活動・団体の紹介
「ひとりがよくなると 世界はきっとこう変わる。」
ひとりが「よくなる」と、どんなコトが起きるだろう。
ひとりが「よくなる」と、その人と出会った誰かがうれしくなる。
つまり、その人もきっと「よくなる」。
そして「よくなる」の繰り返しは
社会や世界をよりよく変えていくチカラになると思うのです。
その人と出会った誰かが「よくなる」
そんな出会いとつながりを
YMCAはこれからも大切にしたいと考えています。
「よくなる」の連鎖は
やがて社会や世界を変えていくチカラとなっていく。
そしてきっと平和を形にしていく原動力となっていく。
YMCAせとうちは、このことを信じて、すべてのプログラムを実施しています。
活動の背景、社会課題について
活動内容の詳細、実績について
日本の YMCA は武力によらない平和への取り組みとして「オリーブの木キャンペーン」を展開、これまでに 1,000 本を超えるオリーブの苗木をパレスチナの地に送り続けています。
2011 年 3 月の東日本大震災時には、ガザ YMCA の子どもたちの絵が日本の YMCA に届き、たくさんの励ましをいただきました。
わが友へ
毎日テレビのニュースやインターネットで日本の地震のことを見て皆さんのことを考え、皆さんのことを祈るたびに、私たちは日本で起きたことにショックを受けています。多くの人々が亡くなったこと、多くの人々が家を失ったこと、そして原発事故による放射能汚染が人々を危険にさらしていることに、とても心配しています。私たちの愛とお悔やみの言葉を皆さんにお伝えください。
私たちベイトサフールYMCAの子ども達―彼らも日本のことを心配しています―も皆さんの安全を祈っています。
◯パレスチナにあるYMCAの現状
ガザYMCA:2007 年から封鎖が続き「天井のない監獄」 と言われてきたガザで YMCA は、常に命の 危機に脅かされ、移動の自由が全く与えら れていないガザの子どもや若者たちに、グ ループカウンセリングや絵画、演劇、読み 聞かせ、音楽やスポーツを通じたレクリエー ション活動を提供しています。
東エルサレムYMCA:エルサレム内のパレスチナ自治区域にある YMCA です。紛争や不当な逮捕などによっ て心身に傷を負った青年たちに、カウンセ リングやリハビリテーションプログラムを 提供しています。職業訓練学校の運営、女 性のための収入向上プログラム、エルサレ ムとヨルダン川西岸の子どもたちの交流プ ログラム、紛争で失われたオリーブ畑の植 樹プログラムに取り組んでいます。
エルサレム・インターナショナルYMCA:エルサレムの中のイスラエル側にある YMCA としてイスラエル人とパレスチナ人 の対話の場を設け、双方の憎しみの連鎖を 断ち切ろうと活動しています。2014 年夏に は、エルサレムに住むイスラエル人とパレスチナ人の高校生たちによる YMCA・エル サレム・ユース・コーラスが、日本の音楽 関係者の招待により、東京と京都でコンサー トを行いました。
代表者メッセージ
「私たちには戦争を止める力はない。しかし平和を祈ることはできます。 私たちのために、そしてすべての国のために祈ってください。 暴力では何も解決せず、むしろエスカレートさせるばかりで、和解を困難にしていきます。 交渉のステージに戻ることが唯一の解決策です。」と現地YMCAの代表は語っています。
寄付金の使い道について
パレスチナ自治区内で行われているYMCAの活動への支援金として100%使います。