トルコ南東部で2月6日に起きた大地震から約1カ月以上が経ちますが、多くの方が避難生活を余儀なくされています。AAR Japan[難民を助ける会]は発生直後に支援活動を開始し、食料や衛生用品、毛布などの配付を続けています。膨大なニーズに対して支援物資は大幅に不足し、被災者の生活再建のめどは全く立っていません。被災地ではたくさんの人々が私たちの支援を待っています。
AAR Japanは、今、必要なものを届けます
トルコ南東部で2月6日に起きた大地震から約1カ月以上が経ちますが、多くの方が避難生活を余儀なくされています。AAR Japan[難民を助ける会]は発生直後に支援活動を開始し、食料や衛生用品、毛布などの配付を続けています。膨大なニーズに対して支援物資は大幅に不足し、被災者の生活再建のめどは全く立っていません。被災地ではたくさんの人々が私たちの支援を待っています。
AAR Japanは、今、必要なものを届けます
被災地では物流が完全に止まっており、町に数軒しかない薬局には長い列ができています。電力や水道などのインフラも機能していません。AARをはじめ支援団体は近隣の都市から物資を運んでいますが、調達・輸送は困難を極めます。
私たちは現地のネットワークを生かして支援物資を調達し、物資配付を開始しています。
・7日:シャンルウルファ県でシェルターに身を寄せる家族に毛布と子ども用おむつを届けました。被災者には幼い子どもが多く、親たちからは「厳しい寒さの中、どうすることもできずにいました。子どもたちの分だけでも毛布をもらえて本当に助かります」という声が聞かれました。
・8~9日:何とか用意したパスタやオリーブなどの食料詰め合わせ、毛布、下着セットを配付しました。しかし、ニーズが高い子ども用ミルク、医薬品や衛生用品などが不足しており、子どもを抱えた家族が途方に暮れる姿も見られます。
・14~16日:衛生用品(液体石けん、歯磨き、ウェットティッシュ)と生理用品、おむつ、調理済み食品セット(オリーブ、チーズ、ジャム、チョコレートクリーム)を配付しました。
・21~22日、食料セット(小麦粉、コメ、豆類、パスタ、お茶、調味料など)、赤ちゃんセット(ベビーフード、おむつなど)、下着や生理用品を届けました。配付した農村の地区では、震災で大きな被害が出たうえに、道路が寸断されて支援が届かない「陸の孤島」の状況がいていました。
・3月6日:3つのキャンプ村に食料詰め合わせ、衛生用品・生理用品、子ども用おむつなどを配付。
AARはトルコ国内で1999年北西部地震、2011年東部地震の緊急支援を実施したほか、2012年よりシリア難民支援を継続しています。
国連機関はトルコ・シリア両国で被災者が最大2,300万人に上ると推計しており、中長期的な支援が求められています。AAR Japanのトルコ被災地支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
トルコ地震の被災者への緊急支援活動に活用させていただきます。
<想定している使いみち・支援活動の例>
・食料、飲料水、毛布、衛生用品などの物資配付
・現地調査など支援調整費
※調査の上、支援現場で必要とされることに基づき、支援を届けていきます。
AAR Japan[難民を助ける会]は日本で発足した国際 NGO です。国内と海外の両方で、紛争・災害あるいは障がいによって社会的に弱い立場に置かれた人々、追い詰められた人々に支援を直接届けます。
1979年の発足以来、65以上の国や地域で支援を届けてきました。現在は6つの活動分野を軸に、日本を含め、世界16カ国で活動しています。
AAR Japanにご寄付いただくと最大で寄付額の約5割が戻ってきます。
AAR Japanは東京都により認定NPO法人として認定されており、 ご寄付は寄付金控除の対象となります。詳しくはこちらから。
被災者への支援活動に、皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。