アクト・ビヨンド・トラスト
一般社団法人

原発や農薬の問題がない世界を、未来世代に手渡そう!

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サポーター
3
15%
目標人数 20
paid
支援総額
30,000円/月
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残り
205
2026年02月28日 23時59分 まで
未来の世代に恥じない、公正で持続可能な社会を創るため、2010年末にアクト・ビヨンド・トラスト(abt)を立ち上げてから15周年を迎えます。皆さまからのご寄付をもとに、これまでの助成事業の実績は、2025年度までの累計で230件を超える企画に対し、総額約2億7500万円の支援を行なってきました。 ところが、東日本大震災(2011年)による福島第一原発事故を受けて導入された「原則40年、最長60年」という運転ルールは骨抜きとなり、老朽原発の再稼働が進められています。また、欧州などで使用が禁止された農薬が日本ではむしろ規制が緩められ、法制度の抜け穴を通して次々に新農薬を認可するなど、生態系への影響や子どもたちの健康を懸念する市民の声が届かないのが現状です。日本の未来はけっして楽観できません。 abtは、こうした問題に正面から向き合い、たとえ地道であっても現状を変えるために、これからも粘り強く活動を続けていきます。原発や農薬の問題を残して《このまま死ねるか!》と感じている皆さまのお力添えをお願いいたします。 ぜひとも、未来の世代に負の遺産が引き継がれないよう、abtの仲間になってください!
2025-07-18 08:00
abt活動紹介「Future Dialogue 第11回 東アジアにおける脱原発と気候正義の最前線」
韓国の脱原発運動を含む市民活動に精通する高野聡さん、ノーニュークス・アジアフォーラム(NNAF)が韓国や台湾で開催した「東アジア脱原発青年交流会」に参加した川﨑彩子さんと渡辺あこさんをゲストにお迎えします。 韓国や台湾における市民社会の動向を視野に入れながら、今後「実現してしていきたいこと(Want)」、原発に頼らず気候変動対策も進めるために私たち市民が「できること(Can)」と「やるべきこと(Need)」について、みなさまとともに考えを深める時間にしたいと思います。 【日時】2025年7月21日(月・祝)14:00~16:00 【場所】YouTubeライブ配信 【参加費】無料(事前申し込みが必要) 【主催】一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(abt) 【協力】認定NPO法人原子力資料情報室

▼申し込みはこちらから
https://peatix.com/event/44555...

原発事故から14年が経過した現在、日本では十分な国民的議論を経ないまま、気候変動対策の文脈で原発回帰の動きが進みつつあります。一方、脱原発が法制化された台湾では、2025年5月17日に最後の原子力発電所(第3原発2号機)が運転を終了し、アジアで初めて原発ゼロを達成しました。また韓国では、気候正義を求めるムーブメントが、特に若い世代を中心に広がりを見せています。私たちが気候変動対策や原発政策のあり方について考えるとき、台湾や韓国をはじめとする東アジアの市民社会から学ぶことは少なくありません。

【プログラム(予定)】
・開会挨拶と趣旨説明 
・講演「住んでわかった韓国の脱原発運動と気候正義運動の魅力」
 高野聡さん(認定NPO原子力情報室/ソウル大学環境大学院博士課程修了)
・講演「韓国と台湾における脱原発運動と気候正義運動に触れてみて、今、日本の市民活動に思うこと」
 川﨑彩子さん(認定NPO原子力資料情報室/若者気候訴訟の原告)
・講演「韓国の気候正義運動が教えてくれた誰もが運動のアクターになるための方法」
 渡辺あこさん(Ilpen(일팬) Solidarity Club)
・ディスカッション「東アジアが脱原発の歩みを進めるために、市民に求められていることとは何か」
・質疑応答
・abtよりご案内+閉会挨拶

※スケジュールは予告なく変更する可能性がありますのであらかじめご了承ください。
※イベント終了後しばらく編集の時間をいただきますが、YouTubeとabtサイトで記録動画を公開予定です。公開の際にはPeatix、メルマガ、Facebook、YouTube等でお知らせしますので、通知を受け取れるよう事前にフォローの設定をお願いします。

【ゲストのプロフィール】

● 高野聡さん(認定NPO原子力資料情報室/ソウル大学環境大学院博士課程修了) ※兼モデレーター
横須賀市在住。2010年から11年間韓国で暮らす。2011年の福島第一原発事故で原発問題の深刻さに気付き、韓国で脱原発運動に加わる。2015年から韓国の大学院に進み、エネルギー政策や社会運動などを学ぶ。2022年2月から脱原発団体「原子力資料情報室」に入り、主に核ごみ問題を担当している。同年4月には経済産業省の審議会である特定放射性廃棄物小委員会の委員にも就任した。現場との連帯を大切にし、北海道の寿都町などを定期的に訪れている。

● 川﨑彩子さん(認定NPO原子力資料情報室/若者気候訴訟の原告)
2000年うまれ、北海道伊達市出身。大学2年のとき、気候危機が人びとや生物に不平等な影響を与えると知り、Fridays for Futureで気候正義運動を始める。のちに原発の不正義も知るようになる。現在は、脱原発も含めた気候正義のための公正で民主的な連帯に関心がある。学校卒業後、都議会議員政策スタッフを経て、今年4月より原子力資料情報室で活動。2024年から気候訴訟の原告。好きなことは犬の散歩と哲学対話。

● 渡辺あこさん(Ilpen(일팬) Solidarity Club)
2000年うまれ。大阪在住のK-POPファン。グローバル気候危機アクショングループのKPOP4PlANET(K4P)にて活動経験あり。K4Pではカバーしきれなかった、「日本人」がK-POPを消費することのモヤモヤについても提議するため、Ilpen(일팬) Solidarity Clubを立ち上げる。気候危機だけでなく、植民地主義やクィア文脈でも活動を展開している。

※「クィア」とは、性自認や性的指向において、異性愛規範(ヘテロノーマティヴィティ)や性二元制(ジェンダー・バイナリー)に当てはまらない人々、あるいはそのようなあり方全般を包括的に指す言葉です。また、それらの規範に対して批判的な視点を持ち、固定化された性別や恋愛の枠組みを問い直す政治的・理論的立場をも含みます。もともとは英語圏で「風変わり」「異常」といった差別的な意味合いで使われていた言葉ですが、1990年代以降、当事者たちがその言葉を自ら肯定的に再定義し、アイデンティティとして取り戻した歴史的背景があります。

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