三条市には、令和7年4月現在10か所の「こども食堂」(地域食堂を含む)があり、その数は年々増えています。
子どもたちに無料または低額で食事を提供する「こども食堂」は、食事だけでなく交流の場として広がっています。「子ども」と「食」が持つ人と人とをつなげる効果を実感でき、「子ども」と「大人」も”幸せでありたい”という想いを形にできる場所です。
運営者は、子育て中のお母さんやNPO法人など様々です。中には子育て中のお母さんが子ども食堂へ参加し、活動内容に賛同して参加者から運営スタッフとなり、新たに別の地域で「こども食堂」を立ち上げた方もおります。一人の思いが複数に伝わり、その温かい気持ちが三条市内に広まっています。
一方で、活動を継続していくには、自己資金だけでは厳しい状況にあり、活用できる助成金等も限られています。加えて、近年の物価高騰に伴い金銭面で更に苦慮していると聞きます。
今後も子どもたちの笑顔で溢れ安心できる居場所の「こども食堂」を継続・拡大していくためには、みなさまのご支援が必要です。