YMCAせとうち

いよいよ㉓年度、全国リーダー研修会を主催することとなりました。そのために今年、リーダーと職員を熊本に送り出させてください。

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支援総額
303,000
202%
目標金額 150,000
ネクストゴール 300,000
サポーター
49
終了しました
2022年09月30日 23時59分 まで
YMCAせとうち・姫路YMCAは、これからもリーダー活動を通して、若者の育ち継続支援していきます。
2022-10-01 16:47
全リ研の報告書を公開しました
この度はありがとうございました。おかげさまでネクストゴールである30万円をお寄せいただき、中身の濃い研修に「新幹線」で参加することができました。ありがとうございました。

このような機会を与えていただき、ありがとうございました。

詳しい報告書は、こちらをご覧ください。

 熊本YMCAと福岡YMCA主管のもと、9月23~25日に「全国YMCAリーダー研修会」(以下、全リー研)が行われました。全リー研は、全国のYMCAで活躍するユースリーダーが、様々な視点から語り・学び・感じ合うことで、自分たちの存在意義や未来のYMCAのあるべき姿を創造し、全国のユースエンパワーメントを活性化させ、YMCAが目指すポジティブネットのある豊かな社会の創出を目指す合同研修です。


 53回目となる、今回の全リー研のテーマは「LOVE~みんなで わ をひろげよう~」。コロナインパクト以降、3年ぶりの完全対面。熊本YMCA阿蘇キャンプに17のYMCAからリーダーとスタッフ80名弱が集まり、全リー研がスタートしました。


 1日目のセッションは、社会学者で映画批評家の宮台真司さんと神戸YMCA余島センター所長の阪田晃一さんの対談です。対談内では、現在を生きる若者の状況や、社会で生きるということ、日本・愛・YMCA・キリスト教など、様々な話が交わされていきます。普段は考えもしないこと、気づいていながらも目を向けることのない社会問題について投げかけられ、リーダーたちは四苦八苦。しかし、一人ひとりの表情は真剣そのものです。確実に問題意識が芽生えていきました。


 2日目は前日の対談を踏まえ、目指したい社会、そして目指すべき社会についてグループディスカッションを行いました。2日目になり緊張もほぐれてきた模様。今思っている気持ちや疑問などを少しずつぶつけ合う様子が見られました。話を進めていくうちに新たな疑問や思いが湧き上がります。ディスカッション内で出た意見・疑問・思いを宮台さんや阪田さんに伝え、レスポンスをもらい、また考えるというサイクルを通じて、自分と他者と向き合っていました。ディスカッションが終わった後も、まだまだ話し足りないのか、グループによっては夜更けまで語らうグループもありました。


 最終日は、阪田さんに加え、神戸YMCAの山本亮司さん、熊本YMCAの伊藤眞太郎さんの3グループに分かれ、前日までの疑問やユースリーダーとしてやっていきたいこと、今後のYMCAでの活動について話をしました。あるリーダーの話してくれた「自分たちにできることは限られるかもしれない。今回の話でわからないこともたくさんあった。それでも、自分たちにもできることはあると思う。それを自分のYMCAに持ち帰って共有していきたい」という言葉が印象的でした。まだまだ、話し足りないこともあったかもしれません。しかし、この3日間でお互いの気持ちをぶつけ、一緒に考え悩み語った時間は、リーダーたちの財産になったように思います。ここでの出会いが、終わりではなく、これからつながり高め合っていくポジティブネットが広がったことを確信しています。11月3日はオンラインでの報告会。全リー研を経て、それぞれのYMCAでどのような働きをしているのか、またはしていこうとしているのか、将来に向けての話し合いをしていきます。


 2023年、「第54回全国リーダー研修会」は、YMCAせとうち・姫路YMCAの合同主管での実施となります。YMCAせとうちは70周年、姫路YMCAはASOBO開設50周年の記念すべき年。YMCAせとうちも姫路YMCAもはじめての主管ではありますが、来年度の全リー研も素晴らしい研修会となるよう、今回の学びを深めていきたいと思います。

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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