現したいこと

これまで活動を続ける中で、想像よりも多くの犬猫たちが心臓疾患を患い、苦しみ、またその家族も大変な金銭的負担がかかっていることを知りました。

一昔前までは心臓疾患に対する治療法がない、もしくは助かる見込みがない犬猫たちも近年の動物医療の発達によりその多くが外科手術を行うことで救うことが可能になりました。

しかし、心臓疾患を患う犬猫たちの負担もさることながら、外科手術を行うための治療には100万円以上の高額な費用がかかることも珍しくなく、それゆえに治療を断念する家族の苦しみにも寄り添う必要があると感じてきました。

心臓疾患の治療法には内科治療と外科治療(手術)の2通りの方法があります。

内科治療は進行を遅らせる緩和治療がメインとなりますが、外科手術は9割以上の確率で治すことが可能で術後元気に暮らすことができるようになると言われています。

「助かる見込みのある命を救いたい」

犬猫の専門家の私たちだから出来ることのひとつとして、この度新たに「どうぶつ心臓外科基金」を立ち上げ、心臓疾患の犬猫の未来を願う人たちのために必要な情報の提供、金銭的支援をすることで外科手術実施の後押しを行い1頭でも多くの犬猫たちを救いたいと思います。

「大好きな家族といつまでも幸せに暮らしていってもらいたい」

そんな想いを叶えるために、どうか私たちにお力をお貸しください。

プロジェクトをやろうと思った理由

犬猫の保護譲渡事業を行う中で、保護をする犬猫のほとんどが何らかの疾患を抱えています。

劣悪な環境化の中で様々な感染症や疾患を患う犬猫たちに対し、全て保護後に獣医師による治療を行っていますが、その費用は1頭あたり数万円~数十万円と高額になることも多くあります。

その中でも心臓疾患を持つ犬猫たちの治療には桁違いの費用がかかり、日々皆様からのご寄付で犬猫たちの飼育管理を行う私たちには大変な負担でした。

しかし今まで立ち上げたクラウドファンディングを通し、心臓疾患を持つ保護犬たちが多くの皆様のご支援のおかげで外科手術を行い里親へ繋げることが出来、私たちの力だけではなしえないことも多くの皆様の支えがあれば叶えられる、という希望を持つことが出来ました。

又、ご支援をいただいた方のメッセージの中には「助けたくても金銭的負担が大きく助けてあげられなかったから」という理由で私たちに救えなかった亡き愛犬愛猫への願いを託してくださった方たちの想いにも触れることが出来ました。

「目の前に救える命があるのに金銭的障壁があり救うことが出来ない」

それはどんなに辛いことだろうと、とても他人事だとは思えず心臓外科基金を立上げることで多くの命を救いたいと考えるようになりました。

これまでの活動

私たちが行う事業のひとつに「輸血ネットワークの構築」があります。

これは輸血を必要とする犬猫たちと、ボランティアで助けたいと願う献血ドナーとをマッチングする仕組みです。

心臓疾患の外科手術を行う際に必要な輸血治療に協力してくれる献血ドナーの確保は非常に大切なことで

これまでに40箇所以上の啓蒙リーフレットの設置や、献血ドナー犬49頭、猫14頭を集め緊急時に備え待機しています。

将来的には、輸血を必要とする全国の動物病院へ献血ドナーの派遣や、心臓疾患の犬猫を抱える団体、飼い主への循環器専門動物病院の紹介等輸血ネットワークを全国に広めていきたいと考えています。

その他の活動実績

■犬猫の保護頭数650頭、譲渡頭数635頭(2022.7現在)

※動物愛護センター、ブリーダー、保護団体、一般家庭からの飼育放棄等からの保護

 

■過去に行ったクラウドファンディング

2021.3 肺動脈弁狭窄症のとんがりくんを助けたい 目標額45万円達成

2022.5 僧帽弁閉鎖不全症のロークちゃんを助けたい 目標額200万円達成

 

■地域イベントでの譲渡会、啓蒙活動

国内最大級譲渡会ブレーメンパーク、お台場ビーナスフォート譲渡会他地域イベント参加

 

■各社取材対応

高齢者飼育支援について(日本経済新聞掲載)

犬猫の保護譲渡活動について(読売新聞掲載)他多数

支援金の使い道

皆様からいただいた支援金は全て心臓疾患に苦しむ犬猫たちのために使用させていただきます。

集まった支援額により、その年の助成額と助成頭数を決め、外科手術を必要とする犬猫を飼育する保護団体や家族の元へ適切に届けさせていただきます。

【助成の一例】

■僧帽弁閉鎖不全症を患うチワワの場合

   検査、入院、手術費用 約210万円のうち一部を助成

■肺動脈弁狭窄症を患うトイプードルの場合

   検査、入院、手術費用 約70円のうち一部を助成

■その他適応症例

 先天性心疾患/心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、動脈管開存症

   後天性心疾患/三尖弁閉鎖不全症、不整脈に対するペースメーカー設置、心臓腫瘍等

 

100万円のご支援で5頭の心臓病の犬猫を救うことが出来、

300万円のご支援で15頭の心臓病の犬猫を救うことが出来ます。

 

※ご支援金の使い道につきましては、年度末に当団体HP上でご報告いたします。

どうぶつ心臓外科基金HP

https://www.acsf.jp/

 

実施スケジュール

2022.12~2 プロジェクト開始

2023.3      支援金入金確認後、2023年度心臓外科手術実施希望申込み受付開始

2023.4 ~   審査の結果、心臓疾患の犬猫に対する助成開始

人とペットの共生社会実現のために

私たちは団体設立から7年間の間、犬猫の保護譲渡事業に主軸をおいて活動してきましたが、そこで出会った多くの方たちとの繋がりの中で「ペットを飼いたいけど今は無理」という沢山の声にも触れてきました。

嬉しい、楽しいを共に感じ

悲しいという気持ちを癒してくれ

一緒にいるだけで生活を色鮮やかにしてくれる

ペットとはそんな存在だと思います

高齢者が自分の年齢を理由にペット飼育を諦めたり、ペットを飼ったものの継続飼育が困難になったり、様々な理由によりペットと暮らすことを負担と感じる社会であってほしくない

「犬猫の専門家だから出来ることは何か?」を常に考え、様々な障壁をひとつづつ解決しペット飼育の素晴らしさを広く伝えていきたいと考えています。

ペット飼育支援も次のステップに入り、そのひとつとして「どうぶつ心臓外科基金の設立」を行い長く運用していく必要があると考えています。

まだまだやりたいこと、やらなくてはいけないことはありますが、将来的には保護施設の拡大、保護団体同士の垣根を超えた大規模譲渡会の開催、ペットを飼いたいと願う全ての人と犬猫を適切に繋ぐ仕組みを作り、人とペットの共生社会の実現のために尽力していきたいと思っています。

一社)動物共生推進事業の主な活動

犬猫の保護譲渡活動

常設譲渡会場「ペットと暮らそう」の運営、里親募集サイト「ペットと暮らそう」の運営、地域イベントへの出張譲渡会を行うことで動物愛護センターやブリーダーから保護をした犬猫たちと里親とを繋ぐ活動をしています

輸血ネットワークの構築

献血ドナーの確保、献血システムの構築など大切なペットの命を救う活動をしています

保護団体支援

保護団体と連携しブリーダー崩壊現場からの保護や動物病院、トレーナーの紹介などを行っています

高齢者ペット飼育支援

高齢者でも安心してペットと暮らせる社会の実現のために、ペットの一生を当団体が保証するペット飼育保証制度を導入しています

子供と動物のふれあい活動

地域のイベントに参加し、これからの社会を担う子供たちが実際に保護犬猫たちに触れ合う機会を作り愛護活動の意義やペットと暮らす楽しさ、命の大切さを伝える啓蒙活動をおこなっています

ボランティアネットワークの構築

各種ボランティアの受付を行いボランティア活動に興味のある人と必要としている団体、動物たちとを繋ぐ活動をしています

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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