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「いじめと向き合う社会を実現。」ピンクシャツウォーキングに  寄附でご参加くださいませんか?
YMCAせとうち
支援総額
56,000
1%
目標金額 3,000,000
サポーター
9
終了しました
2022年03月28日 23時59分 まで
「いつの日か、いじめをなくそう」の思いを伝えるYMCAピンクシャツデー。カナダで始まり、現在世界で70を超える国々に広まっています。日本でもここ数年、草の根的に認知度が上がってきました。 YMCAせとうちでは、昨年からピンクシャツウォーキングを行っています。 今年は、11月23日に実施したキャンプフェスタ2021を皮切りに、すでに始まっています。今回は長丁場、3ヶ月かけて40,000キロを目指します。なんとこの距離は地球一周に相当します。それぞれが毎日歩いた距離を登録していただくことで、世界一周に貢献していただくこととなります。同時に世界的いじめ反対運動ピンクシャツデーを覚えて、寄附をお願いします。5千円以上の寄附してくださったみなさん全員に絵本「黄色い星」をプレゼントいたします。

参加者の他に、スポンサーを募集しています!!

YMCAがおこなっているピンクシャツデーに関連した様々な取り組みに賛同していただける企業・団体・個人の皆様からの寄附を募っています。このご寄附は、 岡山市内のNPO団体等で作るKOTOMO基金を通して、困難な状況の中にあるこどもたちとそのご家族を支援するための運営費として。 また、YMCAでおこなう招待キャンプの運営費として有効に活用させ ていただきます。

ピンクシャツデーはじまりの物語

ピンクシャツデーは、2007年、カナダの学生2人から始まった「いじめ反対運動」です。ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が75 枚のピンクのシャツやタンクトップを購入、インターネットで 「明日、 一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、 いじめが自然と無くなったそうです。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日に、私たちもいじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としています。

ピンクシャツデーウォーキング2022参加要項

ぜひ私たちと一緒に歩いてください。そしてご寄付でのご協力もお願いします。みなさんからいただいたご寄付は、コロナ禍で困難な状況にあるご家庭の支援活動に役立たせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

バーチャル・ウォーキングとは

・いじめに反対する意思を示し、いじめられている人と連帯する思いを表します。

・一人ひとりが、その日に歩いた距離を専用フォームに登録します。

・みんなの合計で40,000km(地球一周分)を目指します。 →昨年実績:1ヶ月で約14,400km

・可能な範囲でピンクの服や小物を身に着けてご参加ください。

・ウォーキング、ランニング、自転車、車椅子などでご参加ください。 

・期間は2021年11月23日(火)〜2022年2月27日(日)です。

 

バーチャルウォーキングの参加方法

・期間中、いつでも始められます。

・毎日歩いた距離を記録してください。 (通勤、通学もOK/数日分まとめて登録もOKです)

・右上の二次元バーコード、またはURLより専用登録フォームにお入りください。

・質問に順番に答えて、その日の距離や時間を登録してください。

・歩行写真に「#ピンクシャツウォーク」を付けてSNSでご紹介ください。

毎日のウォーキングの記録は、こちらから

みんなのチカラをお寄せください

40,000kmは達成可能なのか? みんなのチカラを合わせば、十分可能です

具体的には、期間中(3ヶ月)、毎日 1人1.5km×300人で 達成できます。

たとえば、 後楽園外周1.7km 、岡山県営グラウンド外周2.5km 、 鬼ごっこ10分=1kmが目安です、

 

期間中、YMCAのSNSをチェックしてください。

・その日までの到達地点や、リーダー・スタッフからのメッセージ、取組みをアップします。

・その後はぜひ投稿をシェアしてください!

 

YMCA賞の表彰

①期間中、最も長い距離を歩いた方(2名)

②歩いている時の素敵な写真をシェアしてくださった方(5名)

③ピンクのシャツや小物を身に着けた写真をシェアしてくださった方(5名) ④

その他、様々な方法でピンクシャツ関連企画をアピールしてくださった方を表彰します。

方法の指定はありません。動画を制作してシェアすることもOK!

おうさまの黄色い星

行動することの大切さを教えてくれる、そんなピンクシャツデーの元になったのが「黄色い星をつけた王様」のお話です。

第2次世界大戦時のデンマークに、ナチス・ドイツ軍が進駐し、ホロコーストの流れの中でユダヤの人々に黄色のダビデの星をつけさせ、差別を徹底しはじめました。そのことを憂えた王さまが胸に、黄色の星をつけて現れ、それを見たデンマーク国民も星をつけてユダヤ人と王さまにに連帯し、しずかな抵抗運動として広まったというお話です。デンマークが福祉国家としてノーマライゼーションの思想が広がった背景には、このような差別や偏見に立ち向かい人権を尊重していくような成熟した市民運動や平和運動があったと言われています。実は今回このお話を描いた絵本が日本語に訳され、出版されました。ピンシャツ運動のもととなったようなこのお話、多くの方に知っていただきたいと願っています。

いじめ容認は、ホロコーストに通じる道

ホロコーストとは、ナチス政権とその協力者による約600万人のユダヤ人の組織的、官僚的、国家的な迫害および殺戮を意味します。 「ホロコースト」は「焼かれたいけにえ」という意味のギリシャ語を語源とする言葉です。 1933年1月にドイツで政権を握ったナチスは、ドイツ人を「優れた人種」であると信じる一方、ユダヤ人を「劣った人種」であると見なし、いわゆるゲルマン民族のコミュニティに対する他民族による脅威であると考えました。

また、ホロコーストの時代、ロマ族(ジプシー)、身体障害者、一部のスラブ民族(ポーランド人やロシア人など)も「劣った民族」であると見なし、迫害の対象としました。 また、共産主義者、社会主義者、エホバの証人、同性愛者など、政治的、思想的、行動的な理由から迫害された人々もいました。

いじめは差別となり、差別はやがて「ホロコースト」に繋がる可能性もあります。このコロナの時代だからこそ、私たちはいじめにノーを宣言することの大切さを思い、今年もピンクシャツデーウォーキングを行います。

「かわいそう」は傍観者の立場

いじめが、悪いことであることは、こどもたちもわかっているはずです。問題は、なぜ悪いことなのか、その理由が理解できていないことにあります。恐らく、理由をたずねれば、「かわいそうだから」と口にする人が多いはずです。もちろん「かわいそうだから」という気持ちは大切ですが、このような同情の心は“上から目線”に思えます。「自分は、いじめられる側の人間ではない」という立ち位置にあるからこそ、「かわいそう」という気持ちが起こるのです。いじめの問題では、ややもするとこのように傍観者の立場になるので留意しなければなりません。もう一歩踏み込んで、『自分がいじめられた時の嫌な気持ちを想像する』と、わが身に引き寄せることが大切です。

ある時YMCAのサッカークラスに、あまりサッカーが得意でない小学生のA君が在籍していました。周りの子どもたちに悪気はなかったのですが、A君がドリブルするとクスクスと笑いが起こりました。これは、形を変えたいじめです。―「笑ってはいけない!」と叱責しただけでは、嘲笑を威圧によって封じ込めただけであって、何の解決にもなりません。そこで、担当リーダーは、このように問いかけました。「いま笑った人のなかで、ワールドカップチャンピオンになったことのある者は手を挙げてください。いませんね。じゃ、自分は中学生よりサッカーが上手だと思う者は手を挙げてください。これもいませんか。いいですか、上手な選手から見たらキミたちは下手で、可笑しくなる。上手な子も、チャンピオンから見ればやっぱり下手だのです。でも、チャンピオンは笑ったりしません。それは自分より上手な選手や強い選手がたくさんいることを知っているからなんです。自分が笑われると嫌な気持ちになる。そのことを知っているから、自分より上手じゃない選手のことも笑わったりしないのです。」と。今いじめている子も、環境や組織が変われば、いじめられる側にもなり得ます。今日はいじめる側でも、明日はいじめられる側になってしまうかもしれないのです。

「正直言って、いじめはなくなりません。『いじめは悪いことだ』と説き、いじめをなくす努力することはもちろん大切ですが、それは《百年河清を僕つ)ことに等しいのです。この故事は、常に濁っている中国の黄河を引き合いにして、いつか水が澄むことを待つという意味が転じて、「あてのないことを空しく待つことの例え」として用いられます。待っているだけでは何も変わりません。大切なのは、「いじめはあるものという前提に立ち、それに向き合っていくこと」です。

「ピンクシャツデーはじまりの物語」は、そのことの大切さを私たちに教えてくれています。

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コングラント」で作成されています。
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