2021年2月に発生した軍事クーデターから4年が経過したミャンマー。国民を暴力で支配しようとする軍政と民主化を求める各地の民族武装組織との戦闘は現在も続いています。
追い打ちをかけるように、今年3月にはマンダレイを震源地とした大地震が発生し、多数の犠牲者が出ました。
国際社会からの支援が集まる中、停戦が合意されましたが、この間も国軍による空爆は続き、サガイン州では5月、小学校にクラスター爆弾が投下され、20名を超える児童が亡くなりました。
また、戦闘で使用される地雷の数も増加し、一昨年は年間の犠牲者数が1000人を超えました。そのうちの約4割は幼い子どもたちです。
地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)は、 2017年から、東部カヤー州の州都ロイコーにおいて、地雷の被害に遭った人々に対して、身体にあった義肢を提供する工房を支援してまいりましたが、クーデター後の治安の悪化により、工房を閉鎖せざるを得なくなりました。
そこで2022年からは現地NGO、DoveK.K.と協力し、山間地での避難生活を強いられている人々への医療支援や地雷犠牲者への生計支援、地雷の危険性を啓発する教育活動を続けています。
2025-08-01 12:34
「おかげさまで目標額に達しました!」

この度のご支援、誠にありがとうございました。
おかげさまで、クラウドファンディング「ミャンマーの国内避難民と地雷犠牲者に支援を!」は、当初目標の150万円を達成しました。
皆さまの温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
JCBLのクラウドファンディングにご協力いただいたみなさま
この度のご支援、誠にありがとうございました。
おかげさまで、クラウドファンディング「ミャンマーの国内避難民と地雷犠牲者に支援を!」は、当初目標の150万円を達成しました。
皆さまの温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
皆さまからお預かりしたご寄付は、ミャンマー国内で人道支援活動をする現地NGO、Dove K.K.(DKK)を通じて、以下の内容の国内避難民、地雷犠牲者へ支援活動に使わせていただきます。
- 地雷犠牲者の社会復帰の支援
- 子どもたちが地雷の危険を回避するための教材作りの支援
- 避難民への医療、生活支援(カヤー州及びシャン州南部山間地の避難民村が対象)
今年は地震の影響も考慮して、JCBLの手持ち資金を使い、早めに活動を始動させることしました。現在もミャンマー国軍の監視で人道支援組織への銀行送金ができないため7月16日に代表理事がタイへ出張して、現地のコーディネーターと合流し、資金を手渡しています。
今後も現地での活動の様子や情勢をお伝えしてまいりますが、今年度は、カレンニー州評議会の協力を得て、2月ごろに代表理事が現地の避難民村に入る予定でおります。
視察の様子はまた改めてオンラインセミナーなどの場で報告させていただきます。
これからも会員またはマンスリーサポーターとして、継続してJCBLを支えていただければ幸いです。
入会申込
https://www.jcbl-ngo.org/enrol...
マンスリーサポーター
https://congrant.com/project/JCBL/4446
2025年8月1日
地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)
代表理事 清水俊弘