アクト・ビヨンド・トラスト
一般社団法人

原発や農薬の問題がない世界を、未来世代に手渡そう!

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サポーター
3
15%
目標人数 20
paid
支援総額
15,000円/月
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残り
85
2026年02月28日 23時59分 まで
未来の世代に恥じない、公正で持続可能な社会を創るため、2010年末にアクト・ビヨンド・トラスト(abt)を立ち上げてから15周年を迎えます。皆さまからのご寄付をもとに、これまでの助成事業の実績は、2025年度までの累計で230件を超える企画に対し、総額約2億7500万円の支援を行なってきました。 ところが、東日本大震災(2011年)による福島第一原発事故を受けて導入された「原則40年、最長60年」という運転ルールは骨抜きとなり、老朽原発の再稼働が進められています。また、欧州などで使用が禁止された農薬が日本ではむしろ規制が緩められ、法制度の抜け穴を通して次々に新農薬を認可するなど、生態系への影響や子どもたちの健康を懸念する市民の声が届かないのが現状です。日本の未来はけっして楽観できません。 abtは、こうした問題に正面から向き合い、たとえ地道であっても現状を変えるために、これからも粘り強く活動を続けていきます。原発や農薬の問題を残して《このまま死ねるか!》と感じている皆さまのお力添えをお願いいたします。 ぜひとも、未来の世代に負の遺産が引き継がれないよう、abtの仲間になってください!
2025-11-29 18:42
助成事業以外のabtの活動紹介
abtはビジョンとして「自然環境と人間生活の調和した社会/世界/地球」を掲げています。 助成先の支援だけでなくabt自身でも、環境問題の解決に取り組むNGO/NPOや研究者などをゲストに招いたオンラインイベント「Future Dialogue」の開催を続けています。昨年度実施した2つのイベントをご紹介します。 ※詳細は、abtのウェブサイト(イベントレポート)をご参照ください。

◆Future Dialogue第10回 「新刊『ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染』の著者に聞く――ネオニコの問題点と脱ネオニコ戦略」(2025年1月19日) 

ネオニコ解説書の決定版とも言える平久美子著『ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染』(岩波ブックレット)が2024年12月4日に刊行されました。ネオニコチノイド系農薬は、その強い毒性により昆虫だけでなく、ヒトを含む哺乳類の神経伝達や発達にも影響をおよぼすことが研究によって解明されつつあります。

第10回は、著者の平久美子医師をゲストに迎え、ネオニコチノイド系農薬の危険性についてあらためてお話しいただきました。

◆Future Dialogue第11回~東アジアにおける脱原発と気候正義の最前線~(2025年7月21日)

第11回のテーマは「東アジアにおける脱原発と気候正義」でした。原発事故から14年が経過した現在、日本では十分な国民的議論を経ないまま、気候変動対策の文脈で原発回帰の動きが進みつつあります。一方、台湾ではアジアで初めて脱原発が法制化され、2025年5月17日に最後の原子力発電所(第3原発2号機)が運転を終了し、アジアで初めて原発ゼロを達成しました。また韓国では、気候正義を求めるムーブメントが、特に若い世代を中心に広がりを見せています。私たちが気候変動対策や原発政策のあり方について考える際、台湾や韓国をはじめとする東アジアの市民社会から学ぶべきことは少なくありません。

原発の問題に取り組む若い活動家をゲストに迎え、韓国・台湾における市民社会の動向を視野に入れながら、今後「実現してしていきたいこと(Want)」、原発に頼らず気候変動対策も進めるために私たち市民が「できること(Can)」と「やるべきこと(Need)」について、参加者の皆さんとともに考えを深める機会となりました。

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