ひとりひとりを支える会について
ひとりひとりを支える会は平成28年7月に法人理念に基づいて、中央有鄰学院にかかわる子どもたちと共に働く人々の相互扶助、福祉の増進を図ることを目的として発足された有志の団体です。その後、実際のニーズを考慮して変更改善し、現在は卒院生を中心とする子どもたちへの支援が大部分を占めています。施設措置から離れて自立生活を始めるときにこそ個々の問題や悩みがうまれます。卒院生たちが社会で孤立せずに相談できる関係を職員が切らさずに、そして資金面でも相談に乗れるように事業運営をしています。
入会の条件
この会の事業に賛同し、賛助してくださる方。法人内外を問いません。
会費の納入
年に1口2,000円~(任意)となっています。
毎月500円からの支援も可能です。
具体的な支援内容
①給付型
◇卒院生の成人式、結婚、出産の際のお祝い金(現金1万円)
◇就職して最初の1年間を継続して働くことができたねぎらい(現金1万円)
◇施設を退所し新しい生活のための物資購入スターターキット代金(5千円相当の物品)
◇緊急的に7日以上の入院をしたときの病気見舞金(現金1万円)
◇緊急的に食料もしくは物品が必要な場合の現物支給(5千円相当の物品)
②貸付型
◇生活資金貸し付け
①生活支援費(月額3万円以内最大3ヶ月)
②住居入居費(上限10万円)
③一時生活再建費(上限10万円)
④資格等取得支援費(上限30万円)
◇その他の貸し付け(授業料の貸付援助など個別ケースを検討して対応)
③その他
◇親子交流支援(虐待等の問題はないが環境要因によって交流が困難なケースを個別で検討)
◇生活給付金(法人から支給:下記参照)への資金支援(支える会年間予算の10%)
なお、支える会とは別に法人(中央有鄰学院)からの卒院生向けの支援として、
◆医療費等資金援助:疾病・怪我による医療費を支払うことが困難で22歳に満たない者
(上限30万円、治療期間日数延べ1ヶ年の間
◆生活資金給付援助:卒院後進学した学生への生活給付金
(月額3万円、正規の在学期間内とする。基本的に卒院生が施設来所し手渡しで近況の確認をする)があります。