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日中は、公民館長さんや診療所へのご挨拶などしてきました。
その他、与那国自然学園の大切な任務である、
ビーチクリーンのためのビーチの下見や公衆トイレ清掃の下見など、
島をぐるっと1周してきました。
与那国馬も暑くて水辺に集まっていました。
3日目の夜は、公民館長さんにお誘いいただき、島民の方々と公民館でお食事をしました。
与那国ではバリヌシ(疲れなおし)といって、行事ごとや仕事後に集って、
お疲れさんの意味をこめて食事をする習慣があるそうです。
町内の様々な世代が公民館に集い、協力しながら食事の準備をする。
以前は全国でも、このような公民館での交流が当たり前に行われていた様子も、
現在は激減している。
現在も人との繋がりは求めており、SNSでの交流が盛んであるが、
地域で話せる場所がある、相談する場所があるというのは、何とも有難い。
他愛もない話や悩みなど、話ができる温かな交流の場所。
与那国は今もこのような習慣が存在しています。
心温まる場、本当に感動でした。
また、与那国は、他の地域から来た人を受け入れる習慣がある様子。
話をさせていただいた多くの人が、「面倒みたことあるよ」と言うからびっくり。
他県からの登校拒否の子を卒業させた方、悩みを抱えた人を寝泊りさせて、面倒をみていた方など、
本当に驚くことばかり。
そして、与那国自然学園プロジェクトにおいても、
「子供たちがどんなことを体験してみたいか聞いてみたい」「いくらでも協力するよ」と
温かな声を掛けていただきました。
畑作業、養鶏場に生みたての卵を取りに行く、牛や与那国馬のお世話、
鳥やヤギのお世話またはいただく、船釣りなど、
その他、たくさんの繋がりから、様々な体験ができるとお話してくださいました。
子供たちが与那国自然学園に来た際は、島民の方々との交流会を開催していただけるとの事。
有難い限りです。
そして、このような、温かい場に参加させていただけるだけでも、参加する価値があると思います。
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」
ーアインシュタインー
与那国自然学園プロジェクトのご参加お待ちしております!
Staff 桑原拓己