山梨YMCAとは
山梨YMCAは1946年5月に国内13番目の都市YMCAとして甲府市に設立されました。新しい文化の創造を目指し、語学やスポーツ、野外体験など新しい時代の担い手である青少年達が、国際社会で活躍するための幅広いプログラムを提供してきました。2014年10月からは「公益財団法人山梨YMCA」として、青少年はもとより、障がいのある人や健康な人、そして高齢者や幼児も含めたすべての人々にとって有益な活動を展開しています。
YMCAは、1844年、ロンドンで誕生しました。産業革命が進む中、同世代の仲間たちの人格の成長と生活の改善を願う12人の青年たちの「志の結集」がその始まりでした。彼らの働きがたくさんの若者たちの共感を呼び起こし、国境を越えて、今日のYMCA運動に発展しました。現在、世界119の国と地域で、約5800万人の会員が、YMCAの活動にかかわっています。日本では1880年に東京で始まり、現在では北海道から沖縄まで188の拠点で、約10万人の会員とともに活動を行っています。
輝く子ども達の笑顔が見たくて
すべての方々に、温かくて優しい空間を
私たちは、全ての方の為の「拠り所(よりどころ)」でありたい、と思っています。
FOR ALL(フォーオール)を掲げ、0歳から100歳の方まで、安心して、過ごしていただける場所を提供しています。
小規模保育園は0歳児〜2歳児まで、甲府市中心部にお勤めの方のお子様をお預かりします。
小学生になったら、放課後学童クラブ「プライムタイム」へお越しください。子どもの成長に最も大切な珠玉の時間を子どもたちに一緒に過ごしてもらいます。
放課後等児童デイサービスは、「ことばが遅い」「お友だちとうまくコミュニケーションがとれない。」「気持ちの切り替えが難しい。」「落ち着きがない。」「運動がぎこちない」「手先が不器用」など、成長に支援を必要とする子供たちの療育を行う教室です。
通所介護施設「オリーブの木」は高齢の方の憩いサロンです。寝たきりにならないように、軽い運動や、頭の体操などを行いながら、みんなで一緒に生き生き活動をしています。
そして、YMCAではこれらの利用者の方々が、一緒になって生活することで、地域創生・共生を作り出します。園庭を走り回る子ども達を、おじいさんおばあさんが眺めている。そんな風景が目の前に現れると、どこか「昭和」の世界が見えてきます。
これから始まる、新しいYMCAの歴史に、皆様からの温かいご支援をお待ちしております。
公益財団法人山梨YMCA
総主事 露木 淳司
ご支援の使い道(新会館建築募金)
私ども山梨YMCAは、皆さまからのご支援で成り立っています。地域の方にお育ていただき、こんな立派な建物を建てて頂きました。でもあと少し、必要なものがあります。什器や備品もまだ足りていません。放課後の小学生達がともに学び、遊ぶ為の設備も不足しております。私たちは、「心」と「経験」を最大限に発揮して皆様と一緒に動いて参ります。
どうか あと一歩のお手伝いを、お願い申し上げます。
ああ、近くにYMCAがあって良かったね、と言われるように。